
こんにちは~筋肉料理人です!
9月も半ばになり、猛暑も少しは和らいで食欲の秋って感じになってきました。食慾が出てくるとご飯ものが美味しくなりますね。
というわけで今日は、熊本の郷土料理「高菜飯」を九州人の私、筋肉料理人がアレンジした「ザーサイ飯」です。

たっぷりのザーサイににんにくと辛みを効かせ、食欲が爆発しますよ。ビールにもぴったりです。
筋肉料理人の「ザーサイ飯」
【材料】1人分
- 豚バラ肉薄切り(豚こま肉でもOK) 50g
- ザーサイ 50g
- タカノツメ 1/2本
- にんにく 1/2かけ
- ごま油 大さじ1/2
- 温かいご飯 1人分
- 温泉卵 1個
- 刻みねぎ 適宜
(A)
- しょう油、酢 各小さじ1
- 砂糖 小さじ1/2
温泉卵は市販のものもありますが、鍋で15分で簡単に作れるので覚えておくと便利ですよ。こちらの記事をご覧ください。
作り方

1. 豚バラ肉は一口大に切ります。

ザーサイは粗く刻みます。

にんにくはみじん切りに、

タカノツメはキッチンバサミで細かい小口切りにしておきます。(A)は混ぜ合わせておきます。

2. フライパンにごま油を入れて中火にかけます。豚バラ肉とにんにくを入れて炒め、

豚バラ肉の色が変わったらザーサイ、タカノツメを入れ、

(A)をかけて炒めます。

3. 水分が半部位飛んだら弱火にして、温かいご飯を入れ、木べらでご飯を切るようにして混ぜます。

ここがチャーハンや焼き飯と違うところ。ご飯を炒めずに混ぜるので、ご飯のふっくら感がそのまま残ります。

4. ご飯と具材が混ざったら火を止めて、盛りつけます。今回は小さめの丼に詰めて、

皿をかぶせ、ひっくり返して丼を外します。ご飯のてっぺんをスプーンで少し凹ませ、ここに温泉卵をのせたら、刻みねぎをちらします。
ザーサイがご飯に深~い旨味を

筋肉料理人風「ザーサイ飯」の完成です。温泉卵をつぶし、ザーサイ飯に卵黄を絡めながらいただきます。熊本の高菜飯では錦糸卵をトッピングすることが多いですが、このザーサイ飯にはとろりとした温泉卵がベストマッチです。

ザーサイの旨味はどこか高菜漬けを思わせる風味があり、ご飯に深~い旨味が入ります。これににんにくの香り、タカノツメのピリ辛、豚バラ肉の濃厚な旨味が入って、スプーンが止まらない美味しさになりますよ。酢と砂糖、タカノツメを少し使うことで味が締まり、高菜の炒め物の酸っぱ辛さも出せます。
ザーサイが残っていたので、同じ味付けで「ザーサイもやし炒め」も作ってみました。

ご飯の代わりにもやしを入れ、豚バラ肉の量を増やします。ザーサイ飯とセットで秋のザーサイ祭りはいかがでしょうか。
【材料】1人分
- 豚バラ肉薄切り(豚こま肉でも) 100g
- もやし 1袋
- ザーサイ 50g
- にんにく 1/2かけ
- タカノツメ 1/2本
- 刻みねぎ 適宜
- ごま油 大さじ1/2
(A)
- しょう油、酢 各小さじ1
- 砂糖 小さじ1/2
作り方
1. 材料の切り方はザーサイ飯と同じです。豚バラ肉は一口大に切ります。ザーサイは粗く刻みます。にんにくはみじん切りにします。タカノツメはキッチンハサミで細かい小口切りにしておきます。
2. フライパンにごま油を入れて中火にかけます。豚バラ肉とにんにくを入れて炒め、豚バラ肉の色が変わったらザーサイ、タカノツメを入れて軽く炒めます。

3. 強火にしてもやしを入れ、

混ぜ合わせた(A)をかけて炒めます。

タレが絡み、水分が少なくなったら皿に盛り、刻みねぎをちらして完成です。

いつものもやし炒めににんにく風味とザーサイの旨味、ピリ辛が入り、しゃきしゃきの食感と豚バラの脂も合わさって激ウマです。ビールもご飯もいける味になっています。

ザーサイ飯にザーサイもやし炒め、切って炒めるだけ、調味料も家にあるもので足りるので、どちらもお試しください。
ザーサイは、花椒と一緒にカップラーメンにトッピングするのもおすすめです。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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