「冷しゃぶ冷やしラーメン」と「自家製味玉」をたっぷりの氷で【筋肉料理人】

f:id:kinniku39:20190805174440j:plain

こんにちは、筋肉料理人です!

夏本番になり、暑い日が続いております。こちら佐賀県では最高気温38℃前後という、なにそれって言いたくなるような暑さです……。こんな時に美味しいのは冷たい麺でしょうってことで、とっておきの「冷やしラーメン」レシピを紹介します。

冷たい麺はそれだけでも美味しいですが、麺だけでは夏バテしちゃうので、冷しゃぶと「簡単味玉」をトッピング。味玉の作り方は後半で紹介しますね。

 

筋肉料理人の「冷しゃぶ冷やしラーメン」

【材料】1人分

  • 豚薄切り肉 100g
  • 味玉(市販のものでもOK) 1個
  • 中華麺 1玉
  • かいわれ大根 1/2パック
  • 長ねぎ 4~5cm
  • レモンスライス 2~3枚
  • ミニトマト 1個
  • 日本酒 大さじ1
  • ごま油 小さじ1
  • 市販のごまドレッシング 大さじ1
  • 黒こしょう 適宜

(A)

  • めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
  • 鶏ガラスープの素 小さじ2
  • おろしにんにく 小さじ1/4

 

作り方

f:id:kinniku39:20190805174625j:plain

1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かします。沸騰したら日本酒を入れ、

 

f:id:kinniku39:20190805174632j:plain

豚の薄切り肉を広げてお湯に入れます。

 

f:id:kinniku39:20190805174637j:plain

2. 肉の色が変わったら取り出し、

 

f:id:kinniku39:20190805174642j:plain

水に漬けて冷やします。水が冷たすぎると肉が固くなるので注意しましょう。氷水は使いません。

 

f:id:kinniku39:20190805174647j:plain

3. 肉が少し温かいくらいでザルにあげて水気を切り、水気が切れたらボウルに入れ、ごまドレッシングを絡めておきます。

 

4. 具と薬味を切ります。味玉は半分に切ります。かいわれ大根は根を切ります。

長ねぎは縦に切れ目を入れて開き、細く切ります。水に晒したらザルにあげて水気を絞り、白髪ねぎにします。

レモンは薄切り、ミニトマトは半分に切っておきます。

 

f:id:kinniku39:20190805174701j:plain

5. 丼に水100ml(分量外)と(A)を入れてよく混ぜます。

 

f:id:kinniku39:20190805174705j:plain

ここに氷250g(分量外)を入れ、

 

f:id:kinniku39:20190805174711j:plain

スープを冷やします。

 

f:id:kinniku39:20190805174653j:plain

6. 1で肉を茹でた鍋で中華麺を茹でます。灰汁をすくい、鍋のお湯を再沸騰させ

 

f:id:kinniku39:20190805174714j:plain

説明書に記載された時間で茹でて、茹で上がったらザルにあげてお湯を切ります。

 

f:id:kinniku39:20190805174719j:plain

7. お湯が切れたら、5の丼に入れて混ぜます。

 

f:id:kinniku39:20190805174726j:plain

氷入りスープで中華麺を冷ますことで、中華麺にスープの味が馴染みます。氷が溶ける頃には冷たいラーメンになり、麺、丼も冷たくなっています。

 

f:id:kinniku39:20190805174453j:plain

8. 3の冷しゃぶ、4の具と薬味をトッピングします。ごま油をかけ、お好みで黒こしょうをふって出来上がりです。

 

夏らしいあっさりスープがウマい!

f:id:kinniku39:20190805174446j:plain

「冷しゃぶ冷やしラーメン」の完成です。

 

f:id:kinniku39:20190805174502j:plain

茹でた中華麺を氷入りのスープで締めることで、麺にしっかり味がのって美味しい!

 

f:id:kinniku39:20190805174458j:plain

具の冷しゃぶは柔らかで美味しく、味玉もいい味がついていて、とろとろ卵黄の旨味も相まっていけます。そして何よりスープです。鶏ガラスープの素と濃縮めんつゆで味付けしたスープですが、レモン、ごま油のあっさりした風味で、決して濃い味付けではないのに味がしっかりしています。

 

そして、ラーメンにトッピングする「味玉」です。もちろん市販のものでもいいのですが、自家製のほうがコスパはいいですし、好みの味に仕上げられます。

 

f:id:kinniku39:20190806184948j:plain

シンプルな調味料と作り方で、思った以上に簡単ですよ。

 

「簡単味玉」の作り方

【材料】3個分

  • 卵 3個
  • 酢、塩 適宜

(A)

  • しょう油、砂糖 各大さじ2
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1/2
  • 水 大さじ4

 

作り方

f:id:kinniku39:20190805174541j:plain

1. ゆで卵を作ります。鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩、酢を少量加えておきます。

水1リットルに対し、塩小さじ1、酢大さじ1が目安です。塩、酢を加えることで、茹でている途中、殻にヒビが入っても卵白が酢と塩の効果で固まって流れ出にくくなります。

 

f:id:kinniku39:20190805174520j:plain

2. 卵には尖った方と丸いほうがあります。丸い方に気室(空気が入っている部屋)があるので、ここによく洗った画鋲を刺して穴を開けます。

 

f:id:kinniku39:20190805174536j:plain

ここに穴を開けることで、鍋に入れた時、空気が膨張して殻が割れることを防ぎます。

卵は冷蔵庫から出したばかりの冷たいものを使います。卵を冷たいままお湯に入れることで急激な温度差が生じ、殻がむきやすくなります。

 

f:id:kinniku39:20190805174516j:plain

ゆで卵カッターに穴を開ける機能がついたものもあり、

 

f:id:kinniku39:20190805174530j:plain

それを使うと簡単です。また、100円ショップには卵の穴あけ専用の器具が売っていますのでおすすめです。

 

f:id:kinniku39:20190805174552j:plain

3. 鍋に卵を入れて茹でます。お湯に入れた瞬間、卵に開けた穴から空気が出ているのがわかります。

 

f:id:kinniku39:20190805174546j:plain

卵を入れるときは、お湯がはねないよう、卵が割れないよう、穴開きお玉でそっと入れます。

 

f:id:kinniku39:20190805174558j:plain

卵をお湯に入れたら、最初の1~2分、卵黄を中央に寄るよう菜箸で転がします。あとは鍋底から細かい泡が出るくらいの火加減で茹でます。

茹で時間は卵黄トロトロで7~8分、卵黄に赤みが残った半熟状態で10分、かた茹でで14~15分です。今回は8分茹でました。

 

f:id:kinniku39:20190805174602j:plain

4. 茹で上がったらお湯を捨て、流水で一気に冷まします。

ここでも急激な温度差をつけることで殻をむきやすくします。

 

f:id:kinniku39:20190805174608j:plain

5. 冷めたら殻をむいてみましょう。驚くほどつるりとむけると思います。

 

f:id:kinniku39:20190805174612j:plain

6. 殻をむいたらポリ袋に入れ、(A)を加えて口を閉じ、

 

f:id:kinniku39:20190805174618j:plain

冷蔵庫に入れて一晩漬け込みます。

 

f:id:kinniku39:20190805174735j:plain

一晩漬けた味玉はほんのりと色がついています。

 

f:id:kinniku39:20190805174729j:plain

7. 切るとこんな感じです。

半熟トロトロの味玉をきれいに切るには、専用のカッターか、清潔な細い糸で切るといいです。

 

身近な調味料だけで作れておすすめです

f:id:kinniku39:20190805174508j:plain

色は薄いですが、味はしっかりついている「簡単味玉」。このまま食べても酒の肴にいい感じです。半熟は早めに食べ切り、かた茹でしたものは冷蔵で3日くらい保存可能です。

冷やしラーメンも、味玉も、身近な調味料だけ、特別なことはしなくても美味しいです。夏の間に、ぜひお試しください。

 

作った人:筋肉料理人 藤吉和男

筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。

過去記事も読む

企画協力:フーディストノート

フーディストノート

“暮らしを彩るレシピとアイデア”をコンセプトに、 フーディスト®と共創するメディア&コミュニティ。毎日の食卓に大活躍の料理レシピ、食を楽しむアイデアやトレンド、キッチン収納や調理グッズのコラムなど料理・食と暮らしにまつわる情報が満載。
※2025年4月より「レシピブログ」から「フーディストノート」へリニューアルしました

トップに戻る