新潟駅前でこだわりのラーメンとお酒を楽しめるお店
新潟駅前には、新潟ならではおいしいお酒やお米など、いろいろなおいしいものを提供しているお店が多々あります。
今回はそうしたお店の中から、シメにピッタリなおいしいラーメンを提供しているお店をご紹介したいと思います。
お店の名前は「ラーメン浦咲」。
ラーメンメニュー
サイド、おつまみ、ドリンクメニュー
看板メニュー「焼あごラーメン塩」
こちらのお店の看板メニューはこの一杯です。
▲焼あごラーメン塩(880円)+三味叉焼トッピング(300円)
メチャクチャ深みあふれるスープです!
うまい!!
あっさりとしたスープには強い魚介系のうま味がギッシリと詰まっています。
かといって魚臭さなどはなく、また、いろいろな味が複雑に詰まりながらも、きれいにバランスが取れた味に仕上がっています。
そんな深みある味わいのスープを邪魔しない多加水細麺
追加トッピングのチャーシューは3種類がのっています。
バラ肉のロールチャーシュー
肩ロース
トントロ
それぞれ、しっかりと味が染み込みつつ、肉のうま味もしっかりと残り、部位ごとの食感と味の違いも楽しめます。
ワンタンも入っています。
お酒の後のシメのラーメンというと、あっさりサッパリなものをイメージされると思いますが、そうしたものとは明らかに一線を画す、こだわりの一杯となっています。
それでいて、お酒の後に食べてもサラっと食べられるというのが不思議です。
こだわりの一杯のおいしさの秘密とは!?
今回は、ラーメン通の舌を満足させつつ、シメにも最適という、二刀流的な「浦咲」の一杯のこだわりの秘密へと迫ってみました!
基本となるスープは、ゲンコツ、鶏がら、モミジ、豚足などから、厚みある動物系出汁を抽出します。
あっさり清湯スープというと、コトコトじっくりと炊き上げるイメージがありますが、こちらのお店では他店と比較しても、かなり強めの火力で煮だしています。
このまま沸騰状態を続けると、スープは白く濁り、油が全体に行き渡っていくのですが、そうなる手前のギリギリのタイミングで火力を落としています。
こうした手法は、こだわりのあっさりスープを出すお店で使われるやり方ではあるのですが、「浦咲」の場合はかなり大胆に炊き込んでいます。
仕込みを見ていて、まだ弱めないのかと、見ているこちらがヒヤヒヤとするほどでした。
この辺りの見極めは経験によるものなのでしょうね。
動物系をしっかりと炊き込み、火力を落としてから、カツオ厚削り節、干し貝柱、干しエビ、片口煮干し、香味野菜、フルーツなどを追加していきます。
こうした基本スープの他に、アゴ出汁を別取りで仕込みます。
「浦咲」では3種のアゴを使用しています。
その時々により、さまざまな産地のものの中から厳選し使用しているそうです。
複数の素材を使う理由としては、味に深みを持たせる以外に、ブレを防ぐためとのこと。
海産物は季節や状況などにより、出汁の出方が違ったりするので、一種類のみを使用していると、その影響をモロに受ける時があるのだとか。
そうした経験から、いろいろな仕入れルートから状態の良いものを厳選し使用しているそうです。
3種のアゴは、鶏系素材とともに煮込んでいます。
大抵、2種のスープを用いたWスープの場合、動物系スープと魚介スープといったようにハッキリと分ける事が多いのですが、こちらのお店では前述の基本スープは他のメニューにも用いており、その基本スープとブレンドした時に、最適なバランスとなるように、うま味の配分を調節しています。
また、このようにする事で湧き上がる鶏油に、アゴ風味を加える事も出来ます。
出来上がったアゴスープは、鮮度を保つために流水により急冷します。
そして、営業時は常に加熱するのではなく、提供分を手鍋で温めるスタイルをとる事で、スープの劣化を抑えています。
丼に油とたれを入れる店主
そして、そこに黄金の清湯スープを注ぎ入れます。
そこにゆであがった麺を投入
そうして出来上がる至極の一杯!
▲焼あごラーメン塩(880円)
新潟ならではの地酒も提供!
このように、こだわりの逸品を提供してくれている「浦咲」ですが、飲んだ後に訪れるシメとしてだけでなく、おいしいお酒も飲む事が出来ます。
新潟清酒飲みくらべ
新潟の地酒の数々
そうしたお酒とともに楽しめるおつまみメニューなども!
▲おつまみ盛り合わせ(450円)
日本酒だけでなく、ビールのおつまみとしてもピッタリです。
そして、おすすめサイドメニューがこちら!
▲チャむすび(210円)
チャーシュー入りのおむすびです。
ラーメンのサイドメニューとしてピッタリの一品ですが、お酒のおつまみ、シメの品としても最適です。
各種ラーメンメニュー
他にも、おいしいラーメン各種を提供しています。
▲焼あごラーメン醤油(880円)
▲南蛮海老ラーメン(850円)
こうした数々のこだわりメニューを提供してくれる、原田店主
前掛けに書かれた「金剛」とは、店主のご実家がかつて営んでこられた酒蔵の屋号とのこと。
「浦咲」は当初、夜営業のみのお店でしたが、「金剛」の何ちなみ「こんごう」という名で昼の二毛作営業をしています。
「こんごう」で提供している一杯がこちら!
▲焼あご鶏白湯ラーメン(880円)
アゴと鶏のうま味を存分に楽しめる一杯となっています。
ご実家の屋号をつけるほどの思いを持って作られた一品は、必食の価値ありかと!
昼夜ともにおいしいラーメンを提供し、ラーメン通の舌をうならせつつも、夜の新潟駅前でお酒を楽しめるといったように、いろんな楽しみ方が出来る「浦咲」。
新潟におこしの際は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
きっと、舌もお腹も、そして心も満たされるはずです。
お店情報
焼あご中華 浦咲 ※移転(旧店名:ラーメン浦咲 新潟駅前店)
住所:新潟市東区はなみずき2-10-25
※この記事は2017年6月の情報です。
※金額はすべて税込みです。