ほぼ1分で完成の野菜つまみ「磯和え」は見た目の地味さを上回る美味しさです【山本リコピン】

こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。

切った野菜、ちぎった海苔、調味料を和えるだけ、ほぼ1分でできる「磯和え」。写真のとおり、どちらかといえば見た目は地味な一品かもですが……すぐにできて、とにかく美味しい! おつまみに、もう一品ほしいときにぴったりなんです。

ということで今回は、夏らしくトマトとオクラを使って、2種類の磯和えを作りました。調味料はシンプルにしょうゆだけでもいいのですが、今回はちょっとアレンジして、よりおつまみ仕様にしています。

それでは早速レシピです。

 

山本リコピンの「トマトの磯和え」

【材料】1~2人分

  • トマト 1個
  • しょうゆ 大さじ1
  • 七味唐辛子 小さじ1/2
  • 焼きのり 適量(今回は細長いおにぎり用を1枚使用。大判の板のりなら1/3枚程度)

 

作り方

1. まずはトマトの磯和えから。トマトは縦4等分に切り、さらにそれぞれを斜めに切る。

これで8等分の乱切りになります。

 

2. 焼きのりは細かくちぎっておく。

 

焼きのりは、わが家ではおにぎりを巻く用に細長くカットされたものを常備しています。ラーメンにのせるときなどにも使いやすく、しまっておくときにも場所をとりませんよ。

 

3.ボウルにしょうゆと七味唐辛子、ちぎった海苔を入れて混ぜたら、

 

トマトを加えて和える。

 

4. 器に盛る。

 

山本リコピンの「オクラの磯和え」

【材料】1~2人分

  • オクラ 5本
  • ポン酢しょうゆ(しょうゆでもOK) 大さじ1
  • 焼きのり 適量(今回は細長いおにぎり用を1枚使用。大判の板のりなら1/3枚程度)
  • 水、塩 適量
  • ミョウガ(刻む) お好みで適量

 

作り方

1. オクラは、茎の乾いている先端を切り落とし、かたいガクの部分をくるりと一周むいて食べやすくする。

ふだんスーパーなどで買うオクラの産毛はチクチクするほどではなく気にならないので、私は産毛をとる板ずりは省いています。新鮮で産毛のしっかりしたものは、まな板にオクラを置き、塩を2~3つまみ(分量外)ほどまぶしてオクラを転がし、板ずりしてから茹でてください。

 

2. 鍋に水を入れて沸かし、水の量の1%の塩(今回は水600mlに塩6g程度)を入れたら、オクラを入れて2分茹で、

 

冷水にとる。

冷水にとるときれいな緑色を保つことができ、より見た目よく仕上がります。

 

3. 海苔は細かくちぎっておく。

 

4.2のオクラの水気をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取り、斜めに2~3等分に切る。

 

5.ボウルにポン酢しょうゆと海苔を入れて混ぜ、

 

オクラも加えて和える。

 

6. 器に盛り、お好みで刻んだミョウガをのせる。

 

この夏は“カスタム磯和え”で!

香りのいいのりが調味料を吸って具材に絡むので、調味料のみで和えるより味がしっかり付きます。これが磯和えの美味しさ!

トマトの磯和えは、のりの風味とピリッと辛い七味唐辛子が、みずみずしいトマトに抜群に合います。刻みねぎやかつお節などを追加してもいいですね。

オクラの磯和えは、暑い時期にうれしい酸味をポン酢しょうゆでプラスしました。のりとポン酢がまたよく合います。こちらは刻んだミョウガをのせて、おつまみ感をアップさせました。

 

他にも、しょうがやごまなどお好きな薬味をのせたり、ズッキーニやパプリカ、ゴーヤなどで作ったりするのもおすすめの磯和え。

おつまみや副菜に、この夏は“カスタム磯和え”をお試しください。

 

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