もち米が無くても一個のお餅とご飯できる「なんちゃって・ぼたもち」のレシピ

こんにちは、野菜農家のホマレ姉さんです。

今日は私がよく作る和のおやつ「なんちゃって・ぼたもち」をご紹介します。

見た目も味も普通のぼたもちなんですが、どこが違うのかって言うと、実は中身の材料が異なるんです。

皆さんご存じのように、通常ぼたもちはもち米(あるいはもち米とうるち米を合わせて)から作りますが、このぼたもちはお餅とご飯で作ります。

お餅とご飯をちょうどいい具合に合わせてコネコネすることで、もち米を半潰しにしたような感じに仕上げるんです。

これだと、わざわざもち米を買う必要もないから、小腹が空いたときや甘いものが欲しいときに簡単に作れるでしょ。

今は特にお正月で余ったお餅がお家にあるって方も多いと思うので、そんな方は是非チャレンジしてみてくださいね。

 

材料(小6個分)

  • ご飯(温かいもの)   200g
  • 切り餅(約50g)   1個
  • 水   大さじ1
  • きな粉   大さじ1と1/2
  • 砂糖   大さじ1と1/2
  • 塩   少々
  • こしあん(小豆)   135g

 

作り方

少量の塩が甘味を引き立てる
  1. 器にきな粉、砂糖、塩を入れて混ぜ合わせておく。

 

必ず温かいご飯で
  1. ご飯をボウルに入れ、すりこぎなどで粘りが出るまで半潰しにする。

 

餅の様子を見ながら柔らかくなるまで加熱する
  1. 耐熱容器に水を振りかけた餅を入れてラップを掛け、電子レンジ(500w)で30〜50秒加熱して柔らかくする。

 

手を濡らしておくと餅やご飯がくっつきにくい
  1. 2.のボウルに3.を入れ、粗熱が取れたら手で練り混ぜる。

 

ほどほどに丸ければ大丈夫
  1. 4.を約50g(きな粉味用)3つと約30g(あんこ味用)3つずつに分け、それぞれを丸めておく。

 

転がすように2〜3回まぶす
  1. 約50g(きな粉味用)に丸めた4.のそれぞれに1.のきな粉をまぶす。

 

ラップはあとで包むのに使う
  1. はかりにラップを広げ、こし餡を45gずつ3つに分ける。

 

だいたい円形ならばよい
  1. 7.の上からラップをかけて餡を挟み、手で円形に押し広げる。

 

簡単に包むことができ、仕上がりもキレイ
  1. 8.の餡から上のラップを外して手の平にのせ、約30g(あんこ味用)に丸めた4.をそれぞれ包む。

 

捻った部分が下になる
  1. ラップを捻って丸く形を整える。

 

似た大きさの2個をペアにする
  1. きな粉とあんこのぼたもちを1つずつ皿に盛る。

 

 

この「なんちゃってぼたもち」ですが、一つだけ難点があって、それは普通のばたもちよりも早く固くなってしまうこと。

作ってから3時間くらいするともう固くなり始めるので、できるだけ早目に食べるようにしてください。

今回のレシピはあんこときな粉の定番ですが、黒ゴマや青のり、ナッツ味なんかもオススメですよ。

ぼたもちは米や豆など植物性の材料だけで作るので、罪悪感もあまり無く甘味を楽しむことができる嬉しい和スイーツです。

腹持ちが良く、一個だけでも十分な満足感を得ることができるぼたもちを考えてくれたご先祖様に感謝ですね。

書いた人:ホマレ姉さん

ホマレ姉さん

岡山県で20年余り続けてきた有機農業を一旦終了。拠点を同県内の他地に移し、再開すべく奮闘中(2019年現在)。オシャレなレシピからビギナー向けの簡単なレシピまで、ワクワクするようなレシピを目指している。

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