脂ののった戻りがつお刺身を花椒&ラー油で丼にしたら、私の顔がほころんだ【魚屋三代目】

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こんにちは! 鮮魚魚武の三代目、料理家の魚屋三代目です。

 

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脂ノリノリの「戻りがつお」が美味しい季節です。先日は、その刺身を揚げ焼きにして「かつおの南蛮漬け」を作りましたが、

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今回はシンプルに丼レシピです。花椒&ラー油のシビカラだれとかつお刺身の組み合わせで、ご飯がガンガンすすみますよ。

 

魚屋三代目の「かつおのシビカラだれ丼」

【材料】1人前

  • かつおの刺身 7~8切れ
  • 温かいご飯 1人分
  • 刻みねぎ(今回は長ねぎの細切り、青ねぎの小口切りをダブルで) 適量

(A)

  • しょうゆ 大さじ2
  • 酢 大さじ1
  • さとう 小さじ2
  • 白いりごま 大さじ1
  • すりおろしにんにく、すりおろししょうが 各小さじ1/2
  • 花椒(パウダー)、ラー油 各小さじ1/2

 

作り方

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1. まずはご飯を丼によそいラップをして、たれを作っている間、常温で5~10分冷ましておきます。

熱々のご飯で刺身丼を作ると、刺身が温まって生臭さく感じることがあります。時間があればご飯を少し冷ましておくと、鮮度の良いかつおをより美味しく食べられますよ。

 

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2. (A)をよく混ぜ合わせて、シビカラだれを作ります。

シビカラだれは2回分くらいできるので、残ったら冷蔵庫で保存して次の日も楽しめます。野菜や豆腐にかけてもウマいですよ。

 

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3. ご飯の上にかつおの刺身を盛り付け、刻みねぎをのせます。

 

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4. 食べるときに、シビカラだれをお好きな量回しかけます。

 

バランス最高のシビカラだれで、旬のかつおがウマい

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シビカラだれは、花椒の痺れとラー油のピリ辛、そして酸味と甘味、塩味のバランスがよく、脂ののったかつおと相性抜群! 存分にご飯をかきこんじゃってください。

今回のレシピでは、かつおの風味を消さないよう、たれに入れるラー油と花椒の量は少なめにしました。食べてみて辛さや痺れが足りない方は、花椒、一味唐辛子や粉唐辛子をかけて調整してくださいね。

 

作った人:魚屋三代目

魚屋三代目

本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。

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企画協力:フーディストノート

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