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予算200円で、パスタもここまで成長できる

東京都その他 こだわり レシピ パスタ Pickup

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先日、メシ通にこんな記事を書きました。

 

今回挑戦したのは、このパスタバージョンです。

ひとり200円の予算で具だくさん、しかも特盛りボリュームの焼きそばが作れたのだから、パスタもいけるだろう。おしゃれ気分のときは焼きそばじゃなくてやっぱりパスタにしたいよね、ということで、やってみました。

なぜ200円? という根拠は焼きそばとまったく同じです。

  • 料理が好きというわけでもない人が自炊する際には、何らかの付加価値があったほうが気持ち的に盛り上がる。その付加価値が「安い&ボリューム満点」
  • 予算を500円に設定してしまうと、外食もできるのでうまみなし。298円の弁当も売られているので予算300円でもまだうまみ少なし。かといって予算100円では、ボリュームは出せたとしても質的に満足できるものができるか不安

というわけで、予算200円に設定したわけです。

最初は「いける」と自信満々だったのですが、買い出しに行っていきなり右ストレートくらったような衝撃を受けました。

野菜が高いっ! 夏が、、、夏が終わってた!

 

これは大きな痛手でした。ブロッコリーやなすを使う予定でしたが、買ったら「ブロッコリーとなすだけのスパゲティ」になってしまう。ボリュームだけでなく具だくさんというところも追求したいので、泣く泣くなすは断念。ブロッコリーは冷凍品を1/2袋使うということで妥協しました。シーフード系も予算オーバーになるので、肉系はパスタと相性のいいベーコンを使うことに。

それでも予算が足りず、やむをえず「パスタ以外の材料費がひとり200円×3人前=600円」と、焼きそばよりも条件を緩和しました。うぐぐ。


その結果の買い物が以下の通りです。

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  • ベーコン 235円
  • ブロッコリー1/2袋 85円
  • キャベツ1/2個 120円
  • ぶなしめじ 85円
  • エリンギ 85円
  • 玉ねぎ(使いかけが1/2個あったので特別参加) 0円
     計 610円(税込み)

季節を問わず貧民の味方であるもやしが焼きそばでは活躍してくれましたが、スパゲティとの相性を考えると使用をためらわれたのも痛かった。パスタは近所のドラッグストアに198円/450gで売られていたので、それも含めるとひとり当たり269円のパスタということになります。

269円だったら電子レンジでチンするだけの冷凍パスタの大盛りも買えるはず。ここはそれを上回るボリュームで「やっぱりお得だね!」と思っていただかなければ。

 

では、早速作り始めます。パスタの分量はひとり100g。もちろんもっと大盛りもありです。

難しい味付けは面倒なので、家にありそうなもの、しかもおいしいものということで、十八番の「麺つゆペペロンチーノ」に決定。麺つゆ、唐辛子、にんにくは「家にある」という想定ですよ!

フライパンににんにく、唐辛子、オリーブオイルを投入してから火をつけ、弱火で炒めつつ、かりっとしたベーコンが好きな人は先に入れます。

 

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オリーブオイルににんにくの香りと唐辛子のからさがしっかり移り、ベーコンにも焦げ目がついたら一度すべて取り出し、今度は野菜をどーんと投入。

野菜から水分が出ないコツとしては

「野菜は強火で炒めあまりかき混ぜないこと」

「野菜は中火程度でゆっくり時間をかけて炒めること」

という、ふたりの料理研究家による対極の意見を同じ料理番組で耳にしたので、もうご自由にどうぞ。

水分が出過ぎたらフライパン傾けて捨てる、それでいい。「その水分に野菜のうまみが凝縮されている!」と誰かが横やり入れたとしたら、続きはその人に作ってもらいましょう。

 

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ちなみに、これはMAXではないけれど強火で炒めました。じっくり炒めるのは面倒だから。こういうずぼらな人間でもそこそこに食べられるレシピなんで安心してくださいね。おっと、別の鍋でパスタも茹でておきましょう。

 

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野菜に火が通ったらフライパンにベーコンを戻し、茹で上がった麺もどーん入れます。茹で汁は使いません。

そこに麺つゆを薄めずに原液のまま100cc、牛乳を50ccほど加え、全体にからませながら弱火~中火で水分が飛ぶまで炒めます。麺つゆは3倍濃縮を使いましたが、濃縮の割合に合わせて量を加減してください。野菜がかなりの量なので、麺つゆも結構使います。牛乳は入れると麺つゆの味がやわらかく、まろやかになる感じでおすすめです。牛乳のにおいや味はまったくしません。

 

さあ、できあがり!

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これ、ひとり分です。写真の腕が相変わらずアレなんでわかりにくいでしょうが、604gあります。焼きそばとほぼ同じボリュームになりました!
横から見たほうが盛ってる感がわかりますかね。平皿でないので、目に見えない部分にもぎっしり詰まっています。

 

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スパゲティ代を予算に入れることができなかったのは無念ですが、ボリューム的には焼きそばと同じレベルまで持っていけることがよくわかりました。

ただ、焼きそばでボリュームアップの立役者となってくれたにんじんやじゃがいもが使えなかったこと(使うレシピもあるんでしょうが、筆者のキャパを超えているので無理)、野菜が軒並み値上がっていたこと、焼きそばには協力的なもやしなのにパスタとの相性はうぐぐ、などのハードルがあり、焼きそばよりも難易度の高いミッションとなったのでした。

肝心の味ですが、とーってもおいしいです! 普通のペペロンチーノに飽きたときは、ぜひ麺つゆ&牛乳を招集してみてください。

 

書いた人:椿あきら

椿あきら

猫の下僕をしているライターです。猫と暮らすようになってから、断然家飲み派になりました。著書に『オリンピックと自衛隊 1964-2020』(並木書房)。

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