
あー、うまそうなおでん! 秋風でちょっと肌寒くなってくると、コンビニでついおでんを買ってしまいます。そして、100円ショップでゲットした一人用土鍋に入れて、気分だけ渋くヤモメ酒を楽しむ『メシ通』編集部です。おでん食いてえ!
ってことで、今回は見ているだけで身も心もほっこり温まるようなおでん特集です。
まずは、変化球から。果たしてドイツで美味しいおでんを作ることはできるのか!?
ドイツでおでんを作ってみました

ドイツのミュンヘンに嫁いだメシ通レポーターの溝口シュテルツ真帆が、現地の材料でおでん作りに挑戦します。
しかし……。
わたし、食べるのは大好きなんですが、料理となると……まだまだ新米主婦。エヘッ
日本にいたころは「月に1度料理すればよいほう」でした。冷蔵庫はいつでもすっからかん。
あ、コンロの上にずっと観葉植物を置いてたこともあったな……。
そう、それを見て昔の彼があきれてそのあとケンカになって……アハハ。
はい。
おでんなんて作ったことないんです!!

とりあえず、だしの作り方を日本の母親に聞いて、材料を揃えてみました。
薄口しょうゆと、うどんのつゆや和風スープの素は自宅にない。
あるのは濃口しょうゆと料理酒(清水の舞台から飛び降りるつもりでドイツで買いました。たっかいんですよこっちだと!)、そしてだし昆布と鶏ガラスープの素は日本から持ち込んでたはず。
よし、これでだしはなんとかなりそう。
そして、高い日本食品店は使わずに、あえて地元のものだけで具を揃えてみるべく、ミュンヘンで最もにぎわう市場、ヴィクトアーリエンマルクトへ行きました。

そこで、揃えたのがこれ!

まずは、日本的な食材群。じゃがいも、玉子、太ネギ、大根。

そして、ソーセージ。

コールラビ。
ゆでて食べると、カブとキャベツの中間のような香りで美味。

ドイツ豆腐。
「TOFU」として売られていて、ビーガン(完全菜食主義者)に評判の食材。
日本の豆腐よりかなり水気が少なく、沖縄の島豆腐のような感じ。

ゼンメル(白パン)、じゃがいも、レバーなどがメイン材料。
直径5~7センチもあるんです。
ちくわぶやつくねの代用になるか!?

マウルタッシェン。
味つけをしたひき肉を小麦粉の生地で包んだドイツの郷土食です。
うん、おでんの具でいえば「巾着」みたいな存在になってくれるかも?

ファラフェル。
ひよこ豆のコロッケ。これもビーガンの人が好んで選びます。中東地域を中心に食べられていて、クミンやコリアンダーなどのスパイスが使われてます。
見た目がイカ団子っぽかったけど、果たして味は!?
この材料で作ったおでん(?)がこちら!

ジャーーーーーン!う~ん……なんだかおでんというより……闇鍋?
そんな思いに駆られながらも、20分ほどコトコト煮たあたりで、完成!

若干、合わない具もあったけど、
味は立派なおでんでした!
お次は……、「しぞーかおでん」って一体何?
主食か? おかずか? 終わることなき「おでん論争」に一石を投じる「しぞーかおでん」を堪能するならこ4店
お宅のおでんは主食ですか? それともおかずですかね?
東京辺りだと、主食かおかずかのどっちかですよね。
しかし、静岡に来たらおでんはなんと「駄菓子」の分類にも入ってたんですよ。つまり、駄菓子屋さんにおでんがある! しかも一年中だ!(居酒屋さんや惣菜屋さんにもあるけど、駄菓子屋さんでも食べられるのが静岡独自のスタイル)。
「しぞーかおでん」と呼ばれるこのおでんは、継ぎ足しで使われる醤油ベースの真っ黒な煮汁と、黒はんぺんなど魚系の練り物、1つずつ串刺しの具材に「だし粉」と呼ばれる魚粉をトッピングするのが特徴。だし粉の風味がたまらんのよ~。
そんな静岡のおでん、「しぞーかおでん」の名店を紹介します!

まずは知名度NO.1を誇る「しぞーかおでん」の代表店「静岡おでん おがわ」。
創業から60年以上も継ぎ足してきた煮汁は、具材のうま味が凝縮した上品で素朴なお味。店先のテーブルでは近所の常連客がコップ酒やビール片手に駄菓子とおでんを頬張る姿が見られます。

一度に大量の牛すじで煮込んだ汁が特徴の「ばん」。
串の先端の色で料金が分かれていて安いものは1本40円から! まさに駄菓子屋さん感覚で食べられるんです。好きな具を自分でとるセルフ式で、だし粉と青海苔に飽きたら味噌だれで味を変えてみるのも楽しそう。

戦後の屋台から始まった創業60年以上の老舗「三河屋」。
秘伝の煮汁がたっぷり染み込んだおでんはもちろん、れんこんフライやレバー焼き、豆アジのから揚げなど、1皿200~300円のおつまみは「どれを食べてもうまい!」とお客さんが太鼓判。

「かどや 滝波商店」のじっくり味が染み込んだおでんは全品70円均一!
駄菓子屋×おでん鍋という昔ながらのスタイルで、小腹を空かせた子どもたちが学校帰りに吸い寄せられるのも納得のお店です。
どのお店も行ってみたいですね。
主食にもおかずにも、そしておやつにも、「しぞーかおでん」をどうぞ。
さて、東京にも美味しいおでん屋さんがありますよ!
この冬、ホックホクにあったまりたい! 都内の絶品おでん屋さんまとめ
都内の勤め人のみなさん、仕事帰りにおでんで一杯ひっかける時にはこちらへどうぞ!

「WABUYA」は浅草駅からちょっと歩いたところにある隠れ家的なおでん屋さん。
店内は香りのいい出汁の香りにあふれ、出汁のたっぷりと染み込んだはんぺんや玉子に舌鼓を打ったら、手作りおでんネタのカレーボールやピリ辛こんにゃくなども試してみたい!

国分寺の「静岡おでん〜居酒屋 雅〜」は真っ黒な出汁がたっぷりと染み込んだ「静岡おでん」を味わえるお店。
だし粉やみそだれ、青のりをかけて……など、静岡おでんならではの様々な味わい方を楽しめる。あの味付けにいちどハマってしまうと、癖になってしまうから不思議。

四谷の「おでんや den」は湯むきトマトやカマンベールのおでんなど、定番メニュー以外にもちょっと変わった創作おでんが素晴らしい名店。
内装の雰囲気も大人の隠れ家風な渋い感じ。気になる女子をデートに誘っても良さそうだ。

「新橋 お多幸」は言わずと知れた創業昭和7年の老舗おでん店。
やや黒めの出汁がたっぷりと染み込んだ大きめに切られたのおでんネタはもちろんのこと、いいだこや焼きなすなど季節に合わせて提供される「旬もののおでん」も実に素晴らしい名店の味。

「おでん屋 四ツ谷店」は店内に屋台風に作られたテーブルがあり、これぞおでん屋さんという風情。
ポカポカに温めた日本酒におでんのだし汁を注いで飲む名物「おでんや名物だし割り」は、酒飲みなら絶対に試したい逸品! グループで訪れて屋台を囲むのも楽しい。

池袋の「三太郎」は、100種類以上の日本酒を豊富に取り揃え、酒好きには堪らない評判店。
おでんはあごだしを使用した透明感のある出汁で、非常に上品かつ滋味あふれる味わい。ネタはその日の仕入れに合わせて毎日変わるので、何度も通って常連になりたいところ。

浅草の「ささのや」は、「昔ながらの和食居酒屋さん」の雰囲気で出汁の染み込んだ熱々のおでんを楽しめる。
なによりテラス席が素晴らしく、東京スカイツリーを一望できるという特等席。夏場はもちろんのこと、冬場もおでんで温まりながら一杯、というのもオツなもの。
さて、帰りはやっぱりおでん屋さんに寄っていきましょうかね。
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