
こんにちは~筋肉料理人です!
今日は、鶏むね肉とブロッコリーを使ったシュクメルリ風を紹介します。「シュクメルリ」はワイン発祥の地といわれるジョージアの伝統的な料理で、鶏肉をにんにく入りのクリームソースで煮込んだ料理。にんにくをがっつり効かせるのが特徴です。白いご飯にも合うので、シュクメルリという名前は日本でもよく聞かれるようになりましたね。
これを牛乳、バター、しょう油など家にあるもので筋肉料理人風に作ってみます。鶏むね肉に下味を付けるのは、ポリ袋を使うと味がよくなじみ、洗い物も少なくて便利ですよ。
筋肉料理人の「鶏むね肉とブロッコリーのシュクメルリ風」
【材料】2人分
- 鶏むね肉 1枚(300g)
- ブロッコリー 150g
- 玉ねぎ 1/2個
- ピザ用チーズ 50g
- 牛乳 400ml(2カップ)
- おろしにんにく 小さじ2
- 固形コンソメ 1個
- しょう油 小さじ2
- レモン果汁 小さじ1/2
- 小麦粉 大さじ2
- バター 20g
- 黒こしょう 適宜
- サラダ油 小さじ2
(A)
- 小麦粉(薄力粉)、日本酒 各大さじ1
- しょう油、レモン果汁 各小さじ2
- 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2
- おろしにんにく 小さじ1
- 黒こしょう 適宜
作り方

1. 鶏むね肉は大き目の一口大に切って、

ポリ袋に入れ、(A)を加えて口をとじ、手でもんだら室温で30分置きます。
日本酒、レモン果汁の効果で肉がやわらかくなり、小麦粉をもみこむことで加熱しても水分と旨味が流れ出にくくなります。

2. ブロッコリーは小房に切り分けて水にさらし、

水気を切って耐熱ボウルに入れ、ラップをかけて電子レンジ600wで2分30秒加熱します。
ブロッコリーは冷凍ブロッコリーでも大丈夫です。規定の方法で解凍してください。

3. 玉ねぎは薄切りに、

固形コンソメは溶けやすいように包丁で細かく削り、牛乳と混ぜて(完全に溶かさなくてOK)おきます。

4. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけます。フライパンを傾けて油がスッと流れるようになったら弱火にし、1の鶏むね肉の皮を下にして入れ、

フタをして7分焼きます。

7分焼いたら鶏むね肉を返し、

フタをして3分焼き、

一旦取り出します。フライパンの汚れをキッチンペーパーでふき取っておきます。

5. フライパンにバターを入れて中火にかけます。

玉ねぎ、おろしにんにくを入れて炒め、

玉ねぎに透明感が出たら、小麦粉を入れて炒めます。

6. 玉ねぎが軽く色づいたタイミングで3の牛乳をまずは50mmほど入れ、

混ぜます。

とろみが付いたら、

混ぜながら残りの牛乳を少しずつ加えていき、

とろみのあるクリームソースを作ります。

7. クリームソースにしょう油、レモン果汁を入れて味を調えたら、

ブロッコリー、取り出しておいた鶏むね肉を入れます。

ピザ用チーズをちらしてフタをし、チーズが溶けたらできあがりです。

黒こしょうをふっていただきます。
とろけたチーズとにんにく香るクリームソースをたっぷりからめて

「鶏むね肉とブロッコリーのシュクメルリ風」の完成です。今回は熱々を食べたかったので、フライパンのままテーブルに出してみました。

下味をつけた鶏むね肉は、焼いてから入れるので香ばしさがあり、中はやわらかジューシーです。これにとろけたチーズとにんにく香るクリームソースをからめると、旨味がガツンと来る感じ。ブロッコリーもクリームソースがよくからんで、どんどん食べてしまいました。ビールもイケる味です。

にんにく大好きって方は、“追いにんにく”をするのもいいでしょう。本場のレシピでは仕上げにこれでもかとにんにくをトッピングするようなので、お好みの量を追加してください。

このシュクメルリ風、クリームソースなのでもちろんパンも合いますが、このレシピではしょう油を味付けに使っていることもありご飯もおすすめです。

オン・ザ・ライスして黒こしょうをふって食べてみると、にんにくの強い風味と、しょう油で味付けしたクリームソースはご飯に合いすぎ。茶碗でなく、カレー皿に大盛りしたいくらい美味しかったです。

筋肉メシとしてもおすすめの、鶏むね肉とブロッコリーのシュクメルリ風。家にあるもので手軽にできるので、一度お試しください。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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企画協力:フーディストノート

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