
夏になると私が毎年作るのが「焼きそうめん」。そうめん消費レシピとしてもおすすめですし、そもそも美味しいので食べたいから作る麺料理、という一皿です。茹でたそうめんと冷凍食品を使って具だくさん、簡単にパパッと作ります。
この焼きそうめんをちょっと多めに作っておいて、「そうめんピザ」も作ると二度美味しい。焼きそうめんとそうめんピザ、どちらもレシピも紹介します。
嫁さん評価 ★★★★★
「しっかりとコクのあるそうめん炒めって感じ。強火で炒められてる感じがするわね」
娘評価 ★★★★★
「私は断然、ピザが美味しい! そうめんにチーズって合うんだね。食べてたら段々とチーズの味がするから飽きないのかも」
かめきちパパの「焼きそうめんバターしょうゆ味」
【材料】1~2人

- そうめん 3束(150gくらい)
- 冷凍シーフードミックス(えび、イカ、アサリ) 200g
- 日本酒(あれば) 少々
- 玉ねぎ 1/4個
- ピーマン 1個
- バター 20g
- しょうゆ 大さじ3
- 塩、こしょう 少々
作り方

1. 玉ねぎは5mm幅にスライスし、ピーマンは種を取り輪切りにします。

2. 熱湯にシーフードミックスを入れ、日本酒も入れてさっと茹でます。
酒を少し入れて茹でると、シーフードミックス特有の臭みが和らぎます。

キッチンペーパーで水気を取っておきましょう。

3. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、中火でそうめんを茹でます。

途中、そうめんが吹きこぼれそうになったら水100cc(分量外)ほど入れて落ち着かせます。もう一度吹きこぼれそうになったら火を止めます。火を止めるまで1分20秒くらいでした。

4. 水でしっかりと揉むようにして洗います。ぬめりが取れて喉越しがよくなります。

5. 熱したフライパンにバターを溶かして、1、2を入れて中火で炒めます。

6. 玉ねぎがしんなりしてきたら塩、こしょうをし、4のそうめんを加えて強火にし、

しょうゆをまわしかけて手早く炒めます。しょうゆが全体になじんだら出来上がりです。
そうめんを炒める時は強火で一気に炒めること。長く炒めていると、そうめんの粘りが出てきてくっつきやすくなるからです。
そうめんはとにかく強火で炒めること

仕上げに入れたしょうゆが香ばしい「焼きそうめん」です。強火で炒めれば麺がくっつきづらいので、そうめんチャンプルーを作るときにもやってみてください。

今回は、“アフター”でそうめんピザも食べたいので超大盛りで作りましたが、1人で焼きそうめんだけ食べるなら、茹でるそうめんは2束(100g)くらいで十分。その際は、具材や調味料はそれぞれ70%くらいに減らしてください。
焼きそうめんでもう一品、「シーフードそうめんピザ」

そして、これがおすすめの「シーフードそうめんピザ」。といっても、チーズと卵をプラスするだけなんです。ポイントは、そうめんがくっつかないようにフライパン用ホイルなど“くっつきにくいホイル”を使うこと。

まず、焼きそうめんを作り、その麺50gほどをくっつきにくいホイルの上に薄く広げます。少しくらい隙間があっても大丈夫。

焼きそうめんの具を散らして、真ん中にくぼみ(卵ポケットです)を作っておきます。

真ん中に卵1個(分量外)を落としたら、とろけるスライスチーズ2枚(分量外)をちぎってのせます。
800wのオーブントースターで8分くらい、卵が少し固まるまで焼いたら出来上がり。

卵を崩して、カリッと焼けたそうめんに絡めながら食べるのは幸せを感じる瞬間! 麺と麺の隙間にチーズが溶け込んで、チーズの味をしっかりと感じます。赤ワインにぴったりの薄焼きピザ、という感じです。
茹でてツルツルっと食べても、ひと手間かけて炒めても、焼いても。この夏もそうめんは本当に重宝する食材ですよ。
作った人:かめきちパパ

調理師免許と食育アドバイザーをもつ主夫。うるさいお姫様2名と「お弁当・命!」の嫁さんとの4人暮らし。ご飯のおかずからお酒の肴まで和・洋・中なんでも作ります。「楽しく作って、楽しく食べる」そんな楽ウマ料理を楽しんでいます。
- ブログ:SAKE TO RYOURI
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