味つけ冷凍すると、肉がやわらかくなる&うま味が増す?
1週間に1度しか台所に立たない独身のズボラ男性に朗報です!
まとめて作って、しかも冷凍できて、かつ超かんたんなレシピがあるんです。
今回はたんぱく質が豊富でダイエットと筋トレにも最適な食材「鶏むね肉」だけで、4〜7日分の「冷凍作りおきレシピ」を作っちゃいます。
撮影にご協力していただくのは、バンドマンとして活躍のTさん。
めったに料理をしない彼でも、はたして失敗なく作れるだろうか?
なんでも「冷凍作りおき」にしておくと、こんなメリットがあるんだとか。
- 味つけ冷凍すると、おいしくカンタンに保存ができる
- 味が染みて食材のうま味がアップする
- 冷凍なので、好きな時に好きな量だけ作れる
- まとめて味つけ冷凍しておけば、調理時間の短縮になる
などなど、いいことづくめ。
多忙なビジネスマンの皆さんはもちろんのこと、面倒くさがり&ズボラな男性にもぴったりなんじゃないでしょうか。
それではさっそく、まずは買い出しから!
作りおきレシピは、新鮮な食材で作るのがイチバンらしいのです。
今日仕込む「冷凍作りおきレシピ」は、鶏むね肉を使った2品です。
「鶏肉の青じそオイル焼き」と「鶏肉としいたけの塩麹蒸し」。
まずはレシピを読んで作り方を確認しましょう。
「材料も少ないし、意外と簡単そうですね」
鶏肉の青じそオイル焼き
材料(1袋分)
- 鶏むね肉……1枚(350g)
- 青じそ……10枚
- オリーブオイル……大さじ2
- 塩……小さじ1/2
まずは鶏むね肉の皮を取り除いて……
ひと口大のそぎ切りにします。繊維を断ち切るようなイメージ!
青じそは軸を除いてせん切りにします。
ジッパー付き保存袋に青じそ、オリーブオイル、塩を入れ……
そぎ切りした鶏むね肉も袋に入れて……
袋の上から全体をもみもみするだけ。塩をよく溶かすのがポイント!
あとは平らに広げてからしっかりと袋の空気を抜いて、密閉します。
こんな感じで密閉させたら、1袋分が完成です。
鶏肉としいたけの塩麹蒸し
材料(1袋分)
- 鶏むね肉……1枚(350g)
- しいたけ……3枚
- 塩麹……大さじ2
- ごま油……小さじ1
しいたけは軸を取って薄切りにします。
調味料は塩麹とごま油。
「これだけでいいんだ! 楽勝ですね」
ジッパー付きの保存袋に調味料と、ひと口大のそぎ切りにした鶏むね肉を入れてもみもみ。
さらにしいたけを加えてざっと全体に混ぜて……
これで仕込みが完成。今日はぜんぶで4袋作っちゃいました!
それぞれを袋ごと冷凍庫へ。
これだけで、2週間も保存できます。
金属製バットにのせると、急速に冷凍ができますよ。
ある日の晩ごはん。
この前、仕込んでおいた「鶏肉の青じそオイル焼き」を冷凍庫から出して……
まずは流水を2〜3分かけて半解凍します。
手で折り曲げながら中身をほぐして……
熱したフライパンに中身を入れます。
半解凍しているから、ほぐれやすくなっています。
ふたをして弱めの中火で3分蒸し焼きにします。
ふたを取って鶏むね肉を裏返したら、もう一度3分蒸し焼きにします。
最後に火を強めて汁けを飛ばしたら……
できあがり!
「鶏肉としいたけの塩麹蒸し」も流水で半解凍してから、レンチン7分!
「おお、すごいラクチンだ。インスタント気分でつくれるし!」
「鶏むね肉なのに超やわらかい! 冷凍したせいなのかわからないけど、ぜんぜんパサパサしていないし……あと、この青じその香りもたまらないスね」
「味つけ&漬けおき冷凍すると、肉がやわらかくなったり、うま味が増したりするって本当なんですね。保存がきいて便利なだけじゃなくて、こんなに味までよくなっちゃうなんて、スゴイ。あと、ズボラの俺でもかんたんにできちゃうのがイイよね」
他にも「冷凍作りおきレシピ」を試してみたくなったら、ぜひこちらの書籍もどうぞ。
ラクしておいしい! (ラクしておいしい! かんたん冷凍作りおき)
- 作者: 倉橋利江
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※この記事は2017年7月の情報です。