うまいマグロを食べるなら沖縄へ行け! 「まぐろや本舗」で腹いっぱい食べつくし

沖縄旅行で食べたいものといえば、沖縄そば、ゴーヤーチャンプルーをはじめとする沖縄料理にアグー豚、安くてでっかいステーキ。沖縄ならではの味を楽しむのが、旅行の醍醐味です。でも忘れてはいけないのが、まぐろ。まぐろ処沖縄の港町「まぐろ屋本舗」なら美味しいマグロを一年中食べられるのです。

エリア曙・港町 (沖縄)

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問:

今アナタは、むしょ~に美味しいマグロが食べたい気分です。

目の前に“ドコにでも行ける夢のようなドア”があったらドコへ行きますか? 

 

答:

沖縄

 

ということで来ました、那覇市・泊(とまり)港。

大きなフェリーターミナルがあるこの場所は、海の玄関口としても知られています。那覇空港から車で約15分、那覇の中心街からもほど近い沖縄屈指の港町です! 

 

なぜ沖縄でマグロなのか

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 え? マグロ=沖縄のイメージがない? 

そ、それは何ということでしょう! 

 

沖縄は全国で有数の「生鮮マグロ漁獲量」を誇る県。

しかも、クロマグロ(本マグロ)・キハダ・メバチ・ビンチョウと、日本で獲れる4種類のマグロが全て水揚げされている県。

なおかつ、暖かい海流のおかげで1年中マグロを水揚げできる県だというのに! 

 

だいぶ説明的になりましたが……。

つまり沖縄に来れば、いつでも新鮮な旬のマグロが食べられるということなのです! 

 

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せっかくなら、とれたてのマグロが食べたい! そんなアツイ思いをかなえるため、泊漁港内にある「泊いゆまち」へ向かいます。

 

コチラは23店舗の鮮魚店が入る魚市場。

なんでも泊漁港で水揚げされるものの約70%はマグロなんだとか! 

 

泊漁港内にあるマグロ丼店「まぐろや本舗」

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ズラリと並んだ新鮮な魚。

威勢のいい掛け声。

賑やかな市場内を進んで行くと……。

 

ありました! 「丼・すし まぐろや本舗(以下:まぐろや本舗)」。

 

青い暖簾の向こうは、いたってシンプルなお店の作り。市場の活気を感じながら美味しいマグロをいただくなんて、贅沢じゃありませんか!

 

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「まぐろや本舗」は、鮮魚卸売仲買をしている「カネヤマ水産」が手掛けるマグロ専門店。だからこそ、安い・うまい・新鮮なマグロ丼を、いろんな食べ方で楽しめるというワケなんです。

 

早速オーダーしたのは、この日のお目当て。朝6時~11時までの限定朝メニュー「海鮮卵かけご飯」です。

 

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▲海鮮卵かけご飯(480円)

 

みんな大好き卵かけご飯 feat. マグロ!

旬のマグロ(※この日はメバチ)とソデイカが、紅白鮮やかに白米を彩ります。

 

あぁ、このビジュアルだけでも早起きしたかいがある……。

 

ちなみにセットの汁は、「アラ汁」「イカスミ汁」「アーサ汁」の3種類からお好みで選べます。写真はアラ汁。

 

すべてのメニューに汁が付くほか、丼のご飯は白米 or 酢飯を選べるのもうれしい。素晴らしいホスピタリティーです。

 

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「海鮮卵かけご飯」には、特製醤油&塩麹わさび付き。このメニューのために試行錯誤されたという欠かせない相棒たちです。

 

この特製醤油がコレだけで飲めるんじゃないかないか!? ってくらいうまい。やわらかい麹の香りと、ピリリと爽やかな刻みわさびもイイ。

 

もちろん、選ばれただけあってマグロとよく合います! 

 

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旬を迎えたメバチマグロは、あっさりと甘く身がプリッ、トロッ。

クロマグロと比べ脂が少ないといわれるメバチですが、そのぶん凝縮された魚のうま味をダイレクトに感じます。

 

そこに醤油・わさび・麹の香りが加われば、もうノン・ストップご飯! 

 

ってアレ? 

た、卵を混ぜる前からうますぎじゃないかっ!

 

これに卵が加わったらどうなってしまうのか……。

 

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黄身をくずして、よく混ぜて。

 

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黄金に輝いたご飯がまぶしい! これぞ、海鮮・卵・ご飯の三位一体。

 

味・香り・食感すべてが幸せすぎる。

箸で食べるのがもどかしくてレンゲでバグバグ食べてしまいます。

 

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丼いっぱいのご飯も、あっという間に完食。

 

幸せな朝ごはんを終え一息ついていると「今あっちの解体場で、うちの社長がマグロさばいてますよ! 」とスタッフさんが教えてくれたので見学に行くことに。

 

この行動が、早過ぎるブランチのキッカケになるなんて……このときは夢にも思っていませんでした。

 

「泊いゆまち」ではマグロの解体が見学できる! 

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▲水揚げされたマグロをさばく、カネヤマ水産の當山社長

 

「泊いゆまち」内 にはガラス張りのマグロ解体場があり、時間が合えばマグロの解体を目の前で見学することができます。ここでさばかれて、すぐ隣のお店に届くと考えればバツグンの鮮度にも納得。

 

大きなマグロを鮮やかにさばく姿は職人そのものです! 見ているだけでテンション上がります。

 

そして、マグロが食べたくなります! 

 

さっき食べたじゃないか? 

いえ、あれは朝ごはんです。これから食べるのはブランチです! 

 

「まぐろや本舗」のおすすめメニュー

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▲まぐろ三色丼(880円)とセットのアーサー汁

 

ということでお店に戻って、本日のブランチ・マグロ丼。せっかくなので、おすすめの「まぐろ三色丼」をオーダーしました。

 

セットの汁は磯の香りが食欲をそそる「アーサー汁」。アーサーとは沖縄方言で「あおさ」のことです。

 

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「まぐろ三色丼」は、その名のとおりマグロの赤身・中落ち・ねぎとろが乗った一品。

 

なかでも、分厚く切られたこの豪快な赤味! マグロの底力を再確認する美味しさです。旬のメバチマグロって本当にうま味が濃厚なんですね。

 

クロマグロ > メバチマグロと思っていた昨日までの自分を叱りたい……。

 

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そしてマグロ好きにはたまらない中落ち。

程よい脂と、赤味とは一味違う味・香り。マグロらしさが凝縮されているのに臭みが全くないのは、やはり鮮度のおかげでしょうか。

 

赤味・中落ち・ねぎとろのバランスが絶妙で、最後の米一粒まで堪能しました。

マグロ三種の神器は、想像以上にスゴイ。大満足です! 

 

うまいマグロでお腹いっぱい。マグロの美味しさを再発見して心も満たされました。これは是非、季節ごとの旬マグロを全制覇したいところ。

 

そんな“次の楽しみ”を用意してくれるのも、「まぐろや本舗」が評判の理由かもしれません! 

 

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お店情報

丼・すし まぐろや本舗

住所:沖縄那覇市港町1-1-18 泊いゆまち1F
電話番号:098-869-0968
営業時間:6:00~16:00
定休日:無休
公式Instagram:https://www.instagram.com/maguroya.honpo/?hl=ja

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:mochiking

mochiking

沖縄在住のライター。降って湧いた南国移住計画により人生プランを270°くらい変更した、自称:東海岸の“キング”。ラーメン・コロッケ・ピザが好き。

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