老舗魚屋店主が刺身に入る「大根のつま」のウマい食べ方を教えます【魚屋三代目】

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こんにちは! 鮮魚魚武の三代目、料理家の魚屋三代目です。

市販の刺身パックって、たいてい大根のつまがたっぷり入っていますよね。

 

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立体感を出せて、刺身をきれいに盛り付けるのに重宝するつま。しょうゆに付けたり、ドレッシングをかけてサラダ風にしたり、すし酢と合わせてなます風にしたりと、箸休めとしての手軽な食べ方はいろいろありますが、量が多すぎて結局、残しちゃうことも……。そこで今回は、あのつまを手軽に美味しく食べ尽くすためのアレンジです。

シンプルな味付けですが、刺身丼のおともにもぴったり。お酒もすすんじゃう味ですよ。

 

魚屋三代目の「大根のつまのごま油炒め」

【材料】作りやすい分量

  • 大根のつま 100g
  • 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2
  • ごま油 大さじ1
  • きざみ海苔 適量
  • 明太子(ほぐしたもの) お好みで

 

作り方

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1. 大根のつまは流水で洗い流して、しっかりと水気を切っておきます。

炒めるときに油はねしないよう、水気はしっかりと切ります。

 

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2. フライパンにごま油を入れて熱し、

 

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大根のつまを入れたら、強火で炒めます。

 

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3. 全体に油がまわったら、鶏がらスープの素を加えて、

 

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炒め合わせます。

 

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4. 器に盛り付け、きざみ海苔をのせて完成。

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お好みでほぐした明太子をのせるのもおすすめです。

 

一品増やして刺身丼定食に!

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きざみ海苔がのると見た目は大根サラダですが、食べてみると、炒めることでごま油の香ばしさが大根のつま1本1本に移っていて、鶏がらスープのうま味も感じて美味しいです。塩気も控えめにしていますので、どんどん食べられちゃいます。火を通すとかさが減るので、たっぷりのつまも残さず食べ尽くせますよ。あれば、明太子も添えるとおつまみ感マシマシです。

ちなみに、カップみそ汁にも洗って水気を切ったつまをちょっと入れて、即席の大根汁にしてみました。刺身丼にごま油炒めと大根汁を添えれば、あっという間に刺身丼定食の完成です。

つまで一品増やせる速攻レシピ、ぜひ作ってみてください。

 

作った人:魚屋三代目

魚屋三代目

本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。

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