甘えび水揚げ量・日本一の町で食べたドンブリはやっぱりすごかった【羽幌町・蝦名漁業部】

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北海道にある「えびパラダイス」羽幌町(はぼろちょう)。

ここは、甘えび水揚げ量日本一 の町です。

ご覧ください、このえび丼!

よくあるえびを食べた時の表現、
「ぷりっぷり」どころの騒ぎじゃないですよ。

さらに、今まで食べてきた「甘エビ」よりも、
もっともっと甘いのです。

「甘」の数で表現するなら、「甘甘甘えび」

今回は、羽幌町のえび漁師さんを密着取材。
蝦名漁業部で本当の「漁師メシ」をご紹介します。

 

「甘えび」の概念が変わる町

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おいしい食材を求めて食べ歩き。
メシ通レポーターの裸電球です。

甘えびの水揚げ量が日本一、羽幌町という「ぷりっぷりの町」をご存じですか?

今回ご紹介するのは、
三代続く漁師さんが営むお店です!

 

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羽幌町は美しい景観でも有名。
漁港近くには「はぼろサンセットビーチ」が広がります。

日本海に沈みゆく夕日に照らされて。
一隻の漁船が入港してきました。

 

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えび漁から戻った、 高砂丸です。
この漁船の船頭が蝦名さん。

今回ご紹介する「蝦名漁業部」は、
えび漁師さんが営む、えびの専門店なのです。

 

活きのいいピチピチ甘えび

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港に着いて息つく間もなく、
すぐにえびを市場に運びます。

「THE 漁師さん」といった雰囲気の皆様。
黙々と作業にあたります。

こういう環境に慣れてなくて、
撮影もなかなか緊張します。

 

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「動く」というよりも「暴れる」といったほうが、
イメージがつくかもしれません。

ぴょんぴょん跳ねる、跳ねる!
これが羽幌ブランドの甘えびですよ!

 

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なんて鮮やかな色でしょう。
キラキラと輝く、透明感のある赤。

パソコンの待ち受け画面 にいかがですか?

 

こんなに美しく、活きのいい甘えび、初めて見ました。

ボタンえびもすごい!

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なんという大きさ!
 

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こんなにも大きいえびが、
びっちびち、跳ねているんですから!

これ、居酒屋さんで食べたら……。
しかも都心の高級店だったら……。

いくらするの!

 

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いただきま~す!

 

これぞ取材特権。
その場で皮をむいて、豪快に。

うわ~、おいしい!
今までに感じたことのないブリブリ感です。
かんでも、跳ねかえしてくるような力強い食感!

水揚げしてから1日経つと、より甘みが強くなるそうです。

 

新鮮な甘えびが味わえるお店

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そして、やってきたのが蝦名漁業部。
先ほどの甘えびを豪快に味わえるお店です。

「漁師」というイメージから、
ワイルドな感じを想像していましたが、とってもオシャレな外観!

 

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甘えび水揚げ量日本一の町で、
甘えび漁師が営む、
甘えびの専門店。

 

そんな条件そろっちゃってもう!

 

これが本場の味!

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▲えびセット 1,700円(えび丼、季節の魚介フライ、味噌汁、ミニソフト)

 

羽幌のあれこれを楽しめるセットにしました。
ご覧ください、このえび丼!

たまりませんね。

 

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これぞ「えびの花」

ご飯が見えません!
ぎっしりとえび、えび、えび!

20尾以上はありますよね。

羽幌沖で日本海の荒波にもまれ、
豊富なえさを食べて育っているので、
大きさ・身の締まりが違います。

 

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甘い!
もう、それ以外に言葉が出てこないです。
ド定番の感想ですが、大きな声で言わせてください。

めっちゃ甘いっ!

今まで食べてきた甘えびって、
もしかして「やや甘えび」だったのではないかと思うほど。

この甘さ、すごいです、羽幌。

 

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なんてったって。
目の前が海ですからね。
鮮度が違うので、揚げ物も最高です。

この日はホタテとタラ。
おいしかった~! 
ぜいたくだ~。

 

徹底的にえび! えび! えび!

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1杯のドンブリを作るのに、時間がかかるんですとスタッフさん。
そうですよね~、1尾ずつ隙間なく並べるんですもんね。

それを一瞬でがっついてスミマセン。

 

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箸に一気に4尾。
この世のものとは思えないぜいたくさ!

それでもえびは、まだまだあります。

蝦名漁業部のコンセプトは「本当の漁師メシ」

漁師は船上でガツガツ食べるので、
頭も尻尾も全て取ってからドンブリにのせるんですって。

それ、サイコーです!
単品でえび丼だけだと972円。

1,000円しないなんて、すごすぎます、北海道

さすが、漁師さんの営むお店!

 

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ということで。
甘えび水揚げ量日本一、羽幌町からお届けしました。

今回は現地ならでは「生」の甘えびをご紹介しましたが、
お取り寄せできるラインアップもあるのでぜひ!

もしえびを買う時、食べる時に「羽幌町」の文字を見つけたなら。
それ、間違いありません。

甘えびのためだけに旅行。
それすらも、アリだと思える食材でした!

 

お店情報

甘えびファクトリー 蝦名漁業部

住所:北海道苫前郡羽幌町幸町57
電話番号:0164-68-7777
営業時間:9:00~16:00
定休日:月曜日
ウェブサイト:http://www.uminohito.jp/

 

書いた人:裸電球

裸電球

北海道を拠点に食べ歩き。CATVでグルメ番組のレポーターを担当したことをきっかけに、ハシゴ酒が趣味となる。入りづらいお店に突撃するのが大好き。現在はフリーで、映像制作とライターの仕事をしている。

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