
こんにちは、料理と筋トレをこよなく愛する筋肉料理人です。
まだまだ暑さは続き、家メシでそうめんは大活躍中! そこで今回は、コシの強い美味しいそうめんを茹でる、簡単なコツをご紹介します。
これまでも、梅干しを入れたり、ねり梅を入れたりと、「酸性の食材を入れた湯で茹でる」というコツを交えたレシピをご紹介してきました。湯が酸性になるとそうめんのでんぷんが溶け出しにくく、コシの強いそうめんが茹で上がるといわれているんです。
わが家でもこれらの方法を実践していて、たしかにコシのある美味しいそうめんを食べています。
そして今年、もっと身近な“酸性の食材”はないかと考えて手にしたのが、冷蔵庫に常備している「レモン汁」です。ついでに、つゆにもレモン汁を使って、辛くて甘酸っぱい、食欲を刺激するエスニック風のぶっかけそうめんを作ってみました。厚揚げと鶏ひき肉、そうめんでたんぱく質も補給できる夏メシレシピですよ。
筋肉料理人の「レモンつゆの厚揚げぶっかけそうめん」
【材料】1人分 【調理時間】約15分
- そうめん 1人分
- 鶏ひき肉 60g
- ピーマン 1個
- もやし 1/2袋(100g)
- 厚揚げ 1枚(120g前後)
- 鷹の爪 1本
- ごま油 小さじ1
- すりおろしにんにく 小さじ1
- レモン汁 小さじ2
(A)
- めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ4
- レモン汁、砂糖 各大さじ1
- 水 大さじ3
作り方

1. (A)をボウルに入れます。そこに、ヘタを切り種を取り出した鷹の爪を細かい小口切りにして加え、混ぜます。

なお、鷹の爪は乾燥した状態で細く切ると割れやすいので、種を取ってから水に2分ほど漬けて、やわらかくしてからキッチンバサミで切るのがおすすめです。

2. ピーマンは半分に切って、ヘタと種を取り除いて細く切ります。
ピーマンは皮がかたいので、写真のように内側から切ると細く切りやすいです。

3. 厚揚げは1cmくらいの厚さに切って、それを食べやすい大きさに切ります。

4.フライパンにごま油を引いて鶏ひき肉、すりおろしにんにくを入れ、

中火で1分ほど炒めます。

5. 鶏ひき肉の色が変わってほぐれてきたら、厚揚げ、ピーマンも入れてさらに2分ほど炒めます。

6. もやしを入れ、

混ぜ合わせておいた1を加えます。

煮立ったらさらに1分ほど煮て、火を消します。これで具沢山のレモンつゆの完成です。

7.次にそうめんを茹でます。鍋に1Lの水(分量外)を入れて湯を沸かし、レモン汁小さじ2を入れます。

中火にして、そうめんを入れて茹でます。私は1分30秒茹でるようにしています。

そうめんを入れたら、菜箸などでやさしく混ぜて、麺がくっつくのを防ぎます。吹きこぼれそうになったら火を弱くしてください。

8. そうめんが茹で上がったらザルにあげて、流水をかけながら冷まし、もみ洗いします。
そのうちにそうめんの手触りが変わり、食べてみるとコシが出たのがわかると思います。そうめんにはそこまで気にならない程度にレモンの風味が残ります。

9. ヌメリが取れてコシが出たら水気を切ります。
ザルを傾け、1分ほどおくとよく切れますよ。

10. 水気をよく切ったそうめんを皿に盛り付け、レモンつゆをかけてできあがりです。
うま味とパンチがあるレモンつゆが激ウマ!

「レモンつゆの厚揚げぶっかけそうめん」の完成です。レモンの風味のつゆは、甘酸っぱくてさっぱりしながらも、めんつゆと鶏のうま味、にんにくの風味と鷹の爪の辛みのパンチがあって美味しい!

厚揚げや野菜、そうめんにもよく合います。このエスニック感は、暑い日でも思わず箸がすすんじゃいますよ。

レモン汁を混ぜた湯で茹でたそうめんは、キリッとしたコシがあって、湯だけで茹でたときとは違う、しっかりした食べごたえを感じます。レモンつゆをからめてズズッと食べると、アジア料理屋さんで麺料理を食べているような気分になりました。
そうめんにはほんの少しレモンの風味を感じますが、とくに今回はエスニック風のつゆなので、美味しく食べられました。

レモン汁を使って激ウマのつゆを作り、レモン汁を湯にも入れてそうめんを茹でる一石二鳥のレシピです。一度作れば、そうめんレシピのローテーションに加えたくなること間違いなしの美味しさですので、ぜひおためしください!
作った人:筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
- ブログ:魚料理と簡単レシピ
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企画協力:フーディストノート

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