甘じょっぱくてビールがすすむ「台湾風 豚たまトーストサンド」をフライパン1つで焼くレシピ

こんにちは! ベトナム料理普及家のKi Yamamotoです。

家でできるベトナムご飯、アジアご飯のレシピや調味料、食文化に関する情報を発信している僕が今日紹介したいのは、食事にもビールのおともにもぴったり、台湾風のトーストサンドです。

台湾では、トーストサンドはカフェや屋台の朝メシの定番。具材は甘いものからしょっぱい系までバリエーション豊かで、ちょっと甘めの台湾のマヨネーズやピーナッツバターを使ってコクを出すのがポイントです。

今回はそんな台湾のトーストサンドをイメージして、オイスターソースと五香粉で下味をつけた豚こま肉を香ばしく焼き、卵焼き、マヨネーズと一緒にトーストにはさみました。

スパイス香る豚肉とマヨネーズ、香ばしいトーストの組み合わせは、朝メシはもちろん、ビール片手に食べるのにもぴったりですよ! それでは作り方です。

 

Ki Yamamotoの「台湾風 豚たまトーストサンド」

【材料】(1人分)

  • 食パン(8枚切り) 2枚
  • 豚こま肉 100g
  • 卵 1個
  • きゅうり(2~3mmの厚さに切る) 6枚
  • マヨネーズ 大さじ1
  • しょうゆ 小さじ2
  • オイスターソース 小さじ2
  • サラダ油 小さじ2
  • 砂糖 小さじ2
  • 五香粉 小さじ1/6
  • 塩 ひとつまみ

 

作り方

1. ボウルなどに豚こま肉を入れ、しょうゆ、オイスターソース、砂糖、五香粉を加えたら、よく混ぜて下味をつけます。

肉は大きければ食べやすく3~4cmに切ってください。

 

2. 卵は割りほぐし、塩を入れて混ぜこちらも下味をつけます。

 

3. フライパンに食パンをのせたら中火で熱し、うっすら焦げ目がつくまで片面1~2分ずつ、両面焼きます。もう1枚も同様に焼き、取り出します。

 

4. 食パンを焼いたフライパンにサラダ油を引いたら中火で熱し、割りほぐしておいた卵を流し入れて広げます。

最初は触らずに、フチがモコモコと盛り上がってきたらフライ返しなどでひっくり返して両面焼きます。焼けたら取り出します。

 

5. 卵を焼いたフライパンを中火で熱し、次は下味をつけた豚こま肉を入れて広げます。こちらも卵と同様にそのまま触らずに焼き、肉の色が7割ほど変わってきたらひっくり返して、裏面を1分ほど焼いて火を通します。

 

よく焼いて肉に焼き色をつけ、うま味と香ばしさをプラスします。

 

6. トーストを1枚おき、薄切りきゅうりを3枚並べたら、卵焼き、残りのきゅうりの順にのせます。その上に、焼いた豚こま肉を厚さが均等になるように全体に広げてのせ、マヨネーズをかけます。

 

7. もう1枚のトーストをのせ、軽く押して全体をなじませたら、包丁で半分に切って完成です。

 

香ばしく焼けた豚肉がたっぷり!

カリッと焼けたトーストを具材ごと噛みしめると、まずは卵のやさしい甘さがフワッと広がり、続いて豚肉のパワフルな味わいがやってきます。肉のうま味と甘じょっぱいたれ、そして五香粉の甘い香りが1つになって、これはウマい! ビールにもよく合いますよ。

マヨネーズのクリーミーな感じもトーストによくなじみますね。そして、少し厚めに切ったきゅうりのさっぱり&カリカリ感がいいアクセントになって、気づけばあっという間に完食。大満足のトーストサンドでした。

 

ちなみに、このトーストサンドはアウトドアで作って食べるのにもぴったり。トーストは炭火で焼くと外はカリッと、中はふんわり美味しく仕上がりますよ。

フライパン1つでできるボリューム満点のトーストサンド。豚肉も卵焼きもはさんで、ガッツリ召し上がってくださいね。それでは、また次の記事で会いましょう!

 

作った人:キー山本

ベトナム料理人。ベトナム屋台料理のキッチンカー「URIと台所。」の店主も務める。調理師免許を取得後、都内の高級中国料理店で修行。その後、ベトナム人の妻URIちゃんとの出会いをきっかけに二人で一緒にベトナム料理を学ぶ。家でできるアジアご飯をテーマに、アジア各国の美味しいもののレシピや調味料、食文化に関する情報などを発信中。好物は麺類全般。

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企画協力:フーディストノート

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