こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。「ツジメシの日常メシと週末メシ」シリーズ、今回は日常メシ。安くて手軽なもやしと玉子の「もや玉丼」です。
1人分にもやし1/2袋と、ようやく値段も少し落ち着いてきた玉子を1個、あとはニンニクと調味料だけ。オイスターソースと鶏ガラスープの素でしっかりうま味のあるあんかけにすることで、もやしも水っぽくならず、食べ応えのある丼になります。
あんかけは、あんの硬さや具材との量のバランス、味加減など意外と難しいのですが、混ぜておいた調味料を加えるだけの失敗の少ない方法でご紹介します。何度か試して量を出したので、まずはレシピ通り試してみてください。
ツジメシの「もや玉丼」
材料(1食分)
合わせ調味料
- 水 120ml
- しょうゆ 小さじ2
- 片栗粉 小さじ2
- オイスターソース 小さじ1
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- もやし(あれば黒豆もやし) 1/2袋(100g)
- 玉子 1個
- ニンニク 1かけ
- サラダ油 小さじ1
- ゴマ油 小さじ1/2
- ご飯 1膳分
作り方(1食分)
ニンニクはみじん切りに、合わせ調味料の材料は全て混ぜ合わせておきます。
玉子も慌てないようにここで溶いておきましょう。
フライパン(24-26cm、樹脂加工のものがやりやすい)を中火にかけて油を引き、ニンニクを炒めます。
ニンニクの香りが出てきたら、もやしを加えてさらに炒めます。
1分ほど炒めて少ししんなりしてきたら、
合わせ調味料を全て加えます。片栗粉が下に沈殿するので、底からよく混ぜ合わせてから入れましょう。
混ぜながら一旦しっかり沸騰させ、片栗粉に火を入れます。
溶き玉子を高い位置からフライパン全体に細く回し入れたら弱火に落とし、半熟になるまで火を通します。ここでもあんの片栗粉が加熱され、しっかりとしたとろみになり、半熟玉子と合わさって艶のあるとろとろのあんになります。
ご飯の上にかけたらできあがり。
僕はいつも食べているもち麦ご飯で。とろりとしたあんとプチプチ食感のもち麦、よい組み合わせです。
熱々なので火傷をしないように、はふはふいいながらいただきましょう。
もやしと玉子1つだけなのに、うま味のあるあんかけにすることでしっかりした食べ応えがあり、食事としての満足度も高いです。青菜の味噌汁(または豚汁)などと合わせると栄養バランスもいいですね。
少し涼しくなってきたら、ぜひお試しください。
作った人:ツジメシ
本名は辻村哲也、ツジムラの飯でツジメシです。本業は各種製品を手がけるプロダクトデザイナーながら、料理好きが高じて間借り飲食店でも料理中。手抜き日常食からマニアックな料理まで図解したレシピが人気。著書に『付箋レシピ デザイナーときどき料理人のスケッチごはん』(アース・スターエンターテイメント)。
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