こんにちは~筋肉料理人です!
1月も半ばになり、寒さが一層厳しくなってきましたね。というわけで今日は、インスタントラーメンのスープで作る「一人もつ鍋」を紹介します。もつ鍋用の牛ホルモンと、カット済みの野菜を中心に作るもつ鍋で、簡単に作れるのに激ウマ! 野菜を山ほど美味しく食べられますよ。私の冬キャンプの定番メシでもあります。
おすすめの具はごぼうです。もつ鍋はごぼうを入れると独特の風味と食感で、ひと味変わりますよ。スーパーなどにあるささがきやせん切りのごぼうでいいので、ぜひ入れてみてください。
牛ホルモンは生のものでも、ボイル済みのものでも、それから部位も、手に入るもので大丈夫です。今回は生のホルモンで、マルチョウ(小腸)とシマチョウ(大腸)がミックスになっているものをスーパーで買って使いました。もつ鍋用がなければ、味付きの焼肉用でもOKです。
筋肉料理人の「ラーメンスープで一人もつ鍋」
【材料】1人分
- インスタントラーメン(しょうゆ味の袋麺、スープ付き) 1人分
- 牛ホルモン(カット済み、生でもボイルでもOK) 100g
- キャベツ(市販品のざく切りキャベツ) 100g
- もやし 1/2袋(100g程度)~お好みの量
- ごぼう(市販品のささがきごぼう。せん切りでもOK) 100g
- ニラ 1/2束(50g程度)
- にんにく 1かけ
- タカノツメ 1/2本
- 水 400ml
- 中華だし(おすすめはペーストですが、顆粒でもOK。顆粒の鶏がらスープの素でも) 小さじ1~お好みの量
作り方
1. にんにくは薄切りに、タカノツメは小口切りに、
ニラは4~5cmに切ります。
ちなみに、キャンプのときは面倒なのでチューブ入りのおろしにんにくと一味唐辛子を適量入れて、ニラは手でちぎっています。
2. 鍋に水、インスタントラーメンの付属のスープを入れてサッと混ぜたら、
キャベツ、ごぼうの順に入れ、
もやしを山盛りにしたら、もやしの山の麓に牛ホルモンをぐるりとのせます。最後にニラも山盛りにします。
もつ鍋の本場、福岡では生のホルモンを下茹でせずに入れることが多いようです。これはお好みで。4~5分ほど下茹でしてから使ってもOKです。
3. ここからはテーブルに移動して、卓上コンロでいきます。にんにくとタカノツメをちらして弱火にかけます。
福岡のもつ鍋はこんな感じで野菜を山盛りにしたスタイルが定番です。
4. 10分くらい煮て、山盛りだった野菜がしんなりして写真のようにスープに沈んだら、軽く混ぜ、味見をします。おそらく少し薄いと思うので、中華だしを入れてお好みの味に仕上げてください。鶏がらスープの素や、余分にインスタントラーメンのスープがあればそれを入れるのもいいです。
もつと一緒に煮た大量の野菜が美味しすぎる
「ラーメンスープで一人もつ鍋」の完成です。牛ホルモン、そしてラーメンスープのうま味がシミシミの野菜は、もう激ウマ! としか言いようがない美味しさです。
もつ鍋は、ホルモンと一緒に煮た大量の野菜が美味しく食べられる鍋、というのが私の持論です。
具をあらかた食べ終えたら、残しておいたインスタントラーメンの麺を投入してシメます。今回はカロリー控えめのノンフライタイプで。
鍋に残ったスープには牛ホルモン、野菜、ラーメンスープのうま味がたっぷり入っているので、シメのラーメンも美味しくないはずがありません。
キャンプのときは、このもつ鍋をコッヘル(愛用しているアウトドア用の調理器具です)で作ってたき火の片隅にかけ、たき火で温まりつつ、酒を飲みつつ、鍋をつまんでいます。
想像以上に手軽で美味しいので、牛ホルモンを買ってぜひお試しください。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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