クミンとバタピーで中東の万能調味料デュカ風に。「豚バラ肉とニラのクミン和え麺」が香ばしすぎ【エダジュン】

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こんにちは、料理研究家のエダジュンです。

本日はナッツとスパイスの香る「デュカ」風のスパイス塩を作って、エスニックな味わいの和え麺にしてみました。

デュカは、中東やエジプトの食卓でおなじみの万能調味料。ナッツ、クミンシード、コリンアンダーシード、そして塩などを混ぜたもので、料理にトッピングしたり、オリーブオイルと混ぜてパンにつけたりして使います。

今回はそのデュカを作りやすくアレンジ。おつまみ用のバターピーナッツとクミンシード、塩の3つを合わせてデュカ風のスパイス塩を作りました。今回のようなうどんやパスタなどの麺類、炒めもの、冷奴やサラダ、マリネのトッピングに使っても美味しいですよ。

 

エダジュンの「豚バラ肉とニラのクミン和え麺」

【材料】(1人分)

  • 焼きそば麺 1玉
  • 豚バラ肉(3~4cm幅に切る) 100g
  • ニラ(3~4cm幅に切る) 1/3束
  • ごま油 小さじ2
  • クミンシード 小さじ2
  • 塩 小さじ1/3
  • バターピーナッツ 小さじ1

 

作り方

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1. クミンシードとバターピーナッツをボウルに入れ

 

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ヘラの裏や麺棒などで粗めに砕く。

 

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2. フライパンに砕いたクミンシードとバターピーナッツ、塩を入れ、弱火で1~2分、表面に焼き色がつくまで煎る。煎ったら火を止め、取り出しておく。

粗くつぶして煎ることで、香り高く仕上がります。

 

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3. 空にしたフライパンにごま油を引き、中火で豚バラ肉を炒める。

 

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4.豚バラ肉に火が通り色が変わったら、ニラ、焼きそば麺をほぐしながら入れる。全体を混ぜたら、水大さじ2(分量外)を加え、フタをして2分ほど蒸し焼きにする。

 

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5. 火を止めてフタとり、2を和えたらできあがり。

 

ナッツとクミンで、箸がすすむ香り

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クミンのカレーっぽい香りと、煎ったピーナッツの香ばしさが食欲をそそる一皿。味付けはシンプルに塩だけなので、豚バラ肉のうま味がジュワッと引き出されて、箸がどんどんすすみます。 デュカ風スパイス塩は、今回はクミンシードで作りましたが、これをコリアンダーシードに変えても、もちろん両方入れてしまっても爽やかで◎。

ちなみに、少し変わったところではキウイやパイナップルに少しふるとパンチのある味わいに変わって美味しいですよ。

自家製のスパイス塩で作るエスニックな和え麺。スパイスの美味しい使い道の1つとして、ぜひ試してみてください。

 

作った人:管理栄養士 エダジュン

管理栄養士 エダジュン

料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。

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企画協力:フーディストノート

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