こんにちは、楽ウマ料理研究家のかめきちパパです。
チャーハンといえば卵にチャーシュー、長ねぎ、にんじんなんかで作るのが私の定番ですが、今回試してみたのが「ねぎだけチャーハン」。
卵もチャーシューやハムもないときに、玉ねぎ、長ねぎ、そして青ねぎの3種類の“ねぎ”だけで美味しいチャーハンができないか、考えてみました。
かめきちパパの「3種のねぎだけチャーハン」
【材料】(1人前)
- ご飯 茶碗1杯分(200g程度)
- 玉ねぎ 1/4個(50g)
- 長ねぎ 10cm
- 青ねぎ 2本
- ごま油 大さじ2と1/2
- 塩、こしょう 適量
- しょうゆ 大さじ2
- 付け合わせの紅生姜 お好みで
作り方
1. 玉ねぎは1cm角程度に切り、長ねぎと青ねぎは小口切りにします。
玉ねぎは大きめに切り、食感が残るようにします。
2. フライパンにごま油を入れて弱火にかけ、ごま油の香りがたってきたら、
長ねぎと玉ねぎを加えて炒めます。
全体にごま油を絡める感じで、玉ねぎに透明感が出るまでじっくり炒めます。
3. 2にご飯を加えて中火にしたら、ヘラなどでご飯を軽く押さえてほぐしてから、底からすくいあげるようにして全体を混ぜながら炒めます。
チャーハンは強火で炒めるレシピが定番ですが、今回はねぎの甘みがご飯に絡まるように、中火で急がず焦らず炒めていきます。
4. ご飯に玉ねぎと長ねぎが混ざったら、青ねぎを入れ、塩、こしょうで味を調えます。
青ねぎは仕上げの彩り用に少し残しておきます。
5. 4にしょうゆを鍋肌から入れ、
手早くご飯と混ぜます。
しょうゆは、味付けではなく風味付けのために入れます。鍋肌から入れて香ばしく仕上げます。
6. 器に盛り、残しておいた青ねぎをのせ、お好みで紅生姜を添えていただきます。
3種のねぎだけでチャーハンを美味しく作るポイントは?
奥さん評価(試食担当) ★★★★★
「肉が入っていなくても、これだけうま味があれば十分満足。ねぎだけでも美味しいチャーハンになってるわね!」
と、ねぎの甘み、ごま油と香ばしいしょうゆの風味で奥さんも絶賛の一皿になりました。卵でご飯をコーティングしていない分、しっとり系の仕上がりです。大きめに切った玉ねぎはじっくり炒めても食感が残るので、シャキシャキといいアクセントになってくれます。
そして、チャーハンといったら中華スープが付きもの。
顆粒の鶏ガラスープの素小さじ1に熱湯150mlを入れて混ぜ、刻んだ長ねぎと青ねぎ、ラー油少々を加えたら、チャーハンによく合う即席中華スープの完成です。
チャーハンが残り1/3くらいになったら、このスープに入れて「スープチャーハン」でシメるのもたまりませんよ。
最後に、3種のねぎだけでチャーハンを美味しく作るポイントをまとめると、
- 玉ねぎ、長ねぎは弱火でじっくり炒めて甘さを引き出し、ごま油の風味も付ける
- ご飯は中火で炒め、ねぎの甘みをしっかりと全体に絡める
- 塩で味付けして、仕上げのしょうゆで風味付け
の3つ。卵もチャーシューもないけどチャーハンが食べたい、そんなときはぜひお試しください。
作った人:かめきちパパ
調理師免許と食育アドバイザーをもつ主夫。うるさいお姫様2名と「お弁当・命!」の嫁さんとの4人暮らし。ご飯のおかずからお酒の肴まで和・洋・中なんでも作ります。「楽しく作って、楽しく食べる」そんな楽ウマ料理を楽しんでいます。
- ブログ:SAKE TO RYOURI
企画協力:フーディストノート
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