メシ通レポーターのYELLOWです。それほど食べ放題には行かない筆者ですが、新鮮な活き貝の食べ放題と言うなら話は別でございます。
何せ貝って寿司店とか居酒屋さんで食べると、ちょいちょい高い系のアイテムですし、実際にスーパーで活き貝を買って来てまで、家で食べるって事をしないと思うんですよね。
地方で海産物に恵まれている土地ならまだしも、都会に住む人々にとって活き貝のステータスはかなり高いと思います。
と、言う訳で普段から「貝食べたい欲」を爆発させたい衝動に駆られている筆者は、沼津漁港の目の前にある「沼津浜焼きセンター海女小屋」に行って来ました。
「海鮮バーベキュー80分食べ放題」(3,218円)
コチラの「沼津浜焼きセンター海女小屋」の料金表は、こんな感じでございます。
アルコールは別料金で飲み放題等も設定されていますが、上記の金額で40種の新鮮魚貝、御飯、あら汁、カレー、サラダ、デザートが食べ放題&ソフトドリンク飲み放題でして、大変お得になっています。
ちなみに活き貝の値段ってピンキリなのですが、都内の海鮮系チェーン店だと活き貝3種盛り(貝3個)で1,000円前後くらいが相場ですかね?
つまり!
活き貝を9個も食べれば元は取れるので、よほど貝に興味がない人以外は大変お得な予感しかないと思います。
食べ放題はストロングスタイルで
まず全体的なメニューを紹介するのが人として、ライターとして正解な気がしますが、あえて言おう!
「筆者、食べ放題は容赦しない主義であると! 」
あまりガツガツするのは大人としてどうなの? という疑問もありますが、食べ放題ってのはそう言う場ですので、格好付けて「バランス良く食べましょう! 」とか、偽善めいたセリフはナンセンスかと存じます。
食べ放題の魅力は好きな物を好きなだけ食べる事にあるので、食べ放題に来ている時点でプライドは捨てて本気で挑むべきかなと。
と、言う訳で「沼津浜焼きセンター海女小屋」のルールを守りつつも、可能な限りのストロングスタイルに徹したいと思います。
やはり貝を食べてなんぼの「沼津浜焼きセンター海女小屋」だと思うので、まずは水槽で生きてる貝を中心に攻めるのが王道でしょうか?
この日はサザエとホンビノス貝が水槽にあったので、とりあえずこの2種類は絶対に食べないとですね。
ちなみにホンビノス貝と書いてもピンと来ない人が多いかもですが、ちょいと昔まで大アサリと呼ばれていた貝でした。
ホンビノス貝は日本に存在していなかった外来種でして、今でこそ東京湾や大阪湾で獲れますが、それもここ20年くらいの話だったりします。
そして昔あった食品偽装問題のタイミングで、大アサリって表記ではなくホンビノス貝に生まれ変わった過去がある事も、貝マニアなら覚えておいて損はないと思います。
「沼津浜焼きセンター海女小屋」には他にも浜焼きアイテムがたくさんあるので、気になるメニューがあったら焼いてみたら良いですね。
結構、お酒に合いそうなメニューもあるので、お酒を飲む人はアルコールの飲み放題をプラスするのも、ひとつの正解かと存じます。
新鮮な貝類を、いざ実食
とりあえず第一陣はこんな感じで、どうでしょう?
いや、個人的にはサザエとホンビノス貝しか食べない勢いなのですが、サザエとホンビノス貝の写真しかないと怒られるので、それなりにビジュアルを考慮してバランス良く組み合わせてみました。
もっとも、サラダや御飯&カレーなどは一切食べず、徹底的に海の幸をいただく方針はブレませんけども。
「沼津浜焼きセンター海女小屋」はガスコンロを使って、各種素材を自分で焼きます。
ちなみに焼いた貝は貝殻がめっちゃ熱くなっているので、必ずトングで取るようにして下さい。(素手だと100%やけどします)
沼津と言ったら「アジの干物」が有名ですが、干物ツウの人達には「エボダイの干物」も外せません。
筆者が小さい頃は「アジの干物は売り物、エボダイの干物は自家消費」みたいな感じでして、エボダイの方が安くおいしかったので、エボダイばかり食べていた記憶がありますね。
もっとも、今はエボダイのおいしさが知れ渡ってしまったので、値段も高くなってしまったのですが、逆に食べ放題な「沼津浜焼きセンター海女小屋」で食べずに、いつ食べるのか?
「今で(略」
筆者、業務用コンロは慣れているので問題ありませんが、火が強いと思ったら店員さんに言って火力を弱めてもらいましょう。
とは言え、あまり弱くすると貝が焼けるのも時間がかかる訳でして、時間制の食べ放題は死活問題である可能性は否めないので、とりあえず貝を焼く方は強火にして、海老、野菜、干物を焼く方は中火にすると幸せになれると思います。
ちなみに「貝の焼き方、食べ方がよく分からないかも? 」って人も多いと思いますが、安心して下さい。
こんな感じのマニュアルがあるので、これを見て焼いて食べれば間違いありません。
サザエは肝を食べてナンボな部分もあるので、マニュアルを習熟して上手く食べて欲しいと思います。
ホンビノス貝はこんな感じでして、言われてみたらアサリっぽいかな~って味でして、貝としても食べやすいのでオススメですね!
他にもテクニックとして安定の悪い貝は、こんな感じで食べ終わった用済みの貝殻を使うと汁をこぼさず焼けます。
あと海老はちょっと焦げるくらい、しっかり焼くむきやすいですね。
80分は食べ放題としては長い時間ですが、貝をむいたりする時間があるので、どんだけ手早く食べれるかで明暗が分かれると思います。
とは言え、意外と貝っておなかにたまるので、貝ばかり食べていても量は食べられないと思うので、自分のタイミングで他メニューを試すのも正解だと思います。
ごちそうさまでした!
「沼津浜焼きセンター海女小屋」 総評
なんだかんだで貝を中心におなかいっぱい食べる事が出来たので、筆者的には満足出来た「沼津浜焼きセンター海女小屋」でした。
とにかく活き貝を中心に新鮮な貝類、魚介系をガッツリ堪能出来て3,000円チョイは安いと思うので、めっちゃ貝が食べたいモチベーションの時に利用して欲しいと思います。
是非、みなさんも沼津に観光で訪れた際には、「沼津浜焼きセンター海女小屋」で楽しい時間をエンジョイしてみて下さい。
お店情報
沼津浜焼きセンター海女小屋 ※2022年4月現在休業中
住所:静岡県沼津市千本港町124 潮さい市場西2F
電話番号:055-955-7146
営業時間:平日11:00~17:00(LO15:30)土曜日・日曜日・祝日(LO16:30)
定休日:無休
Instagram:https://www.instagram.com/amagoyanumazu/
※この記事は2017年11月の情報です。
※金額はすべて税込みです。