【自作低糖おつまみ】きのこを干して揚げたらうま味が跳ね上がった。使い残したきのこでぜひ【オトコ中村】

ども、料理ブロガー&ユーチューバーのオトコ中村です。

安くて美味しくて、ちょっとでもヘルシーなおつまみで酒を飲みたい。ということで今回は、きのこをビールに合う「きのこチップス」にしてみました。

油で揚げるので脂肪分はありますが、糖質を減らしたい方にはおすすめですよ。

 

今回はしいたけ、エリンギ、しめじ、えのき茸の4種類のきのこで作りました。何度か試作して、美味しくできるレシピを見つけたのでご紹介します。中途半端に使い残したきのこがあったら、ぜひ試してみてください。

 

オトコ中村の「きのこチップス」

材料

  • お好きなきのこ(今回はしいたけ、エリンギ、しめじ、えのき茸) 適量
  • サラダ油 適量
  • 塩 少々

 

作り方

1. しいたけは、軸を切り取ってから、3mm程度の厚さにスライスします。

 

エリンギも、3mm程度の厚さにスライスします。

 

しめじは、今回はカット済みものを買ってきました。房になっているものは、根元を切り落としてほぐします。

 

えのき茸は、根元を切り落としておきます。

 

2. 切ったきのこを野菜干しネットやザル、竹籠などになるべく重ならないように並べて、丸1日、天日干しにします。

ここでは、100円ショップで入手したネットを使いました。

 

今回は天候に恵まれ、1日でこのようにカラカラに乾きました。

カラカラに乾かすのが理想ですが、天気が悪い日や、外に干す場所がないときは、室内の風通しのいい場所に2日程度干してください。ある程度水分が抜ければ、完全に乾かなくても大丈夫です。

 

3. フライパンにサラダ油を適量入れて、弱火で熱し、低温の160℃で干したきのこを揚げます。まずは、しいたけから。

油の温度は低温の160℃、油に菜箸を入れて細かい泡が上がるのが目安。乾燥したきのこを油に入れても油の温度はほとんど下がらないので、火力は弱火で大丈夫です。油の温度が少し高いだけで、きのこが真っ黒に焦げてしまうので注意してください。

 

しいたけの水分が抜けて、泡(気泡)が出なくなればOK。油から上げたら、キッチンペーパーなどの上にのせて、余分な油を切っておきます。

 

次はエリンギを入れ、

 

同じように、泡(気泡)が出なくなるまで揚げ、取り出します。

 

続いて、しめじを入れ、

 

同じように揚げ、取り出します。

 

えのき茸は、絡まないようほぐしながら揚げます。

 

えのき茸も揚がりました。

 

4. 仕上げに塩をふって味を付ければ完成です。今回は岩塩をミルでひいてふりかけました。

 

深い味わいが口の中に広がって、ビールがすすむ!

4種類のきのこチップスの完成です。もちろんビールのおともにいただきます。

どのきのこも香ばしくて、サクサクのパリパリ! フニャフニャとやわらかいきのこが、ここまでサクサクになっていることに驚きます。

 

味付けは少しの塩だけですが、さすがはうま味たっぷりのきのこ。干してうま味を凝縮させたこともあって、深い味わいが口の中に広がり、どれも美味しいです。ビールにもよく合います。干ししいたけで出汁を取るくらいですから、うま味があって当然ですね。あっという間に食べ尽くしてしまいました。

私の中では、えのき茸のうま味が一番強く感じられて、とくに美味しかったです。噛むとパリパリと簡単に細かくなって、そこからうま味が口の中に広がりました。

しいたけの傘は、乾燥して揚げたことでギュッと密度が濃くなった感じに。エリンギとしめじは、しいたけよりはうま味が少なめでしたが、エリンギは繊維質を感じたり、しめじは軸の密度が薄くてサクサクだったりと、それぞれ違った味わいが楽しめました。

ビールのおつまみにきのこチップス。お好みでスパイスなどをかけてもよさそうですが、まずは塩だけで、きのこのうま味を噛みしめてみてください。

 

作った人:オトコ中村

オトコ中村

もの作りが大好きな京都生まれ、京都在住の40代。2児の父。小学生の頃、即席ラーメンのスープに豆板醤で辛味をプラスして料理の楽しみを知る。飲食業勤務を経て、現在は作った料理をコツコツとブログやYoutubeで発表中。未知なる料理への楽しい挑戦は続く。趣味は料理と野草観察。

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