※本記事の海外で撮影した写真は新型コロナウイルス流行前のものです
久本雅美、柴田理恵、梅垣義明などタレントとしても活躍する役者や、ポカスカジャン、猫ひろしなどの個性派芸人などが所属する劇団「WAHAHA本舗」に、世界33カ国で1,000回以上の海外公演を行い、海外から高い評価を得ている2人組コメディー・パフォーマンス・グループがいる。
グループ名は「3ガガヘッズ」。
全身タイツ姿による映画の名シーンの再現や、さまざまな小道具を使った音楽ネタなど、言葉に頼らないパフォーマンスが持ち味だ。
彼らは2011年から「勝手にワールドツアー」と題して、呼ばれてもいない国に飛び込んでいき、どんな場所でも無料ライブを開催するという体当たりの活動を行っている。
そのステージは、現地の学校や孤児院、工場、病院、ショッピングモ-ル、村の広場など、多岐にわたる。
▲ベトナム・ハノイの小学校でパフォーマンス(写真提供/3ガガヘッズ)
そんな10年間の活動をまとめた初の著書『3ガガヘッズの勝手に全身タイツ旅~笑顔を届けた33カ国の喜跡~』(ロフトブックス)を刊行した3ガガヘッズに、現地で食べた思い出の“秘境メシ”を語ってもらった。
▲トニー淳(左)、正源敬三(右)による2人組コメディー・パフォーマンス・グループ。劇団「WAHAHA本舗」所属。2005年結成。日本国内でのさまざまなメディア・イベント出演の一方、2009年より海外ライブツアーを開始、現在までに世界33カ国で1,000回以上の公演を行っている。2012年のアフリカ6カ国ツアーで訪れた、ベナンからは「日本&ベナン親善大使」にも任命され、その功績が認められた。
アフリカの乗り合いバスで警察官とトラブル
まず初めに、これまで3ガガヘッズが訪れた33カ国を列挙しよう。
アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、ペルー、チリ、韓国、台湾、ベトナム、フィリピン、インドネシア、サモア、バヌアツ、東ティモール、モンゴル、中国、ネパール、シンガポール、オーストラリア、カンボジア、タイ、ラオス、マレーシア、インド、バングラディッシュ、フランス、スコットランド、コートジボワール、ベナン、ケニア、南アフリカ、マラウイ、タンザニア(順不同)。
その大半が事前にコースを決めず、現地の大使館や領事館、時にはネットを通じて連絡を取り合った現地に住む見ず知らずの人に協力を仰ぎ、ライブ先を決めていくという。
──1つの国に、どれぐらい滞在するんですか?
トニー:だいたい1カ月、最低でも10日間は1カ国に滞在します。近所の国を幾つか回るときもありますけど、それぐらい滞在しないと国の事情って分からないんですよ。地元の人と上辺だけ仲良くなって、すぐにお別れしてたら、普通の海外ツアーと変わらないですからね。
正源:たかだか1カ月ですけど、できるだけ現地の人や文化に触れたいので、まずは市場に行って、ローカルの食堂で食事をして、交通手段も乗り合いバスなどの陸路を使うようにしています。
▲タンザニアの工場で、お昼休憩中にライブ(写真提供/3ガガヘッズ)
──現地で乗り合いバスを利用するのは、かなりハードルが高いと思うんですけど、移動中に怖い目に遭ったことはないんですか?
トニー:タンザニアからマラウイに移動するときにありました。何度も乗り合いバスを乗り換えて目的地に向かうんですけど、車内でギューギュー詰めの中で座っていたら、窓際の席だった正源が写真を撮っていたんです。バスが停まっている間も写真を撮っていたら、若い警察官がバーッときて、窓越しから正源の胸ぐらを掴んで、「何やってんだ! 俺を撮っただろう?」みたいなことを叫んでいるんです。
正源:窓から引きずり降ろされそうになりましたからね。
トニー:僕からしたら、素直に弁明してほしかったんですけど、頑なに正源は「撮ってないから」と言って降りようとしないんです。当時は3人で活動していて、もう1人のメンバーがカメラを持って代わりに降りて、警察署に同行されたんですけど10分経っても戻ってこない。仕方がないから僕も行くことにして、「俺が行く代わりに正源はバスを引き留めておいてくれ。最悪出発するってことになったら、バスから荷物を下ろしてくれ」と言い残して警察署に向かったんですよ。
──ハラハラする展開ですね。
トニー:警察署に到着したらメンバーが「資料だから撮影した写真は消したくない」と口論しているんです。でも埒が明かないから、1枚ずつ撮影した順に写真を確認してもらって、実際に写っていたら消去すると約束したんです。そしたら100枚目ぐらいで、ばっちりと警察官が写っていたんです。当然ですけど、それを見て警察官は激高ですよ。
──どうやって解決したんですか?
トニー:「ごめん。俺たちは知らなかったんです」と言いながら、警察官が写っている写真は全て削除しました。そしたら最後に「金をよこせ」と。でも僕たちは汚い身なりをしていましたし、「俺たちはノーマネー」だと小銭しか入ってないダミーの財布を見せて、納得してもらったんです。
──ダミーの財布を用意しているのはさすがです。
トニー:ところが、その後に上司らしき警察官が現れたので、もう一度、経緯を説明したんです。すると上司は部下の警察官をたしなめて部屋から出した後、「悪かったな。じゃあ俺にもお金をくれ」ですよ(笑)。それで同じやり取りを繰り返して、ようやくバスに戻ったら、「大丈夫だったか?」って正源が満面の笑みで待ってたんです。「大丈夫じゃねーよ!」って。
正源:トニーたちが戻ってくるまで50分ぐらいかかったんですけど、乗客と打ち解けて、運転手さんには「大丈夫だ。もうすぐお前のお友達は戻ってくるよ」って励ましてもらいました。すっかり2人のことを忘れて、なんて乗り合いバスはいい人たちばかりなんだろうって感動しちゃいました。
トニー:僕たちが戻ってきたら、「良かったな!」って拍手喝采でしたから。
正源:言葉は伝わらなくても、気持ちは伝わるんだなって心を打たれました。
世界3大コメディーフェスティバルで結果を残す
海外ツアーを始めたきっかけは、2007年にWAHAHA本舗で参加した日中国交正常化35周年の記念イベント。1週間の滞在期間で、3ガガヘッズが行ったライブは現地で評判となり、海外に目を向けることになる。
トニー:中国で味を占めて、2009年に世界3大コメディーフェスティバルの一つとして知られるスコットランドの「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」にチャレンジしたら、世界中から集まった2,000組以上の演目の中から、もっとも斬新で独創性に富んだパフォーマーに贈られる賞「マルコム・ハーディー・アワード」に、日本人として初めてノミネートされたんです。順位で言うとベスト5に入るようなものでした。それから3年連続で参加して、着実に集客は伸びていたんですけど、爆発的な人気は得ることができなかったんです。
▲「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」に参加した際、路上でライブのビラ配り(写真提供/3ガガヘッズ)
正源:どんなに現地でウケても、いいプロモーターがつかないと大きな会場ではライブができないので、収入的にはプラスにならないんです。
トニー:そんな僕たちを見かねてか、WAHAHA本舗の社長兼演出家の喰始(たべ・はじめ)から、「君たちが目指すのはメジャーな国じゃない。普通の芸人やパフォーマーが行かない国に行って、どこでもいいからやらせてくれというスタンスでライブをやれば、面白がって注目してくれる人も出てくる。そうすれば日本でもチャンスがくるはず」とアドバイスをいただいたんです。それで、なんのツテもないところから、「勝手にワールドツアー」を始めたんです。
フランス領のフランスパンに感動
──海外で外食するときは、どういう基準でお店を選ぶことが多いんですか?
トニー:地元に溶け込みたいので、なるべく地元民が行く定食屋さんなどを選んでいます。ほぼメニューは読めないので、他のお客さんが食べているのを指さして選んだり、メニューに載っている写真を頼りにオーダーしています。
──大使館や領事館の方におすすめのお店を聞くことはないんですか?
トニー:もちろんありますし、お店に連れて行ってもらうこともあります。ただ基本的には地元の人に聞くようにしています。駐在員は滞在期間が決まっているので、ローカルに入り込んでない方も少なくないんです。だから案内されるお店も観光客向けだったりします。地元の人と触れ合うことが大切なんですよね。
――海外で自炊をすることはあるんですか?
トニー:先ほどお話ししたエジンバラや、フランスのアヴィニョンで開催されたフェスティバルに参加したときは、バックパッカー向けの宿に長期滞在したので、自炊をしていました。都市は外食代がバカにならないですからね。そういえば正源がエジンバラで、1斤ぐらいの大きなパンを買って毎日食べていたんです。
宿泊していたのは8人部屋の安い宿で、窓も1つしかなくて、太陽光が入らなくて日中も真っ暗。数日後、たまたま西日が差したのでパンを見たらカビだらけだったんですよ(笑)。
正源:お腹が空いていると、味の違いも分からないんですよ。俺たちは短期間でカビが生えるような場所で寝泊まりをしているのかとビックリしました。
トニー:日本でも湿気の多い時期は数時間でカビが生えるけどな。
――おなかは壊さなかったんですか?
正源:頻繁に海外に行ってると胃腸が強くなるみたいで、滅多なことではおなかを壊さなくなるんです。
トニー:海外ツアーは2人だけで行くことがほとんどなんですけど、テレビ出演で韓国の釜山に行ったことがあって、そのときは珍しくマネージャーが数名同行したんです。収録が終わって、打ち上げで居酒屋さんに行って刺身を食べたんですけど、マネージャー全員が食あたりになりました。
正源:帰国後、「地獄の夜だった。もう二度と行きたくない」と言ってました。僕たちと違って免疫力がなかったんでしょうね。パンと言えば、フランスに行ったらフランスパンは絶対に食べてください。日本よりも安くて、めちゃめちゃ美味いんですよ。
トニー:フランスでフランスパンが美味しいのは当たり前と思うかもしれませんが、海外に行って日本で食べるよりも美味しいって食べ物は、なかなか出会えないんですよ。やっぱり日本で売っている食べ物は、日本人の味覚に合わせていますからね。フランスパンに話を戻すと、かつてフランス領だったベトナムもフランスパンは美味しいんです。
正源:屋台で山積みにされているフランスパンですら美味しい上に、フランスよりも圧倒的に安いんです。日本で食べるフランスパンよりも甘みがあって、硬いけどモチモチしているんですよね。
▲ベトナム・ハノイの小学校で約2,000人の子供たちを前にパフォーマンス(写真提供/3ガガヘッズ)
トニー:同じくフランス領だったコートジボワールもフランスパンは美味しかったので、独自のレシピが受け継がれているんでしょうね。フランスで料理修業した日本人はたくさんいるのに、どうして日本に受け継がれていないのか不思議です。
ラオスで食べたオオトカゲのスープ
――先ほど、まずは市場に行くと仰ってましたが、こんなものを現地では食べるんだと市場で見て驚いた食材はありますか?
トニー:ラオスの市場で、入り口に生きたカブトムシが山盛りでカゴに入って売っていたんですよ。素揚げで食べるみたいなんですけど、ラオスは昆虫食がメジャーなので人気の食材みたいです。
正源:カブトムシの前に、子供たちが嬉しそうに群がっていたんですけど、それが食材として美味しそうだからなのか、日本みたいに昆虫として人気があるのか分かりませんでした。
トニー:ラオスの市場では、死んだオオトカゲが売られていたのもインパクトがありました。
正源:大量の魚が並んでいる横に、恐竜みたいなオオトカゲが1頭だけ舌を出して並んでいたんですよ。
▲ラオスの市場で売られていたオオトカゲ(写真提供/3ガガヘッズ)
トニー:たまにしか獲れないらしくて、かなり貴重らしいんです。興味が湧いたので、現地の人に案内してもらって、オオトカゲ料理を出す定食屋さんに連れて行ってもらいました。
正源:食べたのはオオトカゲのスープだったんですけど、ざく切りした肉がヌルヌルして硬くて、気持ち悪い食感でした。
▲オオトカゲのスープ(写真提供/3ガガヘッズ)
トニー:そもそも肉はスープをとるだけだったらしいんです。
正源:先に言ってくれって話ですよね。スープ自体はコンソメ味で美味しかったんですけど、あまりオオトカゲの必要性を感じない味でした。
――他に衝撃を受けた食材は何がありますか?
トニー:コロンビアでお世話になった大使館の方に、カピバラ肉専門の焼き肉屋さんに連れて行ってもらいました。豚に近い味で、めちゃめちゃ美味しかったです。コロンビアでカピバラを食べるのは一般的みたいですね。
あとペルーのマチュ・ピチュのふもとが観光地になっているんですけど、そこにはいろんな国のレストランがあって、アルパカのバーガーが売ってました。肉は独特の風味があるんですけど臭みはなくて、普通に美味しかったです。
▲全身タイツを着てマチュ・ピチュで記念撮影
アフリカの孤児院でふるまわれたおやつに感動
――海外でもっとも美味しかった飲食店をそれぞれ教えてください。
正源:ベトナムで食べた「ヤギのおっぱいの焼き肉」です。現地でお世話になった方に連れて行ってもらったんですが、高架下にある道路の端っこに一軒だけお店があって、ビールケースをひっくり返したような容器がテーブル替わりで、昭和のような風情があるんです。
▲ベトナムで食べたヤギのおっぱいの焼き肉(写真提供/3ガガヘッズ)
トニー:先日ライブ配信で、ベトナムでお世話になった方とお話したんですけど、現地でヤギのおっぱいはメジャーな食べ物みたいです。牛たんみたいに薄くスライスしてあって、硬くもなく柔らかくもなく、絶妙な食感なんです。
正源:一緒にフランスパンも出てくるんですけど、ヤギのおっぱいとの相性が抜群なんです。バターを塗って食べても美味しかったです。
トニー:僕はマレーシアの首都クアラルンプールで食べた麺料理「ドライチリバンミー」が最高に美味しかったです。平打ち麺で、たれは辛みがあって、その中に魚粉のようなものが混ざっていて、まぜそばのように食べるんです。僕たちが食べたお店は現地に住む日本人の方に連れて行ってもらったんですけど、30人ぐらいの行列ができていました。
正源:あれは日本店を出してほしいぐらい美味かったよね。
――現地の人の自宅などに招待されて家庭料理を食べることもあるそうですが、お店以外で食べた中で印象的な食事は何ですか?
トニー:インドの孤児院で食べたカレーです。大きな葉っぱの上に数種類のカレーがよそってあって、地べたに座ってみんなで食べるんですけど、雰囲気も含めて印象に残っています。
正源:僕はアフリカの孤児院で食べたビスケットとミルクです。慎ましいおやつですけど、みんなで仲良く食べて、懐かしいような気持ちになって、しみじみ感動しました。
あとバヌアツの部族の村に1泊させてもらったんですけど、そこでご馳走していただいた晩御飯が強烈でした。フルーツパーラーみたいにフルーツが山盛りなんですよ。肉や野菜もあるんですけど、とても食べきれない量でした。
トニー:その辺にマンゴーが自生してますからね。しかも、めちゃめちゃ甘くて美味しいんです。
バヌアツで出会った酩酊感を得られる飲み物
――いちばん美味しくなかった料理は何ですか?
トニー:エジンバラで食べた数種類の豆をペースト状にした料理です。オシャレなレストランで、盛り付けもキレイ、色もカラフルなんですけど、どれも吐瀉物を食べているような味わいで美味しくなくて……。現地の人は美味しそうに食べていたので、味覚の違いかもしれません。
正源:僕はタンザニアで食べた正体不明のステーキです。大量の血が滴っていて、肉は毛が生えたままで、一口食べた瞬間、吐き気がしました。僕はどんな食べ物でも残さない主義なんですけど、唯一残しましたね。
――よく得体のしれないステーキをオーダーしましたね。
正源:肉は生命の源ですから。それに肉は熱処理すれば安心じゃないですか?
トニー:いつも正源はそう言うんですけど、肉のほうが安心できないじゃないですか? 保存状態も悪いし、焼き加減も指定できないし。魚のほうが絶対に安心ですよ。悪くなっていたら、臭いで分かりやすいですしね。そもそも正源は魚が嫌いなんですよ。
正源:嫌いというか、骨がある食べ物が苦手なんです。実際、南米で食べたナマズのから揚げは美味しかったですよ。
トニー:確かにペルーの定食屋さんでピラニアのから揚げを美味しそうに食べていたもんな。
――お酒の飲める国では、お酒を飲みますか?
トニー:2人ともお酒好きなので、よく定食屋さんやバーに飲みに行きますね。いろいろ飲みますけど結局どこの国でも美味しいのはビールです。ただ海外では身の危険があるので、酔っ払うまでは飲まないです。
飲み物といえば、お酒ではないんですけど、バヌアツで飲んだ「カヴァ」が強烈でした。コショウ科の木の根から作られた飲み物なんですけど、カヴァ専門のバーがあって、現地の人に連れて行ってもらったんです。1杯50円ぐらい。味は苦くて美味しくないので、飲んだ後に水で口をゆすぐ人もいるんですけど、飲んで10分ぐらい経つと酩酊感があるんです。
▲現地の人とカヴァで乾杯(写真提供/3ガガヘッズ)
――違法な飲み物ではないんですか?
トニー:粉末状にしたものがお土産として売られているので合法です。飲む場所は公園みたいな広場で、日が暮れるにつれて大勢のおっさんがわらわらと集まってくるんですよ。
正源:みんな何するでもなく、広場でカヴァを飲んで、ぼーっと夕陽を見ているんです。
トニー:酒みたいに酔って声を荒げたり騒いだりする人もいなくて、平和な雰囲気なんですよ。ただ粉末を日本に持って帰って、水に溶かして飲んでみたんですけど個人的には何の効果もなかったです。
▲バヌアツでは病院内の渡り廊下でパフォーマンス(写真提供/3ガガヘッズ)
勝手にGoTo JAPANツアーを開催
――2020年は新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりとなるWAHAHA本舗の全体公演が中止。さらに予定していた海外ツアーも無期限延期になってしまいました。現状では当分、海外ツアーの開催が難しい状況の中、新しい試みを始めたそうですね。
トニー:以前から国内の小さな島や、電車の終着点のような僻地の村など、海外でやっているようなツアーを日本でもやってみたいと思っていたんです。でも国内ツアーも難しい状況ですから、「勝手にGoTo JAPANツアー」と題して、忘年会、新年会、結婚式、誕生会など、観てくれる人が5人以上いれば全国どこでも伺うツアーを開催中です。
正源:僕たち2人の交通費と最安の宿泊費は負担していただきますが、出演料は0円で投げ銭制です。
トニー:僕らのパフォーマンスは喋らないので、飛沫が飛ぶ心配もありません。すでに岐阜や北海道などからオファーが届いています。今のところ2021年1月までの期間限定ですが、興味があったら3ガガヘッズの公式ホームページからお気軽にお問合せください。
当面、海外ツアーの開催は難しく、先行きの見えない状況でも、めげることなく新しいことに挑戦する3ガガヘッズ。また彼らが世界中でライブを行って、現地でしか味わえない貴重な体験を日本に報告できる日を心待ちにしたい。
撮影:丸山剛史
※本記事の海外で撮影した写真は新型コロナウイルス流行前のものです