オホーツクの海の幸が味わえる町、網走。
その繁華街に、なんともやりすぎなお店があります。
カニが山盛り、イクラが山盛りとサービス精神旺盛!
しかも安いってどういうことですか!?
海鮮卸問屋直営という居酒屋さん、
吉田三八商店をご紹介します。
札幌から「覚悟」のいる距離
美味しいものを食べるためならエンヤコラ。
札幌から車で片道5時間ほど。
ちょっと腰が痛いぞ、メシ通レポーターの裸電球です。
今回、旅したのは、ここ!
網走、遠いっす。
北海道地図で見ると、
ちょっと先には世界遺産の知床があるなど、自然豊かなエリアです。
目の前にはオホーツク海!
北海道の中でも、ここは海の幸が美味しい場所。
さっそく、お店選びですね。
不思議な吸引力を感じて
普段の食べ歩きは、どちらかというと「渋いお店」や「入りづらいお店」に行きがちの筆者・裸電球ですが、この日は、このキレイな外観に魅かれるものを感じます。
酒飲みの嗅覚でしょうか。
常連さんの札がズラリ。
店内は地元の方、そして観光の方で賑わっています。
やった!
ほらみたことか。
このお店には「何か」があるに違いありません。
美味しそうなメニューが並んでいます。
ウニは極上Aランクですって。
しかも安い!
北海道で生まれ育った私でも、これは破格だと思います。
この制度は画期的ですね!
刺身を「一切れ」で用意してくれるんですって。
一人で飲む時などにはいいですよね。
卸問屋直営ですって。
なるほど、それが安さのヒミツですね。
一気にテンションが上がります。
それでは、海の幸を大満喫といきますか!
まずはオススメという出汁巻き玉子を注文しました。
ちょっ……。
ちょっと待ってください、何ですかそれ!
山です。
ホロホロっとしたものが山積みです!
すごいメニューが登場!
吉田三八商店の超好評メニュー、
「贅沢カニだく 出汁巻き玉子」です。
お値段、いくらだと思いますか?
玉子焼きの上にてんこ盛りですよ。
ズワイガニのむき身がたっぷりです。
「カニ、1匹分くらいあると思います」と店員さん。
さて、その金額ですが……。
驚愕の734円!
安すぎです!
これだけでは終わりません。
ガスバーナーを手にし、カニの身を炙り始めました。
チリチリチリと魅惑の音。
すぐに香ばしい匂いが。
すばらしい!
なんという玉子焼きでしょう。
お酒が進みすぎて大変です。
一口でビールジョッキ半分は飲んでしまいます。
網走の「美味しい」が止まりません。
ズワイガニのむき身を、毛蟹のだし醤油でいただくんです。
もう、口の中がオホーツク海 です。
この日のオススメも注文
こちらは北海道の釧路町の左側にある仙鳳趾(せんぽうし)の生牡蠣です。
仙鳳趾産は水揚げ量が少なく、普通に食べるとなかなかのお値段がするのですが、
こちらのお店では1個270円と良心価格!
同じく牡蠣の名産地、厚岸産ですと194円というから驚きます。
濃厚すぎて言葉が出ません!
ああ!ここまでクリーミーとは。
甘さ、磯の香りが口いっぱいに広がります。
コクも桁違いのレベルです。
ダメだ!
このままでは小一時間で酔いつぶれてしまう。
そこで注文したのが、
お店の好評メニューだという「冷やしトマトおでん 453円」です。
これまた……。
トマトでここまで日本酒が飲みたくなったのは初めてです。
逆効果。
さらにお酒が進みます。
オホーツクといえば、外せないのが「鮭」です。
そして鮭といえば……イクラ!
最後に頼んだイクラ丼が……。
これまたうれしい限り!
全体を見る前に。
器の下、見てみましょう。
あふれてるんですね~。
この皿の上のイクラだけで、寿司2貫は作れますよ。
こちらが「こぼれイクラ丼(小) 1,058円」です。
なんというコストパフォーマンス!
安いだけではなく、厳選したイクラ!
東京で同じものを食べたらいくらするんでしょう。
ちなみに、これでサイズは小です。
小でも十分なサイズ。
一人で食べるとなると、なかなかのボリュームです。
プチプチがたまりません!
北海道最高! 網走最高! オホーツク最高!
新鮮ですね~。
弾け方が違います。
網走に来た甲斐……ありすぎ!
海の幸を大満喫の吉田三八商店でした。
地元の人だけではなく、観光客や出張中のサラリーマンにも評判のお店です。
安く、がっつり美味しい海鮮を食べられるなんて最高!
飲兵衛の嗅覚は間違っていませんでした。
網走にお越しの際は、ほっぺを落とさないように注意が必要ですよ!
お店情報
吉田三八商店
住所:北海道網走市南3条西1-10
電話番号:0152-44-3311
営業時間:17:30~24:00(LO)
定休日:日曜日(祭日の場合は翌日が休み)
※金額はすべて消費税込みです。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。