ふわっとした口当たりと、ほどけるような食感……そして甘いクリームがたっぷり入った「ブッセ」。筆者はこのお菓子に出会った時、「こんなに優しい味は初めてだ!! 」と感動すら覚えたほどの大のブッセファン。ある日、ぼーっとネットを眺めていると、生ブッセ専門店のニュースが目に入りました。これはぜひ知りたい! 行きたい! とにかくどんなお店なの!? とさっそく調べてみたのでご報告します。
どんなお店なの?
2015年4月6日、表参道にオープンした生ブッセ専門店「anovan」。手がけたのはロングセラー商品『ナボナ』で有名な自由が丘・亀屋万年堂です。昭和38年の発売開始以来、50年以上愛される『ナボナ』の技術を活かし、おいしいブッセを世に出したいという想いから誕生したお店とのこと。
ブッセの味の決め手・生地へのこだわり
ブッセの味を左右するのはなんと言ってもその生地です。「anovan」では、室温、湿度の調整から材料を混ぜるタイミングに焼成時間など、全てにおいて厳重なチェックとブッセ作りに対する確かな技術のもとで作り上げられています。他にはない、キメ細やかさと、柔らかさ、とろける食感はクセになること間違いなし!
生地との相性抜群のクリームにも注目
ふんわり軽く、口溶けの良い生地に合うクリームは、ブッセには欠かせませんよね。
「anovan」では、数ある生クリームの中から選び抜いた乳脂肪分48%の最高級純生クリームを使用。コクがありながらすっきりとした口溶けの生クリームと、新鮮な牛乳と卵黄を使用し、丁寧に炊き上げたカスタードクリームをベースに数種類のフレーバーを毎日、店内厨房にて作り上げています。
フロマージュ(1個300円)。
フロマージュクリームは、乳脂肪分48%の最高級純生クリームと、フランス産クリームチーズから作られたフレッシュでさわやかな酸味が特徴。
プレーン(1個300円)。
プレーンクリームは、卵の風味がしっかりと味わえるコクのあるカスタードクリームに、最高級純生クリームと濃厚な北海道産のマスカルポーネチーズをあわせることでクリーミーな仕上がりに。
チョコレート(1個300円)。
ベルギー産のクーベルチュールチョコレートを使用。ミルクのまろやかさとカカオのほろ苦さにカスタードクリームが深いコクを生み出します。
抹茶(1個300円)。
香り高く芳醇な宇治抹茶と、濃厚な純生クリームが相性抜群な抹茶クリームには、日本三大茶と呼ばれる日本茶の高級ブランド「宇治茶」を100%使用。
ストロベリー(1個300円)。
いちごの程よい酸味とやさしい甘さがよく合うフレッシュなストロベリークリーム。北海道産のマスカルポーネチーズを使用。
それぞれのフレーバーごとにこだわりがつまっているので、全部試してみたくなりますね。
他にも、期間限定フレーバーも随時登場! こちらもぜひチェックしてみましょう。
手みやげにもぴったりで、かわいいパッケージは女性の心もグッとつかんでくれそうです。
食べればなんともいえない優しい気持ちになれるお菓子「生ブッセ」。専門店の味を一度味わってみてはいかがでしょう?
お店情報
anovan (アノヴァン)表参道店
東京都渋谷区神宮前4丁目26番地22号 原宿Hビル1階
※このお店は現在閉店しています。
※飲食店の掲載情報について。
書いた人:亘 未央
編集兼ライター。突然、務めていた編プロが倒産したことをきっかけに、フリーライターとしての活動を開始。旅行誌を中心にさまざまなメディアで執筆。某旅行紙にて都内おみやげ特集を担当。年間150点以上のおみやげスイーツと戯れている。得意エリアは東京駅・丸の内。