こんにちは~、筋肉料理人です!
10月が間近になり、夜は冷えるようになりました。秋を感じるこの季節、秋の根菜を豚バラと一緒においしい煮物にして、晩酌には日本酒をきゅ~っと一杯! 根菜といえば、レンコンにごぼう、にんじん、大根もこれからおいしくなってきますね。
ところで、煮物といえば時間がかかるイメージですが、私がご紹介するのはフライパンで短めの時間、お手軽に作るレシピ。筋肉料理人流の「味付けの法則」さえ覚えれば、簡単においしい煮物が作れますよ。
筋肉料理人の「豚バラと秋の根菜の煮物」
【材料】 4人分
- 豚バラ肉 300g
- 大根 7~8cm(200g)
- レンコン 1節(300g)
- にんじん 1/2本(100g)
- ごぼう 1/2本(100g)
- 生しいたけ 4枚
- 生姜 1かけ
- 冷凍枝豆 適宜
- だし昆布 5×10cm
- 砂糖 大さじ2と1/2
- 日本酒 大さじ5
(A)
- しょう油、みりん 大さじ5
作り方
1. 材料を切ります。レンコン、大根、にんじんはピーラーで皮をむき、一口大の乱切りにします。レンコンは水にさらしておきます。
ごぼうはたわしでこすって泥を落とし、小さめの乱切りにしてから水にさらします。生姜は洗ってから皮ごと薄切りし、細く切ります。生しいたけは石突きを切り取り、半分に切ります。豚バラ肉は1cmの厚みに切っておきましょう。
※豚バラ肉は脂と赤身が半々位のものを買ってきましょう。脂が少ないより多めのほうがおいしいです。
※レシピに野菜の重量を書いています。皮をむいた後の重量です。それぞれの重量が変わってもいいので、合計重量が700gになるようにしましょう。
2. フッ素樹脂加工のフライパン(直径26cm以上のもの)に豚バラ肉を入れて強めの中火にかけます。豚バラ肉に焼き目がついたら返し、反対側にも焼き目をつけます。大根、にんじん、水気を切ったレンコン、ごぼうを加えてさっと炒め、日本酒、野菜がひたひたに漬かる位の水を入れます。
砂糖と昆布を加え、沸騰したらとろ火に落とし、フタをして30分煮ます。
※フタはフライパンにぴったりハマるガラスフタ(ホームセンターで売っています)がおすすめです。30分煮る間に、水分が蒸発しすぎる時には湯を足します。
※砂糖を最初に加えることで食材に効率的に味が染み込みます。そして、豚バラ肉が柔らかく仕上がります。
3. 30分煮たらフタを外し、昆布を取り出します。表面に浮いた油をすくいます。油をすくったら、半分に切った生しいたけ、(A)のしょう油とみりんを加え、強めの中火で煮立てます。木べらやフライ返しで時々混ぜながら煮汁の水分を飛ばします。
※取り出した昆布はラップして冷凍して、量が溜まったら砂糖、しょう油、みりんで煮て佃煮に。
煮汁が半分になった位で生姜を加えましょう。
※生姜の香りは揮発性なので、出来上がる直前に加えた方が香りがよくなります。
4. 煮汁がフライパンの底に5ミリ位になったら火を消します。すぐに食べてもいいですが、味を落ち着かせるために30分位休ませましょう。その後に盛り付けます。寒い時期は温め返して盛り付けて下さい。彩りにサヤから出した冷凍枝豆をちらしてできあがり。
筋肉料理人流の「味付けの法則」!
鍋を使わずにフライパンで短時間でつくる煮物ですが、味がしっかり染みておいしいです! 豚バラ肉を入れているので食べごたえとパンチがあり、お酒がすすみます。
味付けは、肉と野菜200gに対して「しょう油大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ1/2」が基本です。(今回は豚バラ300gに根菜700gの合計1キロの具材なのでそれぞれ5倍に)
この割合をおぼえておき、最後は煮汁がほんのちょっぴりになるまで煮込むと、何時でもおいしい煮物が作れます。これが筋肉料理人流の「味付けの法則」です!
※この記事は2017年9月の情報です。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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