評判のお店がひしめく激戦区、新潟県小千谷市にある名店をご紹介致します。
場所は小千谷市総合産業会館「サンプラザ」の中となります。
ご紹介するお店はこちら。
「ラーメンつり吉 小千谷店」
こちらは、新潟県長岡市川口エリアにある老舗店「つり吉」の2号店となります。
「つり吉」の代名詞ともいえる一品「醤油ラーメン」をいただいてみたいと思います。
▲ラーメン(680円)
醤油ダレのうま味がハンパではありません!!
濃い醤油風味のスープの深みある味は、他ではなかなか味わえないレベルです。
そして、単に醤油のうま味だけでなく、それを下支えする動物系のうま味とのバランスも絶妙です。
麺は多加水の細麺を使用しています。(太麺にも変更可)
「醤油ラーメン」の変化版の一杯
「つり吉」といえば「醤油ラーメン」といえる程に、定番の知名度を誇る一杯ではありますが、今回は、その醤油の変化版の一杯の作り方を見学させてもらいました。
まずは、丼ぶりに醤油ダレを注ぎます。
そこにスープを注ぎ入れます。
通常のスープとタレ以外に、あるモノがプラスされます。
平ざるで麺の湯切り。
ダイナミックな湯切りは圧巻です。
そして出来上がり!
▲トーバンジャン(730円)
醤油スープに、トーバンジャンの辛味が加わった一品です。
適度な辛味が食欲を刺激してくれます!
深みある醤油ダレとトーバンジャンの組み合わせは最高ですね。
「つり吉」秘伝の醤油ダレとは?
「つり吉」の「醤油ラーメン」のおいしさのベースとなるのは醤油ダレです。
こちらの醤油ダレ、川口店で25年継ぎ足して使用してきた逸品となります。
基本的にはチャーシューを煮込んだチャーシューダレらしいのですが、チャーシューを引き上げた後に更に素材を追加し煮詰めているそうです。
そうした事もあり、醤油のうま味がギッチリと凝縮されているのですね。
その作業は、朝8時から仕込み始め、夕方6時位までかかるらしいのですが、その10時間だけでなく、その日の気温や湿度などに応じて、入念な湿度管理を行った上で寝かせて熟成させているそうです。
うま味たっぷりの醤油ダレを支えるのは、しっかりとしたボディ感ある動物系スープです。
ゲンコツ、鶏がらをメインに使用し、昆布、少量の魚介素材、各種香味野菜を使用しています。
香味野菜は時間差で投入しています。
▲(左)塩漬けメンマ、(右)水で戻したあとのメンマ
手間暇かけて作るメンマも自慢の逸品です。
塩蔵メンマを6日間かけて塩とアク抜きをし、6日目に水煮し、7日目に醤油で煮て味をつけているとのこと。
小千谷店限定「塩ラーメン」
「つり吉」では、小千谷店限定で「塩ラーメン」も提供しています。
塩ダレ。
「醤油ラーメン」では動物系油を使用していますが、「塩ラーメン」では海老香味油を使っています。
丼ぶりにスープを注ぎ……
出来上がり!
▲しおラーメン(730円)
海老の香りが漂います。
動物系のベースに、海老油の風味がいきたスープです。
醤油ダレの元となるチャーシューも必食の価値ある一品です。
昔ながらの雰囲気漂う「醤油ラーメン」に対し、今風のテイストがプラスされた「塩ラーメン」となっています。
「つり吉」自慢のメンマをトッピングしたバージョンもおすすめです!
▲しおラーメン(730円)+メンマ増し(100円)
この他にも、みそラーメン、みそトーバンなどもあり、また、定番の「醤油ラーメン」は白醤油ダレバージョンもあったりと、何度行っても楽しめるメニュー構成となっています。
「つり吉」の歴史が詰まった「醤油ラーメン」、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
お店情報
ラーメンつり吉 小千谷店
住所:新潟県小千谷市城内1-8-25 サンプラザ1F
電話番号:0258-89-7136
営業時間:11:00~22:00(LO 21:30)
定休日:水曜日 (祝日の場合は翌日休業)
※この記事は2017年7月の情報です。
※金額はすべて税込です。