こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
今が旬のししとう。スーパーでも、緑あざやかなししとうがたっぷり入ったパックを見かけますね。今日は、そのししとうのスパイシー感を活かしたスピードおつまみです。
ししとうのちょっと意外な相棒が、コスパ最高、そのまま食べても美味しいちくわ。バターとコチュジャンのうま味と辛みで仕上げて、ビールがすすみますよ。すっきり焼酎とも相性◎です。
エダジュンの「ししとうとちくわのうま辛バター炒め」
【材料】(作りやすい量)
- ちくわ 5本(180g程度)
- 玉ねぎ 1/2個(100g)
- ししとう 10本
- バター 10g
- 白いりごま 適量
(A)
- コチュジャン、しょうゆ 各小さじ2
- おろしにんにく(チューブタイプ)、ごま油 各小さじ1
作り方
1. ししとうは、破裂防止に爪楊枝で真ん中に1ヵ所穴をあけて、ヘタを切る。
2. ちくわは斜め切りにする。玉ねぎはくし切りにする。
(A)は合わせておく。
3. フライパンに中火でバターを溶かして、ちくわ、玉ねぎを炒める。
4. ちくわに焼き色がついて、玉ねぎがしんなりとしたら、
ししとうを加えてサッと炒め、合わせた(A)を入れて、
全体によくからませる。
5. 皿に盛りつけ、白いりごまをふる。
良い汗をかきながら食べたいスパイシーおつまみ
ちくわのうま味と食感、玉ねぎの甘さ、そこにししとうの辛味が合わさって、暑い日にビールが美味しい一品の完成です。ししとうのスパイシー感もやみつきですよ。
ところでこのレシピは、韓国の「オデンポックン(オデンポックム)」という料理をアレンジしたもの。本場ではさつま揚げに似た魚の練り物に、ヤンニョムのような甘辛いタレを合わせるのですが、今回は同じ練り物のちくわにしてみました。
ししとうの消費にも、ぜひ作ってみてください。
ししとうは、サバ缶と合わせたこんなサラダもビールがすすみます!
作った人:管理栄養士 エダジュン
料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。
企画協力:フーディストノート
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