辛子明太子の聖地といえば、福岡・博多。なかでも、原料調達から製造販売までを一貫して自社で行ない、博多から直送している明太子専門店「かねふく」は、辛子明太子の老舗メーカーです。
そんな同メーカーが運営する、無料の明太子専門テーマパーク「めんたいパーク」をご存じですか? 明太子工場見学に、明太子直売店、明太子ミュージアム、フードコートなど、(辛子)明太子好きにはたまらないラインナップで、1日中楽しめるスポットなんです。茨城、愛知、兵庫の3店舗で展開しており、全国各地からアクセスしやすいのもうれしいポイント。
そんな同パークの「めんたいパーク大洗」(茨城)の担当者に、見どころや魅力について教えてもらいました。
具体的に何があるの?
「かねふく めんたいパーク大洗」は、「見たい・知りたい・食べたーい」をコンセプトに、明太子についてとことん楽しめる施設。大洗では、工場直売店、工場見学、フードコーナー、明太子ギャラリーの4つで展開しています。
同館の見学ギャラリーでは、明太子の親であるスケソウダラの生態や漁獲方法を学べたり、明太子の製造工程を工場の窓越しに見学することができます。
また、直売店では、工場で作られたできたての明太子を試食できるほか、バラエティに富んだ明太子商品も購入可能です。
さらに、2015年3月26日にオープンしたばかりのフードコーナーでは、できたての明太子を使った「ジャンボおにぎり」や「ジャンボ明太豚まん」、「めんたいソフトクリーム」など、定番商品から珍商品まで並びます。
明太子のイロハを学び、製造過程を知ることで、より一層明太子の魅力に取りつかれることでしょう。
「フードコート」で本場の味を確かめよう!
フードコーナーに並ぶメニューは7種類。
(ソフトドリンク、アルコールを除く)
- おにぎり4種(できたて明太子、明太子+紅鮭、沖獲り天然紅鮭、自家製たらこ)
- ソフトクリーム2種(めんたいソフトクリームなど)明太豚まん
売れ筋商品は、「ジャンボおにぎり(できたて明太子)」(税込380円)と、「明太豚まん」(税込300円)なのだそう。慣れ親しんだ明太子おにぎりも、ここのものはひと味違った本格派。また、豚まんも、明太子が加わればおいしさ倍増するでしょう。
なかでも気になるのが、「めんたいソフトクリーム」(税込350円)。まさにここでしか食べられない珍商品なのですが、果たしてこの組み合わせはおいしいのか疑問が残るところ……。担当者いわく、「つぶつぶな食感と後からくるピリッとした辛さがクセになる、甘さと塩気が絶妙な大人スイーツ」とのこと。どうやら女性が大好きな塩キャラメル的な“あまじょっぱさ”を感じられるようです。これはぜひ食べておきたい一品ですね!
今流行りの「工場見学」も押さえておこう!
原料の下ごしらえから、漬け込み、熟成、計量、整形、包装に至るまでの過程を全て見学することができます。これを見れば、かねふくの辛子明太子へのこだわりをより感じることができそうですね。おいしさの秘密も知ることができちゃいます!
「明太子ギャラリー」で体験型学習!
同館には、全長約100メートルの長さを誇る明太子ギャラリーが併設されています。明太子の原料であるスケソウダラの生態や成長の様子を画像や映像で学べるほか、明太子の作り方や歴史について、ゲームなどの参加形式で体験しながら学べるので、辛子明太子への愛情もさらに増すこと請け合いですよ!
お土産も忘れずに!
ひと口に明太子といっても、いわし明太やいか明太など、さまざまな食材と組み合わせたものがありますよね。これらに加え、明太子あらびきソーセージや明太しゅうまい、さば明太、紅さけ明太なども用意しているので、選ぶ楽しさがあります。違った形で明太子を楽しめるので、どれを買っても新たな発見がありそうです。もちろん、当日のできたて辛子明太子もあるので、こちらもお忘れなく!
大洗には他にも、全国でもトップクラスの大型水族館「アクアワールド・大洗」や、これからの季節にたまらない「大洗サンビーチ」、ショッピングに最適な「大洗リゾートアウトレット」など、遊べるスポットが盛りだくさん。観光がてら足を運んでみてはいかがですか?
場所情報
※本記事は2015年4月の情報です。