冷たいそうめんが美味しい季節も過ぎたので、「酸辣湯そうめん」なんて変化球もよさそう【山本リコピン】

 

こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。

冷たい麺類が美味しい季節もあっという間に終わり、温かいものが美味しい季節の到来です。そこで、夏に消費しきれなかった、そうめんやひやむぎがありましたら、ぜひ試して頂きたい「酸辣湯そうめん」をご紹介します。

特別な材料は必要なしで、酸味と辛味が美味しい酸辣湯を温かいそうめんで頂きます。スープにとろみをつけると、温かさ長持ちで、体もポカポカです。

 

山本リコピンの「酸辣湯そうめん」

【材料】1人分

  • そうめん(ひやむぎでもOK) 1人分
  • トマト 100g
  • しいたけ 2個
  • 長ねぎ 1/4本
  • 絹豆腐 100g
  • 卵 1個
  • 酢 大さじ1
  • 水溶き片栗粉 片栗粉と水を各大さじ1(よく混ぜる)
  • ごま油 大さじ1
  • 粗びき黒こしょう お好みで適量
  • ラー油 お好みで適量

(A)

  • 鶏がらスープの素 小さじ2
  • しょうゆ 大さじ1
  • みりん 小さじ1
  • 水 400ml

 

作り方

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1. トマトは2㎝大に、しいたけは薄切り、長ねぎは斜め薄切り、豆腐は手で適当な大きさにちぎる。

豆腐は予めちぎらず、煮る際に鍋の中でおたまで崩してもOKです。

 

2. そうめんは、パッケージの表示時間よりも1分早く茹で揚げ、ざるにあけておく。

 

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3. 鍋に、(A)と1を入れて、2分くらい煮る。

 

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4. 水溶き片栗粉(片栗粉と水を各大さじ1を混ぜる)を入れてとろみをつけたら、溶いた卵を流し入れ、ふんわりと卵が浮いてきたら大きく混ぜる。

卵は、片栗粉でとろみをつけてから加えることで、ふんわりと仕上がります。

 

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5. ごま油と酢、2のそうめんを加えてさっと煮たら完成。器に入れ、粗びき黒こしょうをたっぷりと振り、お好みでラー油を少量たらす。

辛めがお好みでしたら、ごま油の全量をラー油にかえてもOKです。粗びき黒こしょうは、たっぷり加えるのがおすすめです。

酢は、黒酢を使うとよりコクや深みが増します。黒酢版もぜひお試しください。

 

冷蔵庫の残り野菜をいろいろプラスして

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酢っぱ辛くてクセになる1杯です。トマトで自然な酸味が加わり、色合いも鮮やかになって食欲アップ。酢にラー油、たっぷりの黒こしょうですので、麺を勢いよくすすりすぎてむせないようにご注意ください。

具は、タケノコやなす、豚こま切れ肉などを加えても美味しいです。今回はしいたけを入れましたが、舞茸やしめじ、えのきなどのキノコ類もこれからの季節におすすめです。冷蔵庫の残り野菜を、いろいろプラスしても良いです。

夏にキンと冷やして食べるイメージの強いそうめんやひやむぎですが、温かくして食べるのも、また違った美味しさがあります。さっと茹でられて、コスパがいいのも◎。きつねうどんや、肉うどん、カレーうどんをそうめんで“置き換え”してみるのも面白いですね。

 

作った人:山本リコピン

山本リコピン

料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。

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