こんにちは、筋肉料理人です！
カツオのたたきでおなじみの高知県には「なすのたたき」というご当地料理もあります。素揚げしたなすに焼いたアジの身、たっぷりの薬味をのせ、ぽん酢しょう油をかけていただく一品。
素揚げしたなすはとろりとやわらかく、薬味とぽん酢しょう油であっさりウマい！ 今回は、そのなすのたたきをできるかぎり美味しさそのままに、電子レンジや缶詰を使って作りやすくアレンジしました。
筋肉料理人の「なすのたたき風レンジ蒸し」
【材料】2人分
- なす 2本（300g）
- ツナ缶（オイルタイプ） 1缶
- ミョウガ 2個
- おろしにんにく 小さじ1/4～お好みで
- ぽん酢しょう油 大さじ1と1/3
- 大葉（青じそ） 4枚
- 刻みねぎ 適量
作り方
1. なすはヘタを切り取り、皮に4ヵ所くらい、縦に浅く切り込みを入れます。
皮付きのまま料理するので、皮に切り込みを入れておくことで食べやすくなります。
2. なす全体を水で濡らして耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジ600wで6分加熱します。
3. 加熱したなすはすぐに、流水に1分ほどさらし、バットなどにのせて冷ましてください。
加熱してすぐに冷ますことで、皮の色が悪くなるのを防ぎます。
4. 薬味を切ります。大葉は葉の裏側を内側にしてくるくると巻き、丸めて細く切ります。
大葉は裏側に香り成分が多いので、切りながらまな板に触れることで、まな板に香りが移ってしまうともったいないです。そこで、葉の裏を内側に巻いて切ります。
ミョウガはせん切りにします。縦半分に切ってから、穂先の方からまな板と平行に、2～3本、根元の白いところまで切り目を入れます。続いて、根元の方からも同じように2～3本、穂先の開いているところまで切り目を入れ、
それからせん切りにします。こうすると、根元でつながっていない、きれいなせん切りになります。
5. ツナ缶は汁気を切ります。
ぽん酢しょう油には、おろしにんにくを混ぜておきます。
5. 3のなすを1cmくらいの厚さに切ります。
6. 盛り付けです。なすを皿に盛り、
ツナをちらし、大葉、ミョウガ、刻みねぎをたっぷりのせ、
5のにんにくぽん酢をかけて出来上がりです。
思っていた以上にウマい！ ビールのつまみにバッチリ
「なすのたたき風レンジ蒸し」の完成です！ レンジ蒸ししたなすはとろりとやわらかく、そのまま食べても甘味があって美味しいです。そこにツナのうま味を足して、薬味をたっぷりのせ、さらに、にんにく風味のぽん酢をかけることで、さっぱりしているけど切れのある、あと引く美味しさになりました。
なすのやわらかさは想定内でしたが、いろんなうま味が足され、薬味も香りよく、これは思っていた以上にウマい！ 冷たいビールのつまみにバッチリです。
もし食事として食べるなら、そのままご飯のおかずにするほか、茹でたそうめんにのせた「なすのたたき風のっけそうめん」もぜひ。
とろりとしたなすとそうめんが相性抜群で、絶対おすすめのアレンジです。お好みで麺つゆをかけてください。
そろそろ秋なすが美味しい季節ですね。電子レンジで手軽にできるなすのたたき風レンジ蒸しをぜひお試しください。
作った人：筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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企画協力：フーディストノート
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