京都ランチの新名物?「イルラーゴ」の鴨肉100%バーガーがうますぎるカモ【京都】

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こんにちは。メシ通レポーターのライター・泡☆盛子です。

 

冬の旅行で京都にいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

京都名物の底冷え(ほんとに寒い! )と冬景色を楽しんだら、お次はお腹を満たしに出かけましょう。

 

うどん? 湯豆腐?? おばんざい???

 

それもいいけど、もうちょっとガツンとくるもん食べたくないですか? 食べたいですよね。

 

はい、どうぞ!

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▲「イルラーゴ」の鴨バーガー 1,000円 

 

鴨のモモ&胸肉を特注の粗びきにしたものを100%使用した、その名に偽りなしの鴨肉バーガーです。味付けは塩・コショウとほんの少しのスパイスのみ。

ハンバーガーには付き物のソースはあえて添えず、塩とオリーブオイルでシンプルに味わう大人向けの仕立てなのです。

 

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つなぎをほとんど加えていないパティは弾力があり、みっちりと「肉が詰まった!」感に満ちています。

ふわっと歯が沈むほど柔らかいバンズはカリッと焼いた断面だけが香ばしく、パティと相性抜群。ほどよい塩気で軽く揚がったフライドポテトもおいしい〜。

 

店内で味わうもよし、テイクアウトして近くにある鴨川の土手で頬張るもまたよし、です。テイクアウトの場合は、事前に電話で予約をしておくのがおすすめ!

 

鴨バーガーのほかにも、和牛を使ったこれまたたまらんうまさのハンバーガーやチーズバーガーなどもありますよ(いずれもランチのみ)。

 

名物は鴨バーガーだけじゃない!?

実はこちら、ヴェネツィアスタイルのバーカロ(バール)として話題を集めた「イルランポ」が2017年11月にリニューアルしたお店なのです。

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1人でも気軽に立ち寄りやすい立ち飲みカウンターはそのままに。

 

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ちょっとかしこまった雰囲気だった奥のテーブル席は……

 

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こんな風にカジュアルに生まれ変わりました。ハイチェアにはちゃんと足置きも付いているのがうれしい。

 

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新店長の堀田 樹さん(左)と「イルランポ」時代の店主・橘 春奈さん(右)。

橘さんが、開店から10周年を迎えた2017年にひとつの区切りとしてリニューアルを決めた際、以前からお客さんとしてこのお店に通っていた堀田さんに任せる形となったそうです。

 

「初めてこのお店に来た時、外から見てカウンターでワイワイしている様子がすっごく楽しそうで思わずふらりと入ったんですよね。そこから通うようになって、たくさん友だちも思い出もできました。今度は僕が迎える側になって、お客さんにそんな風に過ごしてもらいたいと思っています」と堀田さん。

 

橘さんは「ランポ時代から、昼に飲めるお店をやりたいと思う気持ちがずっとあって。今回、ハンバーガーでランチ営業できるようになったのがほんとにうれしい。ビールにもワインにも合うので、ぜひ明るいうちからグビッといっちゃってくださいね」とニコニコ。

 

年齢も職業もさまざまなお客さんが集まり、夜な夜なカウンターとテーブルを埋めていた「イル ランポ」。

京都で「バール」という酒場のスタイルを定着させた立役者ともいえるお店が、さらに使いやすくなったのが「イルラーゴ」なのです。

 

ランチからディナーまで通し営業で、それぞれの時間帯に魅力的なメニューがスタンバイ。

 

 カフェタイムはドリンクがメイン。

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男前バリスタがこんなかわいらしいラテアートを見せてくれます。

(ドリンクはすべて終日オーダー可能)

 

 そして、ディナータイムにも新たな名物が登場!

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▲ピアディーナ 700円

 

薄い生地にハムなどを包んで食べる、北イタリアのバールでおなじみの料理だそう。

クレープとピッツァの間のような軽い生地に塩気の効いた具をサンドしてありまして。うん、これは確実に酒が進むやつ!

写真は生ハムとモッツァレラチーズ、ルッコラですが、これからバリエーションも増える予定とのこと。それは楽しみ〜。

 

このほかにも、特製ミートソースのタリオリーニやゴルゴンゾーラのニョッキといったパスタ、1品 100円からで気軽につまめるチケーティ(小皿のおつまみ)、ピッツァ、鴨バーガーのパティだけ単品などといった料理がそろうので、ぜひともお腹を空かせて訪ねてください。

 

お酒はこんな感じ。

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▲クリーミーな泡でふたをした生ビール 500円

 

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最初の荒い泡は丁寧に除いて、きれいな泡だけを残すのです。

 

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▲イタリアのビオワインやランブルスコ(微発泡ワイン)はグラスで550円〜

 

ワインは入れ替わりも多いので、好みの味などを伝えて選ぶのがおすすめです。

 

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▲なみなみっぷりがたまら〜ん

 

最後になりましたが、場所はこちら。

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最寄駅の京都市役所前駅2番出口(エスカレーターあり)から横断歩道を渡って河原町通の東側へ。

 

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南に下がって2筋目の姉小路通を左折してください。北側の角にある教会が目印です。

 

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窓から店内の様子が見えるので初めてでも安心ですね。

 

京阪の三条駅からは徒歩4分ほど、阪急の河原町駅からでも徒歩7分ほどです。

アクセスがいいので、観光の方にもわかりやすいかと。

 

1人でもグループでも気軽に使える一軒として覚えておいて間違いなし!

京都でサクッと食べたい&飲みたい時の切り札にぜひどうぞ〜。

 

お店情報

イルラーゴ

住所:京都京都市中京区河原町通三条上ル2筋目東入ル恵比須町534-29
電話番号:075-212-8525
営業時間:12:00〜0:00LO(ランチ〜14:00LO、ディナー17:00〜の間はカフェタイム)
定休日:木曜日

 

書いた人:泡☆盛子

泡☆盛子

ライター。沖縄出身、京都在住。京都の水というか食がカラダに合い、40kg肥えたのが自慢。立ち呑みと、おかずケース食堂での昼酒が好き。

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