味覇の万能さに甘えた、意識低い「無限ナス」のレシピを考える

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突然ですが、みなさん料理していますか?

 

ぼくは、会社と一人暮らしの自宅を往復するだけの生活に完全に順応してしまい、今や「自炊をする」という選択肢すらなくなりました。

 

しかし、やっぱり料理がしたい……!

 

料理はできないだけで、興味がないわけじゃないんですよ。ほら、夜中にちょっとお腹が空いたときとか、軽いつまみが欲しいときとか、意外と寂しいし……。あと、自分でおいしいものが作れるって、なんかいいじゃないですか。

 

一人暮らしの台所を支える、強い味方の登場

今日はそんな「料理のわかばマーク」がなかなか取れないライターによるレシピ記事ですが、ご安心ください。強い味方にお越しいただきました

 

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▲もはや貫禄さえ漂わせるお姿

 

万能中華調味料、味覇(ウェイパァー)です。

 

ちまたでは「入れればおいくなる」「調味料はこれがあれば十分」なんて言われているチート調味料。最近では鍋の素やカップ麺も見かけますし、この紅の衣をまといし堂々たる佇まいに見覚えのある方もいるのでは?

 

今日はこの味覇に頼りきって、流行りの「無限レシピ」に挑戦します。

 

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▲よろしくお願いします。一礼

 

材料は最小限、加熱はレンジ。味付けは味覇におんぶにだっこ

それではさっそく、作っていきましょう。

 

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材料(※ ナス1本あたりの目安)

  • ナス
  • ごま油 大さじ1.5
  • 味覇 小さじ2

 

用意するのは、調味料のほかは「メイン食材さえ買ってくれば作れるし、余らない」をコンセプトに、この3つ。調味料は保存がききますが、ふだん料理をしない単身者にとって、中途半端に食材が余っていることのプレッシャーってバカにできないですもんね。

 

そして、味付けは味覇だけというストロングスタイル。メインにナスを持ってきたのは、純粋にぼくが好きだからです。

 

1.ごま油に味覇を加え、混ぜる

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▲すでに、白米をいくらでも食べられそうな香りがする

 

味覇はペースト状なので、ダマにならないよう、この段階でしっかりごま油と混ぜ合わせておくのがポイントです。

 

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▲スプーンの背中でつぶすように混ぜると効率が良い

 

2.細切りにしたナスを投入

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▲お箸があるせいでもう食べられそうだが、もう少し我慢である

 

ナスに味覇と油がからむようにしっかり混ぜていきます。ナスが多少油を吸ってきたら最後の段階へ。

 

3.器にラップをかけ、レンジでチン

500ワットで2分が目安。ラップと容器は、耐熱性のものを使うことをお忘れなきよう。

 

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▲こんな投げやりなレシピにも関わらず、上品な佇まいをしている

 

ナスがしんなりしてきたら完成。準備からお皿に盛り付けるまで、5分ほど。慣れてきたら3分台も夢ではないでしょう。

 

お酒のアテにもなる無限レシピが完成

最後に薬味を少々。もちろん写真映えを意識したやつなので、無くても大丈夫です。お好みでごまや七味唐辛子をかけてもおいしく召し上がれそうですが、今回は白髪ネギをチョイスしました。

 

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▲汁物がないのが悔やまれるところ

 

さっそく、白米を用意して実食。……ああ、うめえでやんの。

 

やわらかくなったナス、ごま油の香ばしさの奥底にある味覇の風味…… もっとわかりやすく言うなら、ひき肉の入っていない麻婆茄子、といったところでしょうか。

 

当然ですが油っけもあるので、これだけあれば寂しくならずに白米がいただけます。 白米はもちろん、お酒のアテとしてもいい仕事をしてくれそうです。

 

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▲「ていねいなくらし」みたいな絵になった

 

ごま油や味覇の分量もお好みで、ごま油の香りが強すぎると思った場合はサラダ油でもOK。「俺は味覇で死ぬほど白米が食いてえんだよぅ」という人は、もう少し味覇を足して、強めの味付けにしても良いでしょう。

 

しかし、やはり驚くべきは見切り発車で挑戦した企画をきちんと成立させる味覇のポテンシャルの高さです。今日のレシピならばナスじゃなくても、きちんとおいしくしてくれるのでは……?

 

ああ、お米が足りないな、こりゃ。

 

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▲ごちそうさまでございました

 

書いた人:メシ通編集部

メシ通編集部

メシ通編集部です。

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