みなさんもテレビや雑誌で一度は見かけたことがあるハズです。それは料亭や高級旅館で供されるお刺身を盛るあの氷の器。
清涼感溢れる氷の器にお刺身を盛りつけたらそれだけでおいしそうじゃありませんか? あの氷の器、実は自宅で誰でも作ることができます。
え、大小のボールを重ねてその間に水を張り冷凍庫へ? いやいや違います。もっとシンプルなもので作れちゃうんです。
それは風船です!
そう風船があれば氷の器はあなたのもの。食卓が一瞬にして格式高い料亭の趣になりますよ(たぶん……)。それでは早速作ってみましょう〜!!
氷の器の作り方
用意する食材:お刺身盛り合わせ
用意する道具:風船(あればかき氷器、ハラン)
まずは風船に水をいれます。大きさの目安はソフトボールより一回り大きいサイズ。これを冷凍庫で凍らせます。凍らせる時間は冷蔵庫の性能にもよりますが6〜7時間くらいが良いようです(凍らせすぎるとただの氷玉になっちゃうよ!)。
風船を押して外殻が数ミリほど凍っていて、中身がまだ液体なら取り出せるサイン!
と、その前にお皿に敷くためのカキ氷を用意。かき氷器がなければ通常のロックアイスか大根のツマで代用しましょう。
さあいよいよ風船を切って中身を取り出しましょう。まだ凍っていない水が大量にこぼれるのでシンクかボールの中で作業するのがオススメ。
じゃじゃ〜ん、氷の器が登場!
氷のエッジ部分が鋭利な場合もありますので手を切らないように気を付けて! 器が溶がどんどん溶けてきますからここからは時間勝負ですよ。
お皿にかき氷を敷きつめてハランを横たえたら氷の器の位置を決めましょう。器の淵の高さがガタガタですが、それは味として楽しみましょう。
あとは手早くお刺身を盛りつければ……、
これで刺し盛りの完成です!
どうでしょう、買ってきたトレイのまんま出すよりも明らかに味がアップした感じがしませんか?
愛ある盛りつけならそれは立派な料理だよね
ちなみに今回用意したお刺身はスーパーで480円で売っていた盛り合わせ。でも見た目だけなら価格以上の雰囲気が醸し出されているハズ! 食材は買ってきたまんまでも、盛りつけに愛情がこもっていればそれも立派な料理ですよね。
準備に少々手間はかかりますが、家でこれがいきなり出てきたらインパクト大。ぜひ家族や友達をびっくりさせてみてください。