こんにちは、料理研究家のYuu*です。
ごはんのおかずからおつまみまで鉄板メニューの「から揚げ」。今日はそのから揚げを、油で揚げずにサクサクジューシーに仕上げるレシピをご紹介します。通常のから揚げよりヘルシーで、後かたづけもすごくラクですよ!
さらに今回は、レシピを試作しながら「油の量でから揚げのおいしさは変わるのか?」という実験にも挑戦してみました。その結果は最後にご紹介しますね。
Yuu*の「揚げないから揚げ」
【材料】(2人分)
- 鶏もも肉 1枚(300g)
- 卵 1個
- 薄力粉、片栗粉 各大さじ5
- サラダ油 大さじ3~5
- ごま油 大さじ1/2
(A)
- 酒 大さじ2
- 醤油 大さじ1と1/2
- ごま油 小さじ2
- 生姜チューブ、にんにくチューブ 各1〜2cm
作り方
1. 鶏もも肉は一口大にカットし、(A)と共にポリ袋に入れ、よくもみ込む。そのまま20分ほど置いておく。(時間があれば、半日~ひと晩おくとGOOD!)
2. 1に薄力粉を入れてよくもみ込む。粉っぽさがなくなったら、卵を加えてさらによくもみ込む。
3. 2を袋から出し、余分な水気を切って、皿やバットなどにのせて片栗粉をまぶす。
4. フライパンにサラダ油大さじ1を広げ、火をつけないまま3を皮面を下にして並べる。残りのサラダ油を回しかけてから中火にかける。そのまま3分ほど、じっくり焼く。
※衣が固まるまではもも肉には触らないようにしてください!
5. 衣が固まってきたら裏返し、さらに2分ほど焼く。
6. 全体の衣が固まったら、仕上げにごま油をまわし入れ、火を強める。焼き色がつき、衣がカラッとなったら、ペーパータオルの上に取り出し、余分な油を切る。
油の量でから揚げのおいしさは……
さて、から揚げがサクサクに仕上がったところで、気になる「油の量でから揚げのおいしさは変わるのか?」のお話。
まず、上の2枚の写真を見てください。左側の3個が大さじ5の油で焼いたもの、右側の3個は今回ご紹介した大さじ3の油を使ったものです。 見た目はほぼ変わらず、切った断面もどちらも見分けがつきません。一口食べた時のサクサク感は大さじ5のほうが少し強く感じられましたが、大さじ3でもから揚げとしては文句なし。ちなみにジューシーさはどちらも全く違いがないので、よりサクサクに仕上げたい人は「油は大さじ5」でお試しくださいね。
ちなみに、少しでも手間を省くために作り方3で片栗粉をポリ袋に入れてもみ込んでもみましたが、この方法で作ると、少ししっとりとしたピカタ風のからあげになりました。今回のように少ない油で作るときは、バットなどでまぶすほうがよりサクッと仕上がるようです!
※この記事は2017年7月の情報です。