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東京の「焼きラーメン」の劔(つるぎ)の美味さは、もっと知られるべき

高田馬場 わだい ラーメン Pickup

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新食感! 「東京の焼きラーメン」の味とは?

いろんな前置きはすっとばして、東京でしか食べられない「焼きラーメン」を紹介したいと思います。

 

焼きラーメン?

博多が本場なのでは?

と知っている人は声を大にして言いたいはずです。

 

博多の焼きラーメン」といってもピンとこない人のために説明しましょう。いわゆる「普通」の焼きラーメンは、博多の屋台で食べられているラーメンのこと。

でも、焼きそばではありません。豚骨スープを茹でた麺に絡めながら鉄板で焼くという、なかなかB級感漂う食べ物。

 

ならば福岡に行って本場の味を楽しめばいいではないか。

そうでなくとも、東京にも、博多で有名な店が進出していますし。

 

しかし、あえて言わせてください。

 

この焼きラーメンは東京でしか、いえ、新宿区は高田馬場でしか食べられないのです。

理由は追々ということで、さっそく高田馬場駅にGO!

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ここは早稲田大学のお膝元。

駅前の複合商業施設、BIGBOXは早大生でなくとも、待ち合わせによく使います。

早稲田大学方面に進むと、筆者が世界一美味いと思う「やまぐち」をはじめ、有名ラーメン店が並ぶ「激戦区」に続いていきますが……

 

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今回は、そこから、早稲田道りと平行して走っている少々薄暗い道を進みましょう。

 

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鶏が好きな人には有名な名店「三歩一」がある通りに入っていきます。

 

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しばらくすると、次郎の辛バージョンというのでしょうか、「裏表」が現れます。

 

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さらに進むと、住宅街に突入しますが、かすかな明かりを頼りに進んでいきます。

 

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ありました。

 

今回の目的地「焼麺 劔(つるぎ)

 

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看板には「ベジポタスープ」と書いてあります。

 

焼き麺なのにスープ?

 

……え?

 

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入ってみると、10席というこぢんまりとしたお店の中央からじゅうじゅうという音が聞こえてきます。

店員さんイチオシということで「目玉焼麺」(860円)を注文しました。

 

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せっかくなので、中をのぞいてみると、ラーメン、焼かれてます。

 

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カリッカリに焼かれてますね。

 

焦げ目が凄く美味しそう。

 

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カウンターの目の前には、美味しい食べ方についての説明文が。

 

期待が高まります。

 

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本体着丼前に、魚粉と、かつおぶしがすり鉢の中に入って提供されます。

これをすっておけば良いのでしょうか。

 

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いよいよ本体の登場です!

 

見てください。

 

ちゃんとスープがある「焼ラーメン」です。

 

スープがあるのです。

 

チャーシューとメンマが乗った、ちゃんとしたラーメン。

 

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チャーシューがデカい。

 

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でも、麺の見た目が全然違いますね。

せっかく焦がしたのに、スープに入れちゃって大丈夫なのでしょうか。

 

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コテで押し付けて焼かれているので、麺を持ち上げると焼いた部分が固まりになって付いてきます。

 

食べてみると……美味い!

 

もちもちしている麺なのに、焦げた部分がカリッとしていて、新食感です。

混ぜ混ぜしてお焦げをスープに浸して食べても、これまた面白い。

 

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スープを飲んでみると、まさに「ベジポタ」

野菜をペースト状にしたものを豚骨で割った、ヘルシーかつ濃厚なスープ。

ジャガイモならではの優しい味にほっこりします。

豚骨と組み合わせられたスープが、麺の特異さに負けてません。

「ラーメン」とはちょっと違いますが、唯一無二の味。

 

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きらりと輝く卵の黄身を割ると、スープがよりまろやかに。

 

店長の星さん曰く、いわゆる「博多の焼きラーメン」は全然意識していなかったのだとか。

世の中にないものを作りたい、という目標へと向かう過程で生まれたものだそうです。

北海道のラーメン店で働いていた際に、まかないとして出していたというメニューを、どうせならお客さんにも提供したいと考えた、とのこと。

普通の豚骨魚介にはせずに、麺の香ばしさを生かし、かつ麺に負けずに、喧嘩をしない味を考え、ここに落ち着いたと言います。

 

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魚粉を入れると、魚介系豚骨に。

魚粉だけでも、一気に「そちら系」になりますね。

 

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さらに夜限定の味噌にんにくが投入できるとのことで、魚粉が入っていたすり鉢に追加してもらいます。

 

あら、こうすると味噌になりました

こんなに簡単に三つの味を制覇してしまってよいのでしょうか。

個人的には、ベジポタをじっくり味わう方が好みですが、実に贅沢な食べ方。

メニュー選びにいつも迷ってしまう人には嬉しい限りでしょう。

 

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ごちそうさまでした。

 

こういう味でラーメン激戦区にお店を開くというのは、店長、なかなかのチャレンジャー。

あまり特異な味が過ぎると、なかなか人が集まらないのではと不安になりましたが、あっという間にお客さんでいっぱいになりましたので、いらぬ心配だったようです。

B級感漂いつつ、とても優しい味。

老若男女が楽しめて、驚きにあふれた味だと思います。

ラーメンマニアが腹を満たせるのはもちろん、デートや家族サービス、親孝行にも使える。

 

楽しい一杯、オススメです!

 

お店情報

焼麺・劔

住所:東京新宿高田馬場2-6-10関ビル1階
電話番号:03-3200-5911
営業時間:11:00~15:00、18:00~21:30
定休日:日曜日

 

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書いた人:
山岡二郎

早稲田の名店「やまぐち」に出会ってしまい、人生折り返し地点で突如ラーメンが大好きになってしまった中年サラリーマン。都内で評判のラーメン店はほぼチェック済み。最近好きなラーメンは鶏白湯系。

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