
弥彦山山頂へ手軽に行けるロープウェイ
新潟県の弥彦村には、自然や景色を楽しみつつ、美味しい食事を出来るスポットがあります。
場所は、弥彦山の山頂付近となります。
弥彦山は登山初心者にもお勧めな山としても知られており、1時間以上かけて登ってもたどり着けるのですが、今回は、手軽に山頂まで行けるロープウェイを使っての行き方をご紹介します。
ロープウェイの乗り場へは、弥彦神社拝殿の近くに無料バスの乗り場があります(歩いても行けます)。

駐車場からバスのりばへは、上の写真の場所を左に少し登って行きます。


▲バスのりば

少しバスに乗ると、ロープウェイの「さんろく駅」へとたどり着きます。

往復料金は、大人1,500円、こども750円。

▲乗り場で乗客を待つロープウェイ「うみひこ」号

緑に包まれた景色の中を進んで行きます。

出発し、しばらくしてから振り返ると、かなり高いところにきている事に驚きます。

登る途中「やまひこ」号とすれ違います。

そして山頂駅に到着! 降り口では、遠く広がる景色を楽しめます。
山頂駅から外に出ると……


景色と美味しい料理を楽しめる展望大食堂

階段を登ったところに建物があります。

「展望大食堂」なるものがあるようです。さっそく行ってみましょう。


窓に面したカウンター席からは、海や山などの綺麗な景色を眺める事が出来ます。

広くゆったりとしたテーブル席は、席数も充実。
様々なメニューがあり迷いましたが、山の名称がつけられたこちらの一杯を頂くことに。


▲やひこラーメン(790円)
あっさりと飲みやすい醤油味のスープに、多加水の細麺が良く合います。
「これぞ醤油ラーメン」
といったシンプルかつスタンダードな一杯は、何度食べても食べ飽きる事がなさそうな美味しさでした。
日本海に沈む夕日をイメージした一杯
続いては、日本海を一望出来るレストランにピッタリな一品です。

▲日本海夕日らーめん(890円)
日本海に浮かぶ佐渡ヶ島と真っ赤な夕日をイメージした一杯とのこと。

スープはあっさりとした塩味です。

「夕日」をイメージしたこの「夕日せんべい」は、割ってスープに浸して食べるのがお勧めです。
レモンとバターもついてきます。

途中、レモンを絞り入れれば、酸味によるサッパリ感を加える事が出来ます。
また、バターを投入する事で、まろやかなコクをプラス出来ます。
見た目にびっくりなパフェ
醤油味と塩味のラーメンを食べた後は、甘いものが食べたくなりますよね。
今回はメニューの中から、ひと際目立つ一品を注文してみました。

▲ツリーパフェ(650円)
パフェの上にソフトクリームがのった奇抜な見た目です。
ソフトクリームのコーンの上には、チョコスティックがのり、かなりの高さになっており、「ツリー」というネーミングなぴったりな仕上がりです。
ちなみに、この「ツリー」というネーミングには、ある意味が込められています。
それは、この弥彦山の標高が大きく関係しています。
弥彦山の標高は……
634m
です。
東京スカイツリーと同じ高さなのです!
これぞ正にパフェ界のスカイツリー!

ソフトクリームの下には、各種フルーツなど色々なものが入り、バリエーション豊かな美味しさを楽しめます。
食事の後は、解放感たっぷりな景色を楽しもう


レストランの上には展望台があり、解放感と広がる景色を楽しめます。

すぐ近くにはパノラマタワーがあり、こちらの展望台よりも更に高い位置まで昇っていくのが見えました。これはチャレンジしてみない訳にはいきませんよね!

パノラマタワーの乗り場へは、こちらのクライミングカーに乗っていきます。
では、パノラマタワーの乗り場へ向かいましょう!

パノラマタワーへの移動手段として使われるクライミングカーですが、これ自体もなかなかの迫力です。

▲パノラマタワーの入り口

中は円形の座席があり、そこに座って景色を楽しみます。
少しずつ、昇っていきます。

まず視界に現れるのが、先ほどまで食事をしていた展望レストランです。
タワーを昇り詰めると、遠く広がる景色を眺める事が出来ます。

▲弥彦山山頂方面

▲遠く広がる新潟平野
新潟平野は、東京都の面積と同じ位の大きさがあると言われ、この弥彦山は、その新潟平野の中央部の海側に位置し、平野の各地から見る事が出来ます。

日本海を一望出来ます。

▲パノラマタワーの上から見た展望レストラン

下を見るとかなりの高さである事が分かります。
山の上にあるタワーからの景色は最高でした!
筆者自身、弥彦山には登山で何度も訪れ、景色を観る機会も多かったのですが、パノラマタワーから観る景色は一味違うものがありました。

パノラマタワーの景色を楽しんだ後は、クライミングカーで展望レストランへ戻ります。
ちなみにクライミングカーの往復料金は、大人380円、こども260円、
パノラマタワーの料金は、大人650円、こども350円となっています。

一通り楽しんだ後は、ロープウェイの山頂駅へ。

帰りは「やまひこ」号でした。

昇りとはまた違った感覚を楽しめます。

▲途中すれ違う「うみひこ」号

さんろく駅に到着し、無料バスに乗って元のバス停へと行けばロープウェイの旅は終了です。
季節ごとに移り変わる景色
また、弥彦山は山頂付近で綺麗なあじさいが楽しめるスポットとしても知られています。



山頂付近では、平地よりも気温が低い事もあり、時期が少し遅めとなり、7月頃が最盛期なのだとか。
新緑の時期、アジサイを楽しめる初夏、秋の紅葉の時期など、それぞれの季節でまた違った楽しさがある事も魅力の一つです。
ロープウェイから見える自然たっぷりの景色、展望レストランの美味しい料理の数々、そしてパノラマタワーからの絶景。
様々な楽しみが詰まったロープウェイの旅を是非一度体験してみて下さい。
お店情報
弥彦ロープウェイ展望レストラン
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2898
電話番号:0256-94-4141
書いた人:新潟ラーメン.com

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