すっかり冷えてきて、温かい食べ物が恋しくなる秋の夜。気の利いたつまみと焼酎のお湯割りでほっこりするのもいいものです。
焼酎でもワインでもそうですが、酒とつまみは香りや味わいを同系統でそろえるとウマい。というわけで、甘くてほっこり美味しい旬のさつまいもで、芋焼酎のお湯割りに合うつまみを作ってみました。さつまいもの甘味を活かした「レンチン塩肉じゃが」です。
ポイントは、さつまいもと他の食材と分けて電子レンジで加熱すること。最後にさつまいもを合わせることで煮崩れしにくくなりますよ。
さつまいもにはビタミンC、食物繊維、βカロテンなんかが入っていてお腹にも優しい。特に皮の部分に栄養があるので、皮をむく手間も省いて丸ごといただきましょう。
嫁さん評価 ★★★★★
「さつまいもの甘味もしっかりとあって、その甘さを引き出す豚肉や玉ねぎのバランスがいいわね。塩肉じゃがだから色味も壊れなくていいわね」
娘評価 ★★★★☆
「シンプルにじゃがいもの肉じゃがいもでもいいけど、さつまいもってこんな風に食べても美味しいんだね」
かめきちパパの「さつまいもの塩肉じゃが」
【材料】2人前
- さつまいも 1本(300g)
- 豚薄切り肉 100g
- 玉ねぎ 1/2個(100g)
- にんじん 1/3本(40g)
(A)
- 水 100ml
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- 塩 小さじ1/4
作り方
1. さつまいもはしっかりと洗って、
ラップで2重で包んでから、500wのレンジで4分加熱します。2~3分蒸らし、ラップの上から爪楊枝をグッと押し込む感じで刺せるくらいでOK。ラップを外し、一口大のサイズに切ります。
2. 豚肉は食べやすいサイズに切り、玉ねぎは1㎝幅のくし切りに、にんじんは皮をむき小さめの乱切り(にんじんを転がしながら包丁を斜めに入れて切っていきます)にします。
3. 耐熱ボウルに2と(A)を入れ、ふんわりとラップをかけて500wのレンジで4分加熱します。
4. 一度ラップを取って1を加え、ざっくりと混ぜ合わせたら、
再びふんわりとラップをかけて500wのレンジで5分加熱します。
5. 少し冷ましてから器に盛ったら出来上がりです。
電子レンジで肉じゃがを美味しく作るコツは?
さっぱりした塩味の肉じゃがで、さつまいもの甘さと美味しさが引き立ちます。芋焼酎とお湯を6対4で割った“ロクヨン”のお湯割りにドンピシャ。
もちろんご飯のおかずにも文句なしです。
食材の固さによって加熱時間が変わるので、一度で加熱しようとせず、何回かに分けて加熱しながら作るのが電子レンジで肉じゃがを美味しく作るコツ。湯がいても、蒸しても、揚げても間違いない秋のさつまいも。美味しい旬の食材は、手間なしレシピでどんどん消費しましょう。