ジンギスカン風の1人メシをフライパンで味わうレシピ 市販のたれは使い切れないから1人分の自家製たれで【ヤスナリオ】

こんにちは、高円寺メタルめしのヤスナリオです。

僕の故郷の北海道では、とくに野外などで人が集まる機会があると、どこからともなくジンギスカンパーティーが始まることがあります。

手軽に使えるジンギスカン用のアルミ製の鍋がコンビニでも手に入るので、海水浴やお花見、運動会のごはんタイムなどで本当によくジンギスカンを食べていました。

今回紹介するのは、そんなジンギスカン風の1人メシをフライパンで味わうレシピ「豚バラもやしの1人ジンギスカン風」。すりおろした玉ねぎとしょうが、りんごジュースを入れた手作りのジンギスカン風のたれで、肉も野菜もガッツリ食べられます! アウトドアで作るのもオススメです。

市販のたれはすぐ使えて美味しいんですが、結局、使い切れずにいつまでも冷蔵庫の奥に……。身近なもので美味しいたれができるレシピを覚えておくと、その都度使い切れて便利ですよ。

 

ヤスナリオの「豚バラもやしの1人ジンギスカン風」

材料:1人分

  • 豚バラ肉(スライス) 150~200g
  • 玉ねぎ 1/2個(100gくらい)
  • ピーマン 1個
  • もやし 1袋(200g)
  • サラダ油 大さじ1
  • 塩、こしょう 適量

(たれ)

  • すりおろし玉ねぎ 1/2個分(100gくらい)
  • すりおろししょうが(チューブしょうがでもOK) 1/2かけ分(8gくらい)
  • りんごジュース(果汁100%ものがオススメ) 大さじ2
  • しょうゆ 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1

 

作り方

1. まずはたれ作りから。玉ねぎ1/2個、よく洗った皮つきのしょうがをすりおろしてボウルに入れ、

 

りんごジュース、しょうゆ、砂糖を加えたら、

 

よく混ぜる。

しょうがはチューブ入りのものでもOKですが、できればすりおろして使うのがオススメ。おろしたてのしょうがで作ると香りがよすぎます。

玉ねぎは1個を半分に切って、半分はすりおろしてたれに使い、半分は肉と一緒に焼いて食べます。

 

2. 玉ねぎ1/2個は4~5等分にくし切りにする。ピーマンは半分に切って種をとり、2cm幅の縦切りにする。豚バラ肉は4~5cmに切る。

 

3. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、玉ねぎ、ピーマンを入れて2分ほど炒める。

 

4. もやしを入れて、さらに2分ほど炒める。

 

5. もやしがしんなりしたら、

 

器に盛りつける。

 

6. 空になったフライパンに豚バラ肉を並べ、軽く塩、こしょうをふり、

 

中火で2~3分炒める。

 

7. 豚バラ肉の色が変わったら、1のたれを加え、

 

肉によくからめながら1~2分炒める。

 

たれが煮詰まって、写真のように汁気が少なくなればできあがり。

 

8. 盛りつけておいた野菜の中央に、炒めた豚バラ肉をたれごとのせる。

黒い丸皿をジンギスカン鍋に見立てて、ジンギスカン風に盛りつけてみました。

 

ご飯で、ビールで、肉と野菜をガッツリ!

自家製のたれはすりおろした玉ねぎの甘みとうま味、しょうがのフレッシュな香りがグワッと押し寄せてウマい! そのたれが豚バラ肉と野菜にしっかりからんでご飯によく合います。

りんごジュースのほのかな甘みと酸味で豚バラ肉の脂っぽさが少しやわらぎ食べやすくなるのも、箸がどんどんすすんじゃうポイントです。

 

たれはしょうがを増量したり、すりおろしにんにくを入れてパンチを効かせたり、一味唐辛子や豆板醤で辛みを入れたりと、お好みで調製するのも楽しいですよ。

 

野菜はジンギスカンでも定番のとうもろこしやかぼちゃを入れてもいいですし、肉は豚こま肉や豚ロース肉でもOK。自分流にカスタマイズしてご飯で、ビールで、ガッツリ食べてくださいね。EAT FAST! EAT HARD! YES! METAL MESHI!

 

作った人:ヤスナリオ

ヤスナリオ

東京・高円寺の飲食店「高円寺メタルめし」のマスター。シンプルでカンタンな料理レシピをWEB、雑誌等で連載中。著書に『極ラクめし』(グラフィック社)、『メタルめし!』(DU BOOKS)。1972年生まれ。北海道札幌市出身。

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