熟成魚と昼網の鮮魚が評判の「鯛之鯛」はシメまで凄い

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熟成肉の次はコレ! 話題の熟成魚、大阪梅田に登場

熟成肉はブームを超えて定着してきましたが、今、新たに注目を集めているのが、熟成魚です。

 

神戸三宮に昨年2月にオープンするなり、熟成魚と鮮魚がウマイと評判になった「神戸地魚食堂 鯛之鯛」。人気を受けて、今年5月17日に大阪梅田にさっそく登場しました。

 

今回ご紹介する「地魚食堂~熟成魚と明石昼網~鯛之鯛 梅田店」です。

 

場所は、各線梅田駅から東へ。

 

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飲食店密集エリア、東通商店街のアーケードを抜けてすぐ。深夜まで賑やかなエリアです。

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店頭に飾られた漁網やこも樽が目印です。

 

階段を下りて、入り口を入ると……。

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入り口を入って右手には生け簀あり。

 

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店内は漁師居酒屋風かと思いきや、アメリカ西海岸にありそうな? シュッとしたジャパニーズレストランといった雰囲気。お高そうです。

 

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店内奥には半個室があり、合コンやパーティーに人気だそうで、この日も予約が入っていました。

こちらの人気は、魚種によって熟成方法を変える熟成魚と、明石の昼網の鮮魚。昼網とは、その日の漁で捕れたばかりの鮮魚のことです。

 

聞けば、漁港のセリの免許を持っているため、その日のうちに届けられるそう。鮮度だけでなく、北新地のお寿司屋さんクラスの上物を仕入れています。熟成魚も、新鮮な天然ものでつくるからこそ、美味しいとのこと。

 

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魚介を扱って10年以上の料理人、店長の嶋西浩志さん(中央)。

 

「熟成魚は熟成肉以上に、扱いが大変なんです。適切な下処理をして、温度と湿度の管理を徹底、手間ひまかけて熟成します。魚の種類によって熟成方法、食べ頃の日数も違うんですよ」と、店長の嶋西浩志さん。

こちらでは、そんな熟成魚が毎日5、6種類食べられるということです。

 

鮮魚と熟成魚の食べ比べ、そして酒

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原価度外視、1人前あたり 580円の「熟成魚×明石昼網鮮魚 刺身盛り合わせ(写真は2人前 1,160円)」。圧倒的なお値打ち感です。

 

この日は、鯛、太刀魚、アラ、ハゲ、カマスというラインナップ。刺身を一切れずつ楽しめます。熟成魚は鯛、アラ、カマスでそれぞれ6日間。

 

仕入れ次第で、ノドグロや本マグロも登場するそうです。

 

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お好みで、ブレンド醤油、ポン酢、塩でいただきます。

 

ワインも豊富ですが、ここは日本酒でいただきましょう。

日本酒は約20種類、グラス 499円、1合 999円とリーズナブル。「獺祭」もエリア最安級の 499円です。

 

「黒龍」や「玉川」、「雁木」などの全国の銘醸蔵に、「仙介」や「奥播磨」など兵庫県の銘酒が専門店並みに揃います。それ以外にもプレミアム日本酒が隠し酒としてあるとか。

日本酒10種類以上飲み放題付きの宴会コース 5,000円も気になるところです。

 

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兵庫明石港で捕れた魚介には、兵庫のしっかり味の乗ったお酒を。淡路島の「都美人 純米吟醸」をチョイスしました。

 

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新鮮な歯応えが心地よい、キラッキラの太刀魚。

 

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独特の食感が楽しめるハゲ。

 

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なめらかなうま味の6日熟成の鯛。

 

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6日熟成でやわらかなうま味が増したアラ。

 

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熱燗が欲しくなるような、香ばしいうま味がたまらない、6日熟成のカマスの炙り。

 

鮮魚も熟成魚も、食べて分かるものの良さ。取材でなければ、盛り合わせだけで日本酒3杯は確実でした。

 

「お店に通っていただきたいから、手間がかかる熟成魚や、良いもんでも、できるだけリーズナブルにご提供したいんです」。

 

いや、素晴らしい!

今回は胃袋の都合で断念しましたが、熟成魚は焼いても絶品だそうです。

 

「天ぷらも美味しいですよ!」

 

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割烹出身の料理人仕込み、明石ダコのレア唐揚げ 899円。

 

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かみしめると、うま味がじんわり。

衣は薄く、生の明石ダコをレアで仕上げたので、心地よい歯応えが楽しめます。

 

痛風持ち以外のすべての人にお薦めのシメ

「ぜひシメも食べてください!」ということで……。

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こちらがシメの一番人気、いくら海鮮卵かけごはん 1,199円。

 

お上品な小椀ではなく、大きな丼にこんもり。
想像以上にたっぷりの漬けイクラがかかっています。そして、その下には刺身がゴロゴロ!

 

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まずは、たっぷりのイクラとマグロなど刺身をご飯と一緒に贅沢に一口で……。

プチプチはじける上質なイクラと魚介のうま味があふれます。

 

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続いて、卵をつぶしてイクラと一緒に。ダブル卵の相乗のうま味がたまりません。

食べても食べてもイクラがあふれて、最後までイクラを存分に楽しめました。

 

熟成魚と鮮魚の食べ比べを目当てにうかがいましたが、天ぷらにシメまで、どれもが期待を裏切りません。特に、インパクト抜群のいくら海鮮卵かけごはん、こちらもぜひ食べるべきだと思います。

 

鮮魚から熟成魚まで、魚介類の可能性をここまで追求したお店はそうないでしょう。魚介好きの方は特に、予約が取れるうちに行かれることをおすすめします。

 

お店情報

地魚食堂~熟成魚と明石昼網~鯛之鯛(tai-no-tai)梅田

住所:大阪大阪市北区堂山町1-2 R&EビルB1
電話番号:06-6130-8865
営業時間:17:00~24:00
定休日:不定休
Facebook:https://www.facebook.com/tainotaiumeda/

※金額はすべて消費税込みです。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:西尾明彦

西尾明彦

外食ライター&コピーライター。食と酒を中心に、堅めのビジネス系など執筆中。趣味は酒蔵巡り。北は北海道から南は四国まで50蔵以上を訪問。大阪在住のきき酒師。

HP:大阪のコピーライター西尾事務所

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