こんにちは~筋肉料理人です!
今日は、今が旬のグリーンアスパラガスと鶏むね肉を使ったおかず系のボリュームサラダを紹介します。同じ材料を使って「焼きサラダ」と「茹でサラダ」の二通りに料理します。
どっちが鮮度のいいグリーンアスパラガス?
レシピに入る前に、グリーンアスパラガスの選び方と保存方法も紹介しますね。
この写真、どちらが鮮度のいいグリーンアスパラガスかわかるでしょうか。鮮度のいいグリーンアスパラガスの選び方は根本にあります。
根本を見ると、右のグリーンアスパラガスは切断面が乾き、しぼんでいます。こういうのは収穫されてから時間が経っています。それに対して左側のものは切断面がしぼんでいません。切断面が瑞々しいものほど新しいので、より新鮮なのはこちら。グリーンアスパラガスは根本を見て選ぶ、と覚えておくとよいでしょう。
それから、旬の野菜はお値段安いときがあります。もし、グリーンアスパラガスをたくさん買ってきて、しばらく保存したい、そんな時は牛乳パックを使って保存しています。
よく洗って乾かした牛乳パックに水を3~4cmの深さに入れ、ここにグリーンアスパラガスの根本を下にして入れ、立てて保存しましょう。アスパラガスの根本がしぼんでいる時は、少し切ってから入れるといいです。
この状態で野菜庫に入れておけば、1週間程度、保存可能です。
筋肉料理人の「鶏むね肉とアスパラガスのサラダ」
【材料】2~3人分
- 鶏むね肉 1枚(300g)
- グリーンアスパラガス 1束
- ミニトマト 4~5個
(A)
- 片栗粉 大さじ2
- 日本酒 大さじ1と2/3
- しょう油 小さじ1
- 鶏ガラスープの素 小さじ1/2
- おろしにんにく 小さじ1/4
- 黒こしょう 適宜
(B)
- 味噌 大さじ2
- ヨーグルト 大さじ4
- マヨネーズ 大さじ1
- ハチミツ 小さじ1
- おろしにんにく 小さじ1/2
- 黒こしょう 適宜
作り方(下ごしらえ)
1. 鶏むね肉は皮を取り、1cm厚、小さめの一口大に切って、
さらに、包丁の背で肉の繊維が潰れるくらいに叩きます。包丁の背で叩く時、最初は同じ向きに叩き、
その後は最初に叩いた向きと交差する向きに叩き、満べんなく繊維が潰れるようにしましょう。包丁の刃で怪我をしないように注意してください。麺棒などで叩いてもいいです。
2. 叩いた鶏肉をボウルに入れ、(A)を加え、
鶏むね肉が水分を吸い、水気がなくなるまで揉みます。
叩いた鶏むね肉に片栗粉を揉み込むことで、加熱した時に片栗粉が保水効果を発揮し、ジューシーさを保ちつつ、うま味も封じ込めます。
3. グリーンアスパラガスは根元を少し切ります。(根本が瑞々しい時は切らなくていいです)
穂先1/3を残してピーラーで薄く皮をむき、
5cm位の長さに切って、穂先と茎を別にしておきます。
アスパラガスの皮は根元の方ほど筋が強く、穂先の方には筋はありません。ピーラーを使うことで薄く皮をむけます。
4. (B)を混ぜ合わせて、はちみつ味噌ドレッシングを作ります。
ここまでが下ごしらえで、今回作る焼きサラダ、茹でサラダともに同じです。
「焼サラダ」の作り方
5. フライパンにサラダ油少々(分量外)を入れて弱火にかけ、1の鶏むね肉を広げて入れます。
フタをして5分蒸し焼きにしたら、フタを外して鶏むね肉を返し、再びフタをして3分蒸します。
6. グリーンアスパラガスの茎を先に入れて炒めます。
1分遅れくらいで穂先も入れて炒め、アスパラガスが柔らかくなってきたら、
半分に切ったミニトマトを入れてさっと炒めます。
7. 皿に盛り付け、お好みで4のはちみつ味噌ドレッシングをかけてできあがり。
「茹でサラダ」の作り方
工程の1~3、鶏肉とアスパラガスの切り方までは焼きサラダと同じ。
4. 鍋に1リットルの湯(分量外)を沸かします。沸騰したら1の鶏むね肉を1枚ずつ広げて入れます。鍋底から小さな泡が出るくらいの火加減で10分煮たら、
穴開きお玉ですくって冷水に漬けて冷まし、冷めたらザルにあげて水切りします。
5. 同じ鍋の湯に塩小さじ2(分量外)を入れて沸騰させ、
アスパラガスの茎を先に入れます。
20秒遅れ位で穂先も入れ、1~2分、お好みの加減に茹でます。茹で上がったらザルにあげ、うちわなどで扇いで冷ましましょう。
風を当てて冷ますことで、アスパラガスが水っぽくなりません。
6. 鶏むね肉とグリーンアスパラガス、切ったミニトマトを皿に盛り付け、お好みでこちらも4のドレッシングをかけて頂きます。
焼きと茹で、どちらもお試しください
鶏むね肉とグリーンアスパラガスの「焼きサラダ」、そして「茹でサラダ」の完成です。
焼きサラダの方は焼き目をつけた鶏むね肉の食感が良く、グリーンアスパラガスは茹でていないので味が濃いです。
茹でサラダの方は鶏むね肉のしっとり感がいい感じ、グリーンスパラガスは瑞々しく、茹でてあるので青臭さが少なく、食べやすくなっています。
同じ食材、同じ下処理でも加熱方法を変えることで違った料理になります。どちらも美味しいのでぜひお試しください。
それから、下ごしらえで外した鶏むね肉の皮は冷凍しておき、ある程度溜まったら「鶏皮ぽん酢」にするのがおすすめですよ。酒の肴に最高です!
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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