レンジ4分のトロトロなすが甘酸っぱウマ~な「南蛮漬け風そうめん」を暑くて食欲のない日に【メシ通の冷たい麺】

こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。

メシ通の冷たい麺特集。本日は、暑くて食欲のない日にもとってもおすすめなそうめんの食べ方をご紹介します。

夏野菜といえばこれでしょ! 的な存在のなすとオクラを、甘酸っぱくて美味しい即席の南蛮漬け風に。これがそうめんのおともに最高なんです。

それでは早速レシピです。なすとオクラは火を使わずに電子レンジでスピード調理できるのもおすすめですよ。

 

山本リコピンの「なすとオクラの南蛮漬け風そうめん」

【材料】1人分

  • そうめん 1人分
  • 麺つゆ(濃縮3倍) 30ml
  • 冷水 100ml
  • なす 1本
  • オクラ 3本
  • みょうが(輪切りにする) お好み量

(A)

  • 砂糖 大さじ2
  • しょうゆ 大さじ3
  • 酢 大さじ3

 

作り方

1. (A)を混ぜ合わせて、バットや深さのある容器に入れる。

砂糖、しょうゆ、酢の割合は2:3:3と覚えやすいと思います。調味料をすべて入れて15分ほど放置しておくと、よく混ぜなくても自然と砂糖が溶けていきますよ。

 

2. なすは、ヘタを落としてラップで包み、600wの電子レンジで3~4分やわらかくなるまで加熱する。

 

3. 加熱したなすは、やけどに注意してバットや平らな皿の上にラップを取ってあけ、フォークを2本使って、1つを縦4等分に裂く。

なすはこうして裂くと包丁で切るより表面積が増え、調味料がしみ込みやすくなります。

気持ちよくスーッと裂けない場合は加熱が足りないので、様子をみながら30秒程度ずつ追加で加熱してください。

 

4. 裂いたなすを、熱いうちに1に漬ける。

なすもオクラも熱いうちに漬けることで、冷める時に味がギュッとしみます。

 

5. オクラは、ヘタの先端を切り落とし、かたいガクの部分をくるりと一周むく。

スーパーなどでふだん買うオクラのうぶ毛は、チクチクするほどではなく気にならないので、私はうぶ毛をとる板ずりは省いてしまっています。

 

6.耐熱皿にオクラをくっつかないように並べ、ふんわりとラップをかけたら、600wの電子レンジで30~40秒加熱する。

 

7. オクラも熱いうちに1に漬け、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしておく。

 

8. そうめんはパッケージの表示通りに茹で、冷水にとってぬめりが取れるまでよく洗い、水気を切って器に盛る。

 

9. 麺つゆと冷水を混ぜてそうめんにかける。漬けておいたなすとオクラを上にのせ、みょうがをのせる。

なすとオクラに味のしっかりした甘酢がしみているので、そうめんにかけるつゆはここでは水を多くして薄めに作っています。濃さはお好みで調整してください。

 

そのままおつまみにしても美味しい!

トロッとやわらかくなったなす、そしてオクラに即席の甘酢がよくしみています。ちょうどよい酸味があって、食欲があまりない時でもするすると食べられますよ。そうめんだけでなく野菜も一緒に食べられて、食べごたえもアップです。

甘酢もつゆとして一緒にそうめんにかけてしまうのも酸っぱくて美味しい! その分、つゆの味は濃くなるので水を足して調整してください。

 

味変でごま油やラー油を垂らすと一気に違った味わいになります。刻みねぎや大葉など、お好きな薬味もミックスしてたっぷりのせるのも美味しいですよ。

 

それから、なすもオクラも、そうめんにのせずにそのままおつまみとして食べるのも最高です。冷蔵庫で冷やして、みじん切りにした長ねぎ、あとはラー油かごま油を少量かけて食べるのがおすすめです。

今回はなす1本で作りましたが、何本もまとめて甘酢に漬ける時は、1本増やすごとに加熱時間を様子を見ながら2、3分追加してください。なすをフォークでスーッと裂くのも、一度やるとクセになりますよ。

 

作った人:山本リコピン

山本リコピン

料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。

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