こんにちは! 管理栄養士の北嶋佳奈です。
ストックできて栄養満点、和洋中いろいろな味付けで美味しく食べられるサバ水煮缶。今回は、そんなサバ水煮缶レシピのバリエーションに加えていただきたい「レンチンカレーサバじゃが」をご紹介します。
肉のかわりにサバを使うから、サバじゃが。サバ水煮缶を汁まで残さず使って、市販の和風だしもめんつゆもなしでうま味たっぷりに作ります。さらに、サバと相性のいいカレーの風味もプラス! ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもいけますよ。
北嶋佳奈の「レンチンカレーサバじゃが」
【材料】(2~3人分)
- サバ水煮缶 1缶
- じゃがいも 中2個(300g程度)
- にんじん 1/2本
- 玉ねぎ 1/2個
- バター、青ねぎ(小口切りにする) 適量
(A)
- しょうゆ 大さじ1と1/2
- 砂糖 大さじ1/2
- 水 大さじ1と1/2
- カレー粉 小さじ1/2~1
作り方
1. じゃがいも、にんじんは皮をむいて食べやすい大きさの乱切りに、玉ねぎはくし切りにする。
2. 耐熱ボウルに1と(A)、サバ缶の汁を入れざっくり混ぜ、すき間をあけてふんわりとラップをかけて電子レンジ(600w)でまずは6分加熱する。
ここでは、じゃがいもはまだちょっとかためな状態です。
3. 破裂防止に写真のようにサバの身を崩して加え、全体を混ぜて今度はラップなしで4分加熱する。
ラップをかけずに加熱して水分を飛ばします。
4. 一度取り出し、加熱ムラが出ないように全体を混ぜて、もう2分加熱する。
じゃがいもに竹串や爪楊枝などを刺し、スッと通るくらいになったらOK。もしかたい場合は、様子を見ながら追加で30秒ずつ加熱してください。
5. 器に盛り、バターをのせて青ねぎをちらして完成。
バターは最後に加えることで風味が引き立ちます。
忙しい年末こそレンチン調理!
サバのうま味を吸ったじゃがいもとにんじん、玉ねぎは、溶けたバターも絡んでうま味もコクもさらにアップ! カレー粉のパンチも効いていて、これは箸がすすみます。
じゃがいももにんじんも、数回に分けて加熱することでムラなく火が通っています。奥までとはいきませんが、味もしみていて満足の仕上がり。時間があればしばらくおくとさらに味がなじんで美味しいですよ。
バターのかわりにチーズをのせるのもオススメです。
電子レンジで加熱中にもう一品作ったり、お酒の準備をしたり、並行して何かできるのがレンチン調理のいいところ。何かと忙しい季節、ちらかった部屋を片付けながらサバ缶で一品、なんていうのもいいですね。買い置きのサバ缶でぜひお試しください。
作った人:北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。白砂糖は使わず、麹甘酒や食材本来の甘みで体にやさしいおやつを作る「こはなのおやつ」のプロデュースも手がける。『からだ想いのまんぷく小鍋』、『デパ地下みたいな ごちそうおにぎり』(ともに宝島社)など著書多数。最新刊『遅夜ごはん』(宝島社)は、とにかく簡単に作れて、栄養バランスもよくて、さらに糖質控えめの夜食レシピを掲載。
- ホームページ:北嶋佳奈公式ホームページ
- Instagram:@kanakitajima
- YouTube:@KanaKitajima
企画協力:レシピブログ
テレビや雑誌で活躍する人気料理家やフーディスト・17,000名が参加する料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずやお弁当、お菓子など120万件のレシピを無料で検索できる。
- ウェブサイト:レシピブログ
- Facebook:@comu.recipeblog