この神戸牛ハンバーグにはドラマがある。このデカさの理由とは。洋食の店 もなみ。

エリア谷町・谷町六丁目

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まいど憶良(おくら)です。

 

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大阪市は谷町六丁目にやって来ました。

 

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知名度は全国区、神戸牛ハンバーグのド迫力にドキドキ

ここ「洋食の店もなみ」のハンバーグにはたくさんの特徴があります。

まず神戸牛を使用していること、その上どう見てもこれ赤字でしょ? って言うくらいの大きさ。

(この大きさになったのには2つ理由があります。それは何でしょう。答えは後ほど。)

そして何度もTVなどで取り上げられるなど、知名度の高さ。

その知名度は全国レベルでは収まらず、世界中からここのハンバーグやお肉を食べるために人が集まってくるという名店なんです。

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かむのがもったいない? さらぁ~っととろけ出す脂のうま味

まずはお肉そのものをストレートに味わうことにしました。

夜メニューから、和牛のたたき(2,500円)。

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厚いお肉に火を入れていきます。

 

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あらまぁ、とってもいい色。

 

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この断面の美しいこと!

 

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「あぁ。」 思わずため息が出ます。

 

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自家製のポン酢と、すりおろしたニンニクがお肉の味をぐぐっと引き立ててくれます。

 

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うまいっ、こりゃうまい。

 

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まずは舌の上にしばらくのせておきました。

うま味と脂の甘みがじわぁっと広がっていきます。

 

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それから、もぐもぐとかんでいくと、一気に肉のうま味が口中を覆い尽くします。

もうたまんないおいしさ。

 

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名物のハンバーグは、エビとセットでも1,004円(ランチ時)

次は、「このお肉を味わってもらった後にこそ食べて欲しい」とマスターが言うハンバーグが登場。

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「せっかくですので、ランチで一番人気のハンバーグと海老フライ(1,004円)をご用意しますね」と、笑顔で作ってくださいました。

 

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ハンバーグが大きくなった理由は?

憶良:そもそも、神戸牛ハンバーグをこんなに大きくしようと思ったのはなぜなんですか。

マスター:1つには、大阪という場所がそうさせるんでしょうか。もともと私は神戸でお店を構えていたんですが、阪神大震災の時にお店もなくなって、絶望的な状態がしばらく続いたんです。無店舗で、ホットプレートを使ってハンバーグを焼いていた時に、大阪に空き店舗があるという話を聞いたんですが、知人などたくさんの方が命を落とした中、ここまで自分を育ててくれた神戸を捨てて大阪に行くなんて、と、悩んでいました。でも、常連さんの後押しと励ましの言葉をもらって、もう一度初めからやってみよう、という気持ちになって大阪に来たんです。

 

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マスター:神戸のお客さんは質の高い接客を求めます。どんな人か、どんな好みかを覚え、心地よい時間を提供することを心がけました。そして大阪の人は、おいしい、早く提供する、そしてコスパがいいという部分を求めるお客さんが多い。最初は普通サイズのハンバーグだったのが、コスパを求めるお客さんに喜ばれるものだから少しずつ大きくなっていった。というのが1つ目の理由です。

 

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2つ目の理由は、感謝の気持ち

マスター:震災で亡くなった方たちのことを考えると、私が生きていること、こうやってお店をさせてもらっていること、そして私の作った物を食べていただいて、そして喜んでいただけること、そんなすべてのものに対して、本当に感謝しないとバチが当たると思ったんですよ。ですからこのハンバーグの大きさは、感謝の気持ちでもあるんです。

 

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「こうやって生きている、ありがたいという気持ちをハンバーグの大きさで少しでも表せるのなら、もうけはそんなになくてもいいのかなぁ、と思うんです」と、当時のことを思い出したのか、そう話すマスターの目には光るものがありました。

 

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エビも大きい。しかも2匹も!

ハンバーグが焼けている横ではエビも揚がってきています。

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まずはエビがお皿にセットされ、

 

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その上にお待ちしていました、

 

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ハンバーグがどでんっ、とのります。

 

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自家製のマヨネーズもおいしそう。

エビはすっかり隠れていますが、

 

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横から見るとこの通り。

頭がなくてこのサイズなので、なかなかの大きさです。

 

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特製ソースでご飯も進む

仕上げにソースがかかって、出来上がり。

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これだけのセットで1,004円は、コスパに敏感な大阪のおばちゃんも大満足です。

 

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柔らかいっ、だけじゃない

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その食感は、口に入れるとふわっとほどけそうな感じ。

それでいてかみ締めると肉感がしっかりとある。

肉食べてるっ! って感じ。

これはちょっと不思議というか、独特なハンバーグですね。

ちょっと甘めの特製ソースがベストマッチ。

ご飯が進む味です。

 

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エビも決しておまけ的なポジションに甘んじていないクオリティーですよ。

並ぶのが好きではない大阪府民が、並んででも食べたいという理由がわかります。

 

単においしくて安いだけじゃない

お肉は卸業者、肉屋さんを通さずに仕入れるため、こんなに安く提供出来る。

そこに技術がプラスされてこのおいしさが実現されている。

 

でも、それだけでは日本中からファンが集まったり、何度もテレビで取り上げられたりはしないと思います。

大きいのはマスターの人柄。

いかにお客さんに満足してもらえるか、それを追求し続ける姿勢がお話を聞いていても分かります。

この味とサービス精神、そしてこの笑顔に人は集まってくるんだなぁ。

人の笑顔の中心に気持ちのこもった料理がある、とても素敵な空間ですよね。

個人的には、ハンバーグの大きさはこれ以上無理をせずに、ず~っと続けていって欲しいなぁ、と思いました。

 

マスター:世の中にはいろんなハンバークがあります。

そして、ここにはここでしか食べられないハンバーグがあります。

ぜひ、食べに来てください。

皆さんに気に入ってもらえるように、これからも努力してまいります。

 

お店情報

洋食の店 もなみ

住所:大阪大阪市中央区谷町6-3-14
電話番号:06-6763-1129
営業時間:11:30~14:00  17:40~22:30(LO 22:00)
定休日:月曜日

www.hotpepper.jp

 

書いた人:憶良(おくら)

憶良(おくら)

ゲームプランナー、プロデューサー、CMディレクター、ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。日本で一番古いハンドルネーム、OKURAです。休日はよく温泉に行き、その道中では積極的に食べ歩いたり、行先の地元スーパーで珍しい食材を買い込んで料理したりと、食に対してはかなり貪欲。「美味しいものを食べている時、美味しいものについて話している時に、悪いことを考える人はいない」という持論を持つ。

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