前回も、その前もご好評いただいたさば缶、
まとめ買いしてあったので再び登場! 今回は秋っぽく「炊き込みご飯」を作ってみました。さばの水煮缶の汁と水で炊くだけ、一緒に炊いたごぼうとにんじん、切ったりするのが面倒でしたら市販のきんぴら用パックでOK。とっても簡単で(手抜きって言わないで)本当においしいのですよ~。
味付けは醤油だれ、よそってから海鮮丼よろしくまわしかけて食べてください。これならば好みで味の調整ができますし、食べ方もいろいろ楽しめます。わさびをのせた「わさびごはん風」なんて超おすすめ! さば缶以外にも、鮭(サケ)の水煮やサンマの水煮缶でもいけますので、お好みでそうぞ!
魚屋三代目の「さば水煮缶で簡単炊き込みご飯」
【材料】2人前
- 米 2合
- さばの水煮缶 1缶
- きんぴら用ごぼう、にんじんパック(下ゆで済みのもの) 1パック(130gくらい)
- しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ1
- しょうがスライス 4枚
- わさび、万能ネギ、三つ葉 お好みで適量
作り方
1. といだ米を炊飯器に入れたら、さばの水煮缶の汁を全部加え、
しょうがスライスを加えて、お米の量にあわせた水加減(今回なら2合)になるよう水を足します。
2. きんぴらパックを加え、さばの身をのせ炊飯スイッチを押します。
3. ご飯が炊けたら、さばをほぐしつつ、
全体をよく混ぜます。
4. みりんを耐熱の器に入れ、電子レンジ(600w)で20秒加熱しアルコールを飛ばしたら、
しょうゆと混ぜてしょうゆだれを作ります。
5. 3のご飯をよそい、お好みで刻んだネギ、わさびをのせ、4のたれをまわしかけてお召し上がりください。
お茶漬け風アレンジもうまい!
さば缶は汁ごと全部入れるので、うま味も栄養も残さずいただけます。しょうゆだれをお出汁で割ってかければ、お茶漬け風。お酒の〆にバッチリ! ザザッ、ズズッとすすってください。これがまたイケるんです。
今回は市販のきんぴら野菜(下ゆで済み)を使いましたが、筑前煮用のパックなども具だくさんでおすすめ。ミョウガや白髪ねぎ、削り節(さば節やかつお節)、炒りごまをふってもおいしくいただけますよ!
わさびのかわりに香りのいい三つ葉もおいしい!
作った人:魚屋三代目
本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。
- ブログ:魚屋三代目日記
- ホームページ:鮮魚 魚武
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企画協力:レシピブログ
テレビや雑誌で活躍する人気料理家やフーディスト・17,000名が参加する料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずやお弁当、お菓子など120万件のレシピを無料で検索できる。
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