皆様こんにちは、ごはん同盟のしらいのりこです。
ハンバーグってすごくごはんがすすみますよね。
ハンバーグから肉汁ジュワッ、それをごはんと一緒にいただいて。
もう最高です!
ただ、ハンバーグを作るのってちょっと面倒、そしてうまくいかないことも多い。
こねるときに手に脂がつくし、空気を抜きながら丸めなきゃだし、焼いているときも割れて肉汁がでちゃったり、そしていざ食べようとしたら中心部が半生だったり……(号泣)。
ハンバーグ作りに悩みはつきませんが、このレシピはそれらを一気に解決!
簡単にできて失敗知らず。しかも5分でできちゃう!
なのに、味は紛れもなくハンバーグ。ぜひ作ってみてください!!
こね&丸めは不要! デミグラスハンバーグ風肉みその作り方
材料 作りやすい量(ごはんにのせると茶碗2杯分)
- 合い挽き肉(できれば粗挽き)……150g
- タマネギ……1/8個(約25g)
- バター……10g
- 赤ワイン……大さじ2
- 塩……小さじ1/4
- 中濃ソース……小さじ1/2
- トマトケチャップ……大さじ2
- ナツメグ……少々
合い挽き肉は、できれば粗挽き(上の写真左は粗挽き。右は普通の挽き肉)のものをご用意ください。粗挽きの方が、食感もゴロっとしてジューシーな仕上がりになります。
今回使った合い挽き肉の割合は、牛挽き肉7:豚挽き肉3くらいでした(スーパーでは牛豚の割合は指定できないので、これはあくまで目安です)。
合い挽き肉からあまり脂がでないときは、スーパーに無料でおいてある牛脂、または有料のラード(豚脂)を少し足しても。入れすぎると脂っぽくなるためご注意ください。
作り方
タマネギをみじん切りにします。できるだけ細かく。
目安としては、このくらいの細かさです。
炒めます
冷たいフライパンに合い挽き肉を入れて点火!
合い挽き肉から脂がでるので油は引かなくてOK。中火でほぐしながら炒めます。
すぐに脂がでてきます(多い方がジューシーな仕上がりに)。
もし、ちょっと少ないなと感じたら、ここで牛脂やラードを少し足して。
合い挽き肉が茶色になってきたら、みじん切りにしたタマネギをIN!
タマネギが透明になったら、バターを入れて。
バターが溶けたら、赤ワインを流し入れて、塩も加えます。
続いて、中濃ソース、トマトケチャップを入れます。
最後にナツメグも振り入れて。ここまできたら、もう味はデミグラスハンバーグになっています!
全体がなじんだら完成!
清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で4日間ほど保存できます!
冷凍もできますのでたくさん作って、小分けにして冷凍しておくのもおすすめです(冷凍した場合の解凍は、電子レンジの解凍機能を使って普通に解凍していただければ問題ありません)。
デミグラスハンバーグ風肉みそは、ごはんにそのままのせて食べてください。
今日はピザ用チーズ20g(分量外・1人分)をのせ、バーナーで炙って少し焼き目をつけた後、彩りでドライパセリ少々(分量外)を振りかけてみました。ピザ用チーズをのせた後は、トースターで焼いてハンバーグライスグラタン風にしてもいいですね。
チーズがトローリと伸びて、そそられます。味は、もうチーズデミグラスハンバーグそのもの! 粗挽き肉のゴロっとした食感とうま味も感じられ、ごはんが止まりません。
アレンジ
目玉焼きのせ
卵1個(分量外)を、少し多めの油(分量外)で白身のふちがカリっとなるまでフライパンで焼き、半熟目玉焼きにしてのっけて。
大胆に黄身を崩していただきましょう。
香ばしいデミグラスハンバーグ風肉みそに卵の黄身の濃いうま味とコクが絡み、もう説明不要のおいしさです!!
他にもデミグラスハンバーグ風肉みそは、パンに挟んだり、パスタにのっけたり、市販のグラタンにトッピングしたりと、組み合わせたものを何でも「デミグラスハンバーグ風●●」の味にしてしまう力があります。
また、ジャガイモのマッシュに混ぜてコロッケにしたりするのもいいですね(これは少し大変ですが……)。
ぜひ、作って、そしていろいろな料理にもご活用くださいませ!
書いた人:しらいのりこ
新潟県出身、お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチとともにごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として活動中。 美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案でTV、雑誌などのメディアを中心に活動中。 著書に『パラパラじゃなくていい!最高のチャーハン50』『しらいのりこの絶品!ご飯のおとも101』『ポリ袋でレンチンおかず 電子レンジでこんなにおいしい!』など。