雑なホットサンドを作るメソッド
どうもちみをです。
巷じゃ「ホットサンドメーカー」が流行ってますね。
こういうやつ。
私もね、Twitterで見かけて考えたんですよ、「ホットサンド食べたいなー、できたて美味しそうだなー、買おうかなー」って。
でも「食べたいパッション」ってのは、とにかく今、「食べたい」って思ったこの時この瞬間この気分のうちに食べたいじゃないですか、でもAmazonで買っても届くのは早くて明日じゃないですか、明日じゃ話にならないんですよ、どこか街に買いに行くのも面倒じゃないですか、我がまま言い放ってるのはわかってますよ、でも今すぐ食べたいんですよ。
さてどうしたものか。
「てか、ホットサンドメーカー無くても作れるんじゃね?」
要はホットにサンドされていればいいわけですよね、じゃあこうすればいいじゃないですか、って顛末から見ていただくとコチラ。
▲ホットにサンド
(※注意 上にのせた皿がグラッとこないとも限らないので、フライパンを放置しない&目を離さないようにしましょう)
【作り方】
要は熱したフライパン(hot)で、上から食器で押し付けている(sandしている)だけ。一応手順は下記。
1.パンを殴ります
2.くぼみに具をのせ、もう一枚のパンをのせ、フライパンへ
3.重石に大量の皿をのせます
4.弱火で両面5分ずつくらい
5.焼けたら完成「雑ホットサンド」
と、ウルトラ簡単。
パンは厚切りだと耐久力が高く安心、具は加熱不要なものが良いでしょう。
あと、のせる皿は底面が丸くパンの大きさとフィットするものがベター(写真のサイズくらいの皿がオススメ。食パンの四片と底面の〇がツラっとフィットするので愛用)
パンに直で皿をのせるのがためらわれるのなら、アルミホイルでもかますと良いでしょう(※皿は熱くなるので気をつけて)。
あとは好きな具材を好きな量だけ選ぶだけ。
以上を踏まえれば、今すぐあなたも2兆種類以上のホットサンドを意のままに製造できます。
例えばこんな感じ……。
雑ホットサンド例1:アボカドチーズ
▲中身 アボカド薄切り半分と何かしらチーズ
スタンダードに。
▲圧迫
▲出来上がり
good糸引き。
使用チーズの塩気により、調味料ゼロでも十分に美味しいです。ちょっと塩気が物足りないときは、塩をかけて調整しましょう。
チーズじゃなくてマヨでもいいかも。
雑ホットサンド例2:バナチョコ
▲中身 バナナ一本、板チョコ適量
縁日みある。
▲圧迫
▲出来上がり
▲もったり
good朝ごはん。
シナモンふってもGreat experience。
雑ホットサンド例3:ハムバタシュガー
▲中身 ハム数枚、バター、砂糖(写真はパームシュガー)
洒落た味。
▲圧迫
▲出来上がり
▲中
good甘じょっぱさ。
塩気と甘みが衝突し味が多次元的に。具が薄くてサクッと食べられるので夜食にもちょっとしたツマミにも。
雑ホットサンド例4:海苔の佃煮&バター
▲中身 海苔の佃煮+バター適量
変化球。
▲圧迫
▲出来上がり 暗黒
good暗黒。
海苔の佃煮は旨味も塩気も潤沢、そこにバターで油っ気を添加すると最強になれます。イチ押し。
雑ホットサンド例5:納豆チーズ
▲中身 納豆+チーズ(写真はカマンベール)
▲圧迫
▲出来上がり
▲糸引き
good匂い。
パンと納豆、意外と合います。チーズはお好みのものでよいと思いますが、カマンベールだとパンチが強すぎた感はありました。
雑ホットサンドのいいところを3つ言う
1.ホットサンドメーカーを買わなくていい
買わなくて済むならそれに越したことはありません。
2.具は割となんでも使える
意外と具材は何であれAnything is okで食べ飽きないので自炊ローテスタメン入り確実の即戦力。
3.ゆえにけっこう包丁レス
使える具材の幅が広い=切らなくても良い具材を選びやすい(※本稿は撮影用に包丁で切ってますが、当然そのまま食べられます)。包丁レス=洗いもの減る。
4.食べ応えがある
潰れているので見た目華奢ですが、パン2枚+具材分の質量は当然変わっていないため(質量保存の法則)腹にたまります。
5.ポータビリティが高い
潰れている、ゆえに仕舞いやすい。仕事用カバン等にそっと忍ばせておくには良い薄さ。すでに潰れているためカバン内で多少圧迫されても気にならないなど可搬性は高い。サンドイッチを凌ぎそうなレベルです。
総評
いいところを3つ言おうとしたら5つも思いついてしまいました。
というわけで、この雑ホットサンドメソッド、作り方も超簡単で冷蔵庫の余りものもガンガン取り込む包容力、そしてどっしりした食べ応えと食材のバリエーションの広さも兼ね備えた方法論であり、あなたの自炊の一助になること請け合いです。
とはいえちゃんとホットサンドメーカーで作ったものも食べてみたい気持ちも無くはないので、今度、誰か飽きたら貸してください(頑として買わない)。