トマトを角切りにして保存袋で冷凍。そこに調味料を入れれば「冷凍トマトのナンプラーそうめん」がすぐ食べられる

こんにちは! 管理栄養士の北嶋佳奈です。

8月もそろそろ終わりますが、冷たいそうめんが美味しい季節はまだまだ続きますね。そこで今回は、冷え冷えのトマトたっぷりそうめんを手軽に食べるレシピをご紹介します。

使うのは、朝どり、じゃなくて“朝凍らせ”のトマト。朝、角切りにしたトマトを冷凍庫に入れておけば、ランチや晩ごはんに冷た~いトマトだれで美味しいそうめんが食べられます!

冷凍したトマトでたれがしっかり冷たくなるので、そうめんを冷やす手間が省けますし、トマトを冷凍する保存袋に直接、調味料を入れてたれを作るので、洗い物が減らせるところも1人メシにオススメです。

トマトと合わせる調味料はお好みで。ここでは私がお気に入りの、ナンプラーに砂糖で甘みとうま味をプラスしたエスニック風のたれを作りました。シンプルにめんつゆで和えるだけでもOKですよ。

 

北嶋佳奈の「冷凍トマトのナンプラーそうめん」

【材料】(1人分)

  • そうめん 1人分
  • トマト 1/2個
  • 大葉(青じそ) 2~3枚

(A)

  • ナンプラー 小さじ2
  • レモン汁 小さじ2
  • 砂糖 小さじ1
  • おろしにんにく 少々

 

作り方

1. まずはトマトの冷凍から。トマトは1cm角に切り、

 

保存袋を用意して、重ならないように広げて入れる。空気を抜いて口を閉じ、冷凍庫に入れる。

 

トマトは2~3時間で指でつぶせる程度のかたさに、半日冷凍すると氷のようにしっかりかたまります。今回は半日冷凍庫に入れて、ガリガリに凍らせました。朝早めに冷凍しておいて、リモートワークのランチに食べるのもいいですね。

 

2. 大葉はせん切りにする。冷凍トマトはそうめんをゆでる前に冷凍庫から取り出しておく。

 

3. 鍋に湯を沸かし、そうめんをパッケージの既定の時間ゆでる。ザルにあげ、流水でよく洗い、水気を切って皿に盛る。

 

4. 冷凍トマトの袋に(A)を入れ、

 

よくもんでトマトと調味料をなじませ、トマトだれを作る。

 

5. トマトだれをそうめんにかけ、大葉をのせる。

 

アレンジいろいろ、冷凍トマト

ほどよく溶けた冷凍トマトとエスニック風のたれ、そうめんをよく混ぜてからいただきます。

冷凍トマトのおかげでよく冷えたたれは、ナンプラーとにんにくでうま味たっぷり。そこに砂糖の甘み、トマトとレモンのさわやかな酸味、大葉の風味が合わさって、エスニック感たっぷりの複雑な美味しさがたまりません!

ごま油やラー油をたらしたり、刻んだきゅうりやパクチーを添えたりアレンジはお好みで。ツナ缶やほぐしたサラダチキン、ささみでたんぱく質をプラスするのもオススメです。

 

そうめん以外にもうどんやそばなど冷たい麺のたれやつゆはもちろん、冷たいスープや冷や汁の具にも使える冷凍トマト。トマトを切って冷凍庫に入れておくだけですので、ぜひおためしください!

 

作った人:北嶋佳奈

北嶋佳奈

管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。『小さなおかず365』(永岡書店)、『旬の野菜をもっとおいしく!デパ地下みたいな ごちそうサラダ』(宝島社)など著書多数。最新刊『一品で大満足!デパ地下みたいなごちそうサンドイッチ』(宝島社)は累計30万部越えのデパ地下シリーズ最新刊で、定番サンドから見た目も味も楽しいサンド、スープにサイドメニューレシピと全139レシピ掲載のボリュームある1冊。

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