
こんにちは! メシ通レポーターのタベアルキスト Kikutaniです。
この企画は、こだわりの食材と情報誌が届く『食べる通信』を取り寄せ、どんな食材なのか実際に食べてみよう! という企画です。
『食べる通信』とは?
一般社団法人日本食べる通信リーグが全国展開している食材付き月刊情報誌。
会費制で、読者になると各地域における農水産物の生産者に焦点を当てた特集記事を掲載した冊子と、彼らが収穫した食物が毎月セットで届けられる。
第5回は『くまもと食べる通信』 八代郡氷川町の宝石とまと
今回は『くまもと食べる通信』をセレクトしてみました。

【今回の食材】
届いた食材は宝石のように美しい色とりどりのミニトマト!
こだわり食材①:宝石とまと(各種ミニトマトの詰め合わせ)
生産者の宮崎さんが「見ていてワクワクするトマトのセットを作りたい!」という思いから生まれたトマトの詰め合わせ。多種多様な品種を高い品質で揃えているのは、長年トマトと向き合ってきたからこそ。
今回届けられた中身は9品種
【アイコ、イエローアイコ、小鈴、オレンジキャロル、インディゴローズ、トスカーナバイオレット、グリーンゼブラ、みどりちゃん、マイクロトマト】です。
一品目はイエローアイコと真鯛のタルタル
『くまもと食べる通信』には、「TOMATO PARTY RECIPE」として、熊本のレストラン「リストランテミヤモト」のおすすめレシピが多数掲載されています。この中から数品、オシャレなトマトランチ目指して、今回も実際に調理をしていきます。
では、さっそく調理開始!一品目は黄色いトマト、イエローアイコと真鯛のタルタルです。

材料一式。今回のレシピ全般に言えることですが、材料はシンプルで、塩とオリーブオイル主体の味付けになります。

まずは、真鯛を5mm程度のあられ切りにします

続いて、パセリをみじん切りに

イエローアイコが盛り付け時安定するように、トマトのお尻の部分を少し落として、落とした部分をみじん切りに。真鯛、パセリ、イエローアイコをボウルに入れ、塩・オリーブオイルを加えてよく混ぜます。

半分にカットした、イエローアイコの上にタルタルを盛り付けて完成。

イエローアイコは、果肉の詰まったスッキリとした味わいのトマト。ほんのりと香るパセリをアクセントに真鯛の甘味を楽しんだ後、アイコのスッキリとした果汁が口を流してくれる、そんな仕上がりの一品になりました。
食べる前に、一度冷蔵庫で冷やしておくと、より一層美味しくいただけそうです。
二品目はアイコとみどりちゃんの冷製パスタ
二品目は 赤色のアイコと緑色のみどりちゃんを、冷製パスタに仕立てます。

まずは材料。トマトと相性抜群のバジルを合わせて風味を出します。

まずは、トマトを6等分にカットしてボウルに入れます

続いて、塩を一つまみ入れてよく混ぜ、さらにオリーブオイルを加え、バジルをいれます。バジルは手で細かくちぎって加えます。

パッケージの規定時間通りに茹でた麺を冷水で締め、水気をしっかり切ります。
そして、トマトとよく和えて盛り付けます。

あしらいのバジルを添えたら完成です。
みどりちゃんは一見未熟なトマトに見えますが、これでもしっかり食べ頃です。肉厚でやや硬め、トマト特有の少し青臭さもあり、まさに食べられる青トマトといった感じ。ジューシーで甘味の強いアイコと、野性味のあるみどりちゃんの対比が面白い一品です。
パスタはできるだけ細いものを使用しましょう。もし入手が可能であればカッペリーニを使いたいところです。冷水で締めるので、気持ち長めに茹でるくらいで丁度よい仕上がりになります。
三品目はグリーンゼブラのフリット
三品目は グリーンゼブラを使ったフリット。珍しいトマトの揚げ物です。

まずは材料。衣は片栗粉と薄力粉を1:2で混ぜたものを使用し、ビールで溶いて使います。
あろうことか、料理工程を撮り忘れてしまいました!
調理自体は簡単で、6等分にカットしたグリーンゼブラに衣をしっかりつけ、180度の油で色よく揚げるだけです。

今回届いたトマトの中で、ひと際変わった見た目のグリーンゼブラ。シマウマのように走った縦じま模様が何ともユニークです。

揚げ上りがこちら。片栗粉とビールを使った衣は、揚げ上りがサクサクと軽い仕上がりに。ゼリー状になったアツアツ、トロトロの中身が、衣の中からジュワっとあふれだします。
これは予想外の美味しさ!グリーンゼブラはこのためにある!と言っても過言ではないほど、フリッターという料理とマッチしています。この日一番評判の良かったメニューでした。
地域を引っ張る若手のリーダー
「食べる通信」は食材付き情報誌。こだわりの食材と共に、その食材が手元に届くまでのストーリーなども楽しめます。
今回届けたくれたトマトを生産している、宮崎修太さんは熊本県4Hクラブの会長を務める若きリーダー! 仲間と切磋琢磨しながら、より強い農業を目指しておられます。
先代が築き上げた技術に、消費者のニーズを組み込むというマーケティングの視点を持ち込んで生まれた「宝石とまと」は、まさに次代の農業の目指す一つの形。宝石のようにキラキラと輝く、熊本の今後の農業に期待大です!
頑張れくまもと!
宝石とまとを頂いたのが4月3日。
そこから2週間たった日、熊本は大地震に襲われてしまいました。
今回のトマトの産地である八代も大きな被害が出ています。
私としては、熊本はぶらり旅の企画などでも縁があり、思い入れの深い土地。
今回の震災に対しては心を痛めるばかりです。
人一人で何ができるというものでもないのですが、タベアルキストとして、熊本のものをいっぱい食べ、その魅力をたくさんの人に伝えられたらと思います。



