こんにちは！ 鮮魚魚武の三代目、料理家の魚屋三代目です。
今日の主役は、まぐろの赤身です。これをしょうゆだれにつけ、ご飯にのっけた「まぐろの漬け丼」はほんと美味しいですよね。この漬けだれのベースをみそにしたら、これまた美味しくて最高なんです。30分漬けるだけなので、刺身を買ってきてさっそくお試しください。
魚屋三代目の「まぐろのみそだれ漬け丼」
【材料】1人前
- まぐろの刺身（赤身） 10切れ程度
- ご飯 1人分
- うずらの卵 1個
- 大葉のせん切り、ねりわさび お好みの量
（A）
- みそ（家にあるみそでOK、今回は赤みそ使用） 大さじ1と1/2
- しょうゆ 大さじ1
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 白すりごま 小さじ1
作り方
1. まずはみそだれ作りから。小鍋にみりんと酒を入れ、中火でひと煮立ちさせてアルコール分を飛ばしたら、火を止め、
しょうゆ、
みそ、白すりごまを加えて
よく混ぜ、冷ましておきます。
今回はコクの強い赤みそを使いましたが、ふつうのみそ（淡色みそ）でも美味しくできます。
みそだれは2回分くらいできるので、残ったら冷蔵庫で保存して次の日も楽しめます。冷奴のたれなんかにも使えますよ。
2. まぐろの刺身をボウルやすり鉢などに入れ、
冷めた1をかけ、
よく混ぜ合わせたら、冷蔵庫に30分入れて味をなじませます。
3. ご飯を丼によそい、2を盛り付けます。大葉とうずらの卵をのせ、ねりわさびを添えて完成。
みその風味をまとったまぐろがご飯に合いまくりです
口の中でみその風味をまとったまぐろを噛みしめれば、ご飯がすすみすぎます！ わが家の息子もぺろりと1膳たいらげて、おかわりしていましたよ。
みそだれには、お好みでおろしにんにくや一味唐辛子、七味唐辛子を加えるとパンチが増してまたウマいですよ。ごま好きは白すりごまの量を増やすか、食べるときに“追いいりごま”をするのも風味アップでおすすめ。アジやブリの刺身を漬けても美味しいので、お好きなアレンジでお腹いっぱいになってくださいね。
まぐろとみその組み合わせは、こんなご飯のおとももぜひ。
作った人：魚屋三代目
本名・柳田昇（やなぎたのぼる）。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』（エイ出版社）が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。
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